第28話 読書はビジネス書より小説
これは全くの私的意見なのだけど、ビジネス書より小説の方がはるかにためになるというか自分自身に得るものがあると感じています。
というか、ビジネス書ってすでに知っていることや「で?」と思うことばかり書かれているように感じません?
一応、ベストセラーになったビジネス書はある程度読んだり軽く目を通したりしているけれど「おお!これは」というものに出会った事がない。
でも懲りずに読んじゃうんですよね。
ビジネス書も一応目を通しておかないと知識や時代に遅れるような気がして。
けれど実際読んでみると、小説はそんなビジネス書たちよりもずっと心を揺さぶり知識も与えてくれ考えさせられたり、名言のようなものを得ることだってあるんです。
自分を高めようと思ってビジネス書や自己啓発本を読むより、小説に出てくる人物の生き様や言動に励まされたり前向きな力をもらうことだってあります。
マンガやアニメなんかでは、それを感じたことのある人、多いんじゃないでしょうか。
小説もそういう作品いっぱいありますよね。
私たち小説を書く者たちは、そうやって読んでくれた人にビジネス書以上の『何か』を感じてもらえるかもしれない作品を書いていきたいと思いませんか?
名言とまでいかなくていいんです。
もっと簡単に単純に、読んでくれた人が『楽しい』と感じて少しでも笑顔で前に進めたのとしたら作家冥利につきますよね。
もしかしたら、なのですが、私が多くのビジネス書を読んでも感銘を受けずに「で?」と思ってしまうのは、もうすでに今まで読んできた小説で得てきた言葉や教訓で、とっくに自分の中で昇華されていた、知っていることだったからではないかと思いました。
ビジネス書が売れ、それを読んで何かを得た人たちは、それよりも前に多くのことを教えてくれる小説にあまり触れてこなかったから、ビジネス書に感銘できたのかもしれません。
自分を高めるために、勉強のためにビジネス書を読む人も多いかもしれませんが、実はそれよりも小説にも得るものが多いというのを今回書いてみました。
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