第10話 キャラはデフォルメされてるものほど理由を

 私は女ですがBL系は分かりません。

 ですが男性が思う「萌え」は分かります。


 アニメなどでは無表情キャラや天才キャラに萌える事が多いです。

 そして少し妹萌えです。

「はがない」の小鳩ちゃんから「あんちゃん」と呼ばれたら萌えまくります。

 おばさんですが。


 自分も身長142センチのチビで、童顔(デブなのでシワがあまりないので)ですが趣向としては結構ロリコンです。


 でもだからでしょうか、小説でそういうキャラが出てくると見方が厳しいです(笑)


 一般文芸ならばいいのですが、ラノベ系だとキャラをデフォルメするので、そのデフォルメされた部分を厳しく見てしまうのです。


 テンプレ的ストーリー展開は問題なく読めるのですが、キャラがテンプレ化し過ぎていると物語から少し距離を置いて白けながら読んでしまいます。


 それだけやっぱりラノベ系はキャラも大切という事なんだと思います。

 ストーリーが良くても、キャラが作品を壊してしまう事もあります。


 私が好きな妹系で言うと、お兄ちゃんが好きだったりツンデレだったりはいいのですが、その理由や背景が薄かったり説明が無いと、よくある他の作品の真似をしているだけに感じてしまいます。


 ラブコメだからという理由で、重い背景を書かない、書けないというお考えの作者さんもいるかもしれません。


 ですがちょっとでもいいのです、チラっと見えたお兄ちゃんが好きな理由に安心して萌えつつ読み進められるのです。


 特に、主人公がチャランポランではなく、ごく普通っぽい人物であるならば、現実社会では一般的では無い「お兄ちゃんが好き過ぎる」の理由は無いと話に締まりも無くなるし作品のレベルも下がってしまうのように感じるのです。



 というわけで今回は、おばちゃんのくせに妹萌えの立場から私の考えを書いてみました。


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