Bonus track【設定資料 ※ネタバレ注意】
「にゃめんなよ!-若虎の嬢-」(登場人物・設定)
◆舞台設定:霧前市 桜坂高校「大正ぴかれすく浪漫 ―ねんねこ・ねころんど-(仮称)」から100年後の話。
霧前市公立桜坂高校。駅周辺から徒歩十分で来ることが出来る中クラスの学力高校だ。学費もそこそこ安く、何より立地条件がいいのが特徴。そして、春になると満開の桜街道を眺めることが出来る。それが人気の一つでもある。
胸元に付いている校章のバッジ。桜の花弁の色が赤、青、黄色で色分けされていて、今学期二年生は青色になっている。
※作品動物:猫(トラジマ)
◆第一部~第二部
□人物紹介①
●龍崎 京介(りゅうざき きょうすけ・17歳):主人公
霧前市桜坂高校二年生。身長はやや高め、筋肉質で金髪のメッシュ(黒と金の縞々)。釣り目のいかつい顔をしているが、根は優しく、臆病な所がある。見かけに寄らず、猫が好きで、挿入部「ねんねこ・ねころんど」では「吾輩は猫である」に号泣したり、オカマに迫られて泣きそうになったりと、感情の起伏の激しい激情家。姉の巴に家事を任されているせいか、とてもお茶くみが得意なようである。
実家は古本屋である。
・愛称:「京介」(ひの)、「龍崎」(クラスメイトから)、「りゅうちゃん」(オカマ達から第二部四章)
・髪色&髪型:アッシュグレイ(薄灰色)と金(ブロンズ)のセミロング(メッシュ)。ウルフヘアー。
・性格:号泣し、激怒もする熱い性格。
・体格:やや長身。中肉中背。
・好きなもの:肉料理、猫
・嫌いなもの:巴(姉)、ひの、虫
・趣味:実は読書が好き。そしてレコード収集も嗜んでいる。
・吸っているタバコ:あおば5㎎
●浅葱 ひの(あさぎ ひの・17歳):ヒロイン
楼雀組(ろうざくぐみ)14代目候補。京介のクラスメイト。お家柄の為、自分が普通に生きていこうか、それとも襲名しようか悩み中。顔立ちはマロ眉、身長が低く童顔。そして、お気に入りの牡丹のコサージュを付けている。愛らしい一面と熱血な一面を持ち合わせ、これと決めたことは決して曲げない性格。母が苦手であり、父を心配していて、兄を尊敬し、慕っている。
・愛称:「ひのっち」(友人、ゆうこから。)、「柴チビ、犬顔」(京介が馬鹿にしたとき。)
「若虎の嬢」(楼雀組の中で。)、「浅葱」(クラスメイトから)、「ひの」(兄、京介から。)
・髪色&髪型:栗色(こげ茶)、牡丹のコサージュをしている。
※アクセサリーモチーフ:牡丹のコサージュ(気高さ、華やかさ)
・性格:ツンデレ、支配欲が強く、劣等感が強い。思い立ったら行動派。
・体格:低身長、童顔。
・好きなもの:焼き鮭、玉露、犬、兄、大沼 十和子(体育教師)
・嫌いなもの:母、猫
・趣味:人間観察(双眼鏡で人を見ている。また、研究するのが好き。)
・特技:薙刀が上手く、デッキブラシやホウキで闘うことが出来る。
・誕生月は冬であり、「若虎の嬢」の所以は「虎の子」から。
〈家族〉
●龍崎 巴(りゅうざき ともえ・25歳)
・容姿:ライダースーツ、長髪の赤髪、昔はもっと派手だったようだ。
・性格:褒め2割、叱り8割の辛口。弟のことを実は一番愛している。
・時代背景:5年ほど「赤蜥蜴(あかとかげ)」を占めていた時代があったが、就職を機に引退。更生し、これでも真面目な道に歩もうとしているようだ。
・好きなもの:実はジャニーズが好きである。隠れオタクで、こっそり京介に雑誌を買わせている。
・乗っているバイク:赤と黒の1000ccスポーツバイク(モデルはスズキ GSX-S1000F)
・必殺技:
龍崎零式「ドラゴンクロー」
→アイアンクロー。こめかみを右手で持ち上げ、持ち前の強力な握力で締め付ける技。
龍崎弐式「虎の羽交い絞め」
→キャメルクラッチ。相手の背中にまたがり、相手の顎を両手で持って後頭部側に締め上げる技。
●浅葱 大吾(あさぎ だいご)
楼雀組13代目。名前は明かされていないが、大吾と言う名である。筋肉質で剛腕。破天荒でお酒好き。世界各国に勢力を広げて飛び回っている。スペインとはよく取引関係にあるらしく、情熱的なお国柄に馬が合うらしい。帰るのは年に三回あればいい方で、殆どの事を妻に任せている。
・容姿:筋肉太りであり、刀傷や銃創がところどころにある。髪は角刈りの黒。
・性格:豪胆でおおらか、破天荒。
・好きなもの:日本酒、いも焼酎、羊羹など。最近ではヨーロッパに行く事が多くなり、ドイツビールとウインナーが好きになりつつある。
・年齢:55歳前後(年齢設定は明かさない。咲の20歳上。)
●浅葱 咲(あさぎ さき)
大吾の右腕であり、「女狐」と幹部たちからは呼ばれている。やや狡賢そうな顔立ち、清涼な和風美人。黒地に白狐の着物が映える。若くして宗一を産み、十九歳に大吾と籍を入れた。顔立ちに似合わず、度量と二枚舌を持ち合わせる恐ろしい女性。若くして極道の妻になった所以も彼女の度量から来ている。
・容姿:細い流し目。キセルを持っている。着物は黒地を好み、かんざしで髪を結っている。
・好きなもの:旦那様、スッポン、日本酒、将棋
・性格:頭脳明晰、時々冷酷。
・年齢:30代後半(年齢不詳と言う設定。大吾の20歳下。)
※イメージ画像
「映画・『極道の妻』他」
●浅葱 宗一(あさぎ そういち・18歳)
咲の血筋を濃く引く、美形男子。筋力が弱く、色白だが冷静さと度量の強さを持ち合わせている。楼雀組は今のところ襲名せず、高校を休学し、海外で細々と生活している。身が落ち着き、物語の終盤に学校を卒業するためにモナコから帰国した。未成年だが、父から酒を飲まされて悪い飲酒癖が付いている。自棄になるとお酒を煽る癖があるようだ。
因みに賭博がとても得意で、八歳の時に行った丁半にて、父大吾に才能を見抜かれた。交友関係はひのと比べると偏りがなく博愛主義。成績もかなりの上位に入り、休学した学校に登校しても忘れられることが無い。
・容姿:薄弱な白い肌と痩せ形体系。流し目は母譲り。
・好きなもの:地中海沿岸の料理(パスタ等)、柑橘系の果物。
・嫌いなもの:父、賭博(実はあまり好きではない)
・性格:慎重でありながら、臆病さと大胆さを兼ねる。
・愛称「そーにぃ」(ひの)、「そうちゃん」(美鈴)
〈親戚筋〉
※免許取得年齢18歳に合わせて設定してあります。
●暮崎 美鈴(くれさき みすず・18歳)
大吾の兄の子に当たり、宗一、ひのとはいとこ関係にある。物語の終盤で、楼雀組をひのが継承するかを迷うシーンがあり、血縁関係上、暮崎家の血筋のものに譲り渡したようだ。京介の姉、巴とは会って居なかったようだが、黒蝶(こくちょう)と称する暴走族を、現在総長になって関西圏で広げている。赤蜥蜴(あかとかげ)と黒蝶は、何度か勢力争いをしていたようだ。
咲と比べ、容姿は劣るがそれでも美形であり、和装で身を固めている。宗一からは慕われているが、恋愛関係はない。
・容姿:穏やかな容姿。着物の基調は赤や白。髪色は黒。
・性格;穏やかでおっとりとしている。ワンテンポ遅い印象を受けるが、ひのと同じく決断したら、頑なに意志を貫く。
・好きなもの:和菓子、おばんざい、京介(一目惚れ)
・嫌いなもの:?
