第4話 一話は短い方がいい

 皆さん、色々な考えがあると思いますが私が最近、よく思うのは『カクヨムでの一話は短い方がいい』という事です。


 短過ぎるのもイマイチですが、一話が三千文字以上あると長過ぎると思います。

 私的感覚では千文字から二千文字ぐらいまでが丁度良いと感じています。


 私は基本、読む時はスマホかiPadで読みます。

 iPadの時は自宅の時が多いので多少、時間の制限なく読めますが。スマホの時は移動中だったり休憩中だったりと、ちょっとした空き時間のため長く時間が取れない事もあります。


 そういった場合に、一話が長い作品だと読みきれないかもしれないと思うと後回しにします。

 そのまま積ん読のようにして、忘れてしまい何ヶ月も……なんて事もあります。


 そんな事では作者さんにも申し訳ない、だからと言って長いと読み始めにくいのです。


 紙の本では慣れているからか、頭に入りやすいからか、それなりのスピードで読みます。

 ですがウェブ上の文章は、紙の本を読む時よりもどうしてもスピードが落ちるのです。

 その上、こういったカクヨムのような一般の方が一生懸命書いている文章は斜め読みはしたくないし、世界観に入るためにも出来るだけじっくり読みたいタイプなので、やはり読む速度は遅くなりがちです。


 となると空き時間に気軽に、サッとという感じには一話が長い作品は読めないのです。


 作者さんとしては、内容的に『ここまでが区切りのいい話だから』と一話分がどうしても長くなってしまっている作品もあるかもしれません。


 ですがそういった作品でも、カクヨムには章ごとに別けられるシステムもあるので一話の一とか前編とかして細かくした方が、読んでくれる人を増やしやすいと思うのです。


 長いからって斜め読みされては嬉しく無いですよね?


 短めだったり、程よい長さならば、ちょっとお試しに読んでみようと思った読者さんにも、とっつきやすくちゃんと一字一句を読んでもらいやすいです。


 電子書籍は一ページごとに自動でしおりがつくので一話分、一章ごとが長くても問題ありません。

 カクヨムも一画面ごとに一ページとして自動のしおりがつくシステムならば、一話が長くてもいいと思うのですが一話ごとにしか、しおりがつかないのでやはり一話の長さを短くしないと読む人を選んでしまうと思います。

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