第29話 アイディア
ラノベはもちろんの事、エンタメ系の作品を書いている人にとっては『アイディア』はとても重要視しているものではないでしょうか。
時にはそのアイディアが出ないために、作品作りが進まないなんて事もあるかもしれない。
けれど私は良く思うのです。
アイディアって、インプットが多ければ出やすいなと。
つまり、アイディアが出ない人はインプットを多くすれば良いと思うのです。
本を読む、映画を見る、そして色々な体験をする。
じっと机にかじりついていたって、アイディアは出ません。
普段、インプットをたくさんしている人はアイディアにはあまり困らないのではないでしょうか?
私の書く話が面白いか、面白くないかは別にして、私はアイディアならば色々と出るのです。
それはインプットをまぁまぁしているから。
昔からネタはいくつも書きためています。
日本の魔女物語
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887542414
で書いた『髪が香る種族』や
勇者さまはテレビショッピングがお好き
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883319352
で書いた『女性はオフショルダーの服を着る種族』などは
元々かなり昔から書き溜めていたアイディアの中で、私が作っていた一人のキャラクターの特性でした。
日本の魔女物語を書くときに、そして勇者さまはテレビショッピングがお好きを書くときに、私のアイディアの引き出しからその二つを離して使うことにしました。
別にこの二つのアイディアが凄いわけではないですが、一人のキャラクターとして温めたまま、ずっと上手く作品にまとめられずに日の目を見ないならば、一部として他のキャラクターで使ってしまう方が、自分の考えたアイディアの感覚も見れるなと思いました。
アイディアは温存し過ぎて、眠らせ熟成するより小ネタとしてでも使ってみる方が、そのアイディアがどんな感じで映えるのか客観視しやすいです。
ここで最初の「アイディアはインプットをすればたくさん出る」に戻ります。
アイディアが出なくて悩んだり大変だと思うから、ネタを温存してしまうのもあるのではないでしょうか。
けれどアイディアを考えることが、さほど大変でなかったら出し惜しみなく使えると思うのです。
別にまた他の作品で流用してもいいわけですしね。
「ああ、あのアイディアは自分としては、とても良いと思っているからとっておきの時のためにとっておこう」
と思うのも構いませんが、それをし過ぎて、ずっとどの作品でも使わずいたら、そのアイディアはいつまで経っても使われず、アイディアなんて無いのと変わらなくなってしまいます。
というわけで、そうやってどんどんアイディアを使っていけるためにも普段からのインプットの習慣は、アウトプット4:インプット6ぐらいの感じに必要なんじゃないかなと思うのです。
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