・乗っているバイク:
青と黒の1000ccスポーツバイク(モデルはカワサキNinja 1000 ABS)
□相関図
※四つともwordのチャート資料です。
こちらに載せられませんでした。
〈龍崎家 家系図〉
〈浅葱家・暮崎家 家系図〉
〈楼雀組 相関図〉
〈楼雀組&暴走族 相関図〉
□人物紹介②
〈主要人物〉
●東上 正宗(とうじょう まさむね・19歳):第一部一章、第三部(仮)
桜坂高校を卒業できなかった、ヤンキー。留年が原因でコンプレックスに陥っている。八つ当たりをするような生き方だが、京介にボロボロに負かされた為、恐怖心に捕らわれているようだ。
●桐原 友子(きりはら ゆうこ・17歳):第一部三章~
愛称「ともちゃん」。熱血的なひのの弁舌を華麗に受け流す、ある意味怖いもの知らずな女の子。体育が苦手だが、勉強は得意でお菓子作りもそこそこできる。同性の友人が少ないひのにとっては数少ない、心赦せる存在でもある。
●大沼十和子(おおぬま とわこ・20代前半):第一部三章~
熱血体育教師。昭和に出て来るような流行らないスポ根教師。絶賛婚活中であるが、敗退記録を重ねている。生徒と真っ向からぶつかり合い、時代背景に関わらず、時に生徒を張り倒し、校正までする骨の髄まで熱血教師。※因みに別作品にも登場する「Animal heat of heart!!」
●橘 リツカ(たちばな りつか・18歳)
一人称は「アタイ」。巴を慕う黒蝶幹部。カリスマ性があるらしく、バイクは巴から教えてもらった。
甘いものが好きで、ミーハーな性格でもある。乗っているバイクは黒。(モデルはスズキ カタナGSX750S)
●オカマ(けいちゃん、エツコ他):第二部四章、挿入章、第三部
京介が書店に買い物に行ったとき、連行されてしまった方々。初めに会った印象はお互い最悪なものであったが、仲間想いな性格と料理の腕前。そして、ひののいい躾け役になってくれる。彼女が女性らしさを磨いた唯一の人物達であろう。
第三部の主要キャラ。詳細は第三部設定にて。
●桐沢 豪(きりさわ ごう):第二部四章~
一人称:「オデ」 口調:寡黙
●柳川 悦(やなぎかわ えつ):第二部四章~
一人称「おれっち」 口調:けしかけるような高テンション。饒舌多弁。
森城町の男子高校の生徒。日焼けした浅黒い肌が特徴で、見た目は桐沢がゴリラ。柳川がチンパンジーみたいな顔をしている。巴と咲の恨みを買い、楼雀組に引き抜かれた。
◆第三部
「外伝章:ねんねこ・ねころんど」
●四五文(シゴフミ):外伝作品(仮)「大正ぴかれすく浪漫 (仮称)」から
『吾輩は猫である』がモデルの黒猫。語尾が「……デシ」の105歳に※1なる猫又。人語を喋れる。伴侶三毛猫の「桃縞 姫子(ももじま ひめこ)」と言う天邪鬼な猫又。「ねころんど」の終盤で飼い主を看取った後に会い、共に余生を静かに過ごすことを決めた。
「猫又化する前の彼の背景」
時代は大正。猫と人間がそこまで進歩していなかった時代の事。
彼は人間年齢幾許(いくばく)も行かない若ネコ。四五文(シゴフミ)ってのが初代飼い主からの呼ばれ名。
突拍子もなく閃くアイデアがトンデモナイ。しかもそのアイデアが、二束三文の値も付けられない謂(いわ)れから。飼い猫だが名前は付けられておらず、結局主人から、「オイ」とか「こら」とか「お前」とか。
その後、閃いた飼い主から「モノ」扱いされると言う意味合いで四五文(シゴフミ)となった。
尻尾の毛が常に逆立っており、人間で言う寝ぐせのような癖がある。
※初代の飼い主は唯我 日榮(ゆいが にちえい)と言う名前らしいが、第一次世界で戦没している。親族は「蒼白の月夜Side-A-」に出てくる?
参考URL「子猫の部屋・日本における猫」
http://www.konekono-heya.com/history/japanese_cat.html
・性格:のんびり
・容姿 黒猫、斑尾(猫又になってから尾が二つに分かれた)、尾の先の毛が逆立っている。
・好きなもの:甘納豆、ナツメグ(匂いが好き) 、縁側の雨の匂い。
・嫌いなもの:ネズミ(彼曰く、「真夜中に爛々と光る目に殺されし……」)
・口癖:「~デシ」
・一人称:「吾輩」
・(猫界の)座右の銘:「人間は八十年生きると言うが、老い先長くても仕方ない。あるべき友とあるべき死を。……デシ。」
●桃縞姫子(ひめじま ももこ)
生き別れた四五文と80年ぶりに再会した美しい猫又。性格は難があり、天邪鬼である。おいて猫又になり、その美しさにさらに磨きがかかった。余生を四五文と過ごすと決め、静かに去って行った。
「猫又化する前の彼女の背景」(語り草:四五文)
由緒正しき桃源郷の出身ではないかとネコの間では囁かれる恐ろしく美人な三毛猫。齢は不明だが、恐ろしいほどの物腰の低さから「似非撫子」とも呼ばれる。
四五文と両肩並べてみるとあからさまに陰陽関係。真逆対象。天と地が引っくり返るんじゃないかってくらい釣り合わないが、天邪鬼な彼女からすればペケ猫な四五文にも「取ってつけたような」カッコ良さがあるとかないとか。
本音を晒す事のない習性であるが故に、物事は正直に言った事が有らず、かと言ってツンデレイズムを通している訳でもない。言わば、人間界で言う手癖の悪い女か。
※初代飼い主はロザリーと言う名前らしい。詳細は不明。
・愛称:「似非撫子(えせなでこ)」
・性格:天邪鬼(あまのじゃく)※2 、自由気まま。
・口癖:「……なんですわね。」
謙譲語や、嫌みたっぷりに天の邪鬼を通してみたり。
・(猫界の)座右の銘:「天探女(あまのさぐめ)として世に生を受けたら、天邪鬼として生きとおす。」
・容姿:釣り目、毛並み良好、三毛
※脚注1:猫の最高齢のギネス記録は30歳。
※脚注2:天邪鬼とは以下の文章↓
~~天邪鬼の会話例~~
「今日って晴れなんじゃないの?」「え?あの子なんで、雨も降らないのに傘さしているのかしら?」
「ねー、なんで雨降って無いのに傘さしてるの?」「分からないの?今雨降ってるじゃん。」
……で、雨が降る。
「あ、雨が止んだから傘畳まなきゃ。」
嫌味なように傘を差さず、嫌味なように傘を畳んで濡れる。雨が降ろうと、風が吹こうと、わざと別の行動を取り、我儘だったとしても、敢えてひねくれる。
~~~~~
●浅川 文生(あさがわ ふみお・85歳)
「~タイ焼き活劇~ 餡子と粒男の恋物語」の著者。ドラマ作家であるが、若干狙いすぎてウケない作品も数多く存在する。六十代で隠居生活になったとき、四五文を家に迎えて生活していたが、息子と嫁の争いによって老人ホームに送られる。その後、四五文と再会した時、膵臓の末期がんで病床で意識が朦朧としていた。
かつてはペンを持つ気鋭の作家だったが、ペンを持つことが出来ない姿に、「コゼットとマリユスに看取られるジャン・ヴァルジャンの晩年の姿」を重ねることが出来る。
生まれは森城町。桐沢達の出身の町であるが、「タイ焼き活劇」の舞台が霧前市である。その為、市立図書館に原作が寄贈されている。
※息子:浅川 武生 父の小説を霧前市図書館に寄贈した方である。推定50代。
『ねころんど章 完結時の感謝文。』
(2017年9月20日)
今までの自分は泣き所を書く時に心が苦しくなり、早く逃げ出したい気持ちでいたけれど、しっかり受け止めて、丁寧に書きなおすことができた。
改めてキャパを引き上げてもらった事にびっくりした。
ウェブに載せたりする前に、完結を急ぐ前に。ひとつひとつ丁寧に。愛を込めて作る必要があるのではないだろうか。
~第三部・本編へ~
物語は佳境に入り、ひのが「女性らしさ」を身につけていく大切なシーン。物語は絡み合い、それぞれに生き方が分かれていく。
□オカマバー「花園」
●オカマ・ボス(源氏名:いちご):挿入章~
オカマバーを統率するボス。ひのと個人的な「筋肉美形ブロマイド」を取引している、楼雀組のパイプ。霧前市には15年住んでおり、かなりの情報を持っている。また、京介とひのの関係を一番心配してくれ、祝福してくれたひとり。
●源氏名:エツコ(本名:山根 徹)
●源氏名:ケイコ(本名:岩代 哲夫・愛称:けいちゃん)
第二部で京介に女装をさせようとした、熱狂的京介ファン。楼雀組になびかなかったのは、彼の根の強さ、性格の優しさを見抜いているかららしい。ひのに女性としての生き方指導をしてくれた。
□第三部の見せ所「おいちょかぶ」
ひのは京介との交際を賭け、美鈴に「おいちょかぶ」での勝負を挑む。親は宗一が行った。
「ねぇ、そーにぃ。今から言う事を聞いて欲しいの。明日の夜、組員立会いのもと、花札『おいちょかぶ』でみーさんと勝負するの。その親役をやって欲しい」
凛とした目つきでひのは宗一と美鈴を見た。
「ひの、何で私と勝負をしたいの?賭けるものが無いじゃないの」
不思議に思う美鈴。そして、ひのは宗一に一旦離れさせると、恥じらいつつも意を決して話し始めた。
「私は京介が好き。一緒にいて楽しいの。でも、みーさんが京介の事好きなのも知ってる。譲って欲しいなんてこれっぽっちも思ってない。だから、今度告白する前に蹴りをつけたいの」
「そんな賭け事で……」
人の気持ちはどうこう出来るものではないと言いかけたが、美鈴も改めて分かった。お互いに真剣な事を。そして、少し間を置いて美鈴は言った。
「……分かりました。受けましょう。明日の夜、私は楼雀組に行きます」
●おいちょかぶのルール
・使うものはトランプや花札であり、合計数を出して9(カブ)に近い者が勝ちと言うブラックジャックのようなゲームです。
役は以下の呼び名があり、9に近ければ勝ちです。3以下は追加で引き、7は強制的に終了です。
10以上を超える場合は下の桁で勝負します。
【例】
1月(ピン)+5月(ゴケ)=6(ロッポウ)
10月(ブタ)+2月(ニゾウ)=2(ニゾウ)
※1月(ピン)+2月(ニゾウ)=3(サンタ)→もう一度強制引き。
※3月(サンタ)+4月(ヨツヤ)=(シチケン)→強制終了。
1 ピン 6ロッポウ
2ニゾウ 7シチケン
3サンタ 8オイチョ
4ヨツヤ 9カブ
5ゴケ 10ブタ
①場に親(ディーラー)が札を切って四枚配ります。
②そして、勝ちそうな札に掛け金を置き、一枚ずつ札を引いていきます。
③3若しくは、7が無い場合以外は、続行若しくは、勝負する選択ができます。
④全ての札を引き終えたのち、親が札を二枚引いて勝負します。
⑤最終的に9に近かった方が勝ちになります。
〈生徒会選挙 候補者〉
●東上 敦(とうじょう あつし)
東上 正宗の弟。出来の悪い兄貴にコンプレックスを持ち、不良だらけの学校に嫌気がさしている。文武両道であり、冷静な性格。そして借りを作らない。ひののクラス違い。
●佐川 みやび(さがわ みやび)
女性立候補者。同じく成績優秀でひののクラス違い。完璧主義者で、情に篤(あつ)く、不良は愛情によって校正すると思っている。
□各部・章解説、編集履歴
●第一部(ページ数p21・単語数20,570字・編集時間200分)
:第一章「八年前から」
:第二章「渇望的人望」
:第三章「愛玩動物と私」
●第二部(ページ数p27・単語数25,806字・編集時間309分)
:第一章「京介と怖いお姉さん」
:第二章「父と娘の茶番劇」
:第三章「兄、生まれ故郷に踏み込む」
:第四章「度重なる不幸。少年よ、強く生きろ」
●外伝部(ページ数p12・単語数11,571字・編集時間37分)
:外伝章「ねんねこ・ねころんど」
●第三部(ページ数p19・単語数16,956字・編集時間528分)
※追加文作成10月01日
:第一章「女子力のすゝめ」
:第二章「大吾の後継者・帳の勝負!」
:第三章「交際と未来の行く末」
〈合計〉
トータルページ数:p78(設定:余白狭い)
トータル編集時間:1074分(≒17.9時間)
単語数:74,707字
構想開始日:2009年10月28日
最終執筆完了日:2017年9月23日(追加分:+10月1日)
◆mixi日記より抜粋(:2009年10月28日)
今晩はw
今日はこんだけ晴れてるにも関わらず月が見えてませんねw
宵月の下、酒に肴に夜風でもあれば最高……と言いたい所なんですかお酒は生憎無くて(=A=;)
でも秋風、されど秋風。かなり心地よく風当たりのいい空間でこうしてパソコンを打っている私がいる訳ですw
さて、先ほどから二話ほど掲載いたしました“蒼白の月夜”。あんな感じのシリアスミステリーをずっと載せてきましたが、私はもともとポジティヴシンキングの人間。(=w=)ピギャーって品の無いのを熟知しているギャグセンスのある文体を専属としている者なのです。Do you under stand?
なになに?前置きはいいから早く始めろって?
お前のgdgdは聞きたくない。遺書(小説)残して失せろだと?
悲しいぜw人気者の性(さが)……。
前書き:上記↑
あらすじ:プロット及び大筋は三話程度の遂行しかしていないのであまり進めていません。言うなれば、『サボってしまった』ってことで(アチャー、言っちゃったