大臣さん、最後まで読ませていただきました。ぼくの想像よりも、完結まで時間がかかりました。正直もっとさくっと終わるかと思っていたのですが、紆余曲折あったみたいですね。
感想としては、冒頭で明かされる衝撃的な事実から、そこへ至る経緯、そしてサスペンス調への変転、さらに意外な方向へ走る物語と、その場その場で意表を突く展開は飽きることなく、楽しめました。異能や超能力に頼らず、有り得るか有り得ないかギリギリの線の物語を作れたことは、誇れることではないでしょうか。
ただ一方で、小説全体として一本筋が通っていたかというと、そこが最大の弱点ではないでしょうか。
まるで、上半身、中半身、下半身で別の生き物であるかのような、キメラ的な雰囲気の違いがあります。ただし、その一方で全編に流れる主題自体にブレはないのはさすが。是とするか、非とするか、ここは意見の分かれるところであるかと。
ともあれ、もしくは、だからこそ、きちんと完結できたことは、凄いと思います。
作者からの返信
最後までありがとうございました。
ギリギリのラインを突きに行った作品と見てくれた点は本当に感謝しかありません。これはあり得るのか、あり得ないのかというのを必死に考えた結果でしたので、でも最後になればなるほど偶然に頼りきりで少しそこは課題点でした。
この小説の最大の弱点もまさにその通りで、読み直した自分も「これはなあ」と思う雰囲気の変わり方でしたので、指摘されても当然です。自分的にはそこは統一したかったのですが、視点の変更などを行なっているので、今の自分の技量では、これが精一杯でした。
でもこちらが一番最初に載せたかったメッセージは伝わっていたみたいでよかったです。
本当に最後までありがとうございました。
読み終えました。
第一幕と第二幕以降でやや雰囲気が異なるところにやや戸惑いましたが、一気にすらすら読める文章は相変わらずで、ストレスなく読み通せました。
浅井くんの老成しているようでやっぱり若いところがいいですね。あとは、星川さんたちのグループがどうして出来上がったのかとか、そこら辺も知りたくなってしまいました。とはいえそこまで書き出すと蛇足になってしまうかもしれませんから、難しいですね。
難しいテーマで、スッキリとした結果というわけでもないのに、納得できるのは凄いと思います。素敵なお話を読ませて頂きましてありがとうございました
作者からの返信
最後までありがとうございました。一幕と二幕はかなり時期が離れた時に書いたので少し変わってるのかもしれません。
星川のグループのお話は一応はほのめかす程度に書いています。いい塩梅でしたか?
最後に納得してくださってありがとうございます。ラストは本当に考えものでした。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
どきゅんと胸に来る最高のラストでした!
作者からの返信
コメントありがとうございます。最後までありがとうございました。
ラストか最高と言ってくださり嬉しいです。
またよろしくお願いします!