第14話 ファンタジーが読みたい

 私にとってのファンタジー小説とは『耳をすませば』で雫が図書館に借りに行っていたような本だ。


 実際にある本としては『ハリーポッター』とか上橋菜穂子さんの小説とかだ。

 児童書の延長のファンタジーなのだと思う。

 あと、ファンタジーと少し違うかもしれないが貴志祐介さんの『新世界より』も私としては上の部類だ。


 ライトノベルでのファンタジーは少しだけ違う種類に感じている。

 そちらはそちらで、ひかわ玲子さんの『ジーラ&エフェラシリーズ』とか時雨沢恵一さんの『キノの旅』とか好きだ。


 だけど私が「ファンタジーが読みたい!」と思った時は上の児童書系なのだ。


 カクヨムでファンタジーを探そうと思うと、当たり前だが圧倒的にラノベ系統だ。

 私は異世界転生も嫌いじゃないので読むが、「うーん、今求めてるのはこっちじゃなんだな」と思う事がある。


 たまに自主企画で重厚なファンタジーを募集する企画を見つけて読みに行ってみるも、ラノベ系ばかり。


 別に嫌いじゃないんだよ。

 けど『今求めてるものはそれじゃない』と思ってしまうんだよね。


 それと重厚なファンタジーは見せ方が難しいからだろうか、どうも作者に置いてけぼりにされる作品が多い。


 異世界転生物は、主人公と一緒に世界観を知っていけるから入り込みやすいけど、転生や転移でないものは読者に世界観を伝えるのが難しいので、登場人物たちは分かっていても読者は、何のこっちゃとなりやすい。


 よほど構成力や見せ方の上手い作者さんなら、そのファンタジー世界を読者にもイメージしやすく書いてくれてるのだけど、そうそうはそういう作品に出会えない。


 何かオススメのファンタジー小説があったらカクヨムでも一般の本でも教えてください。

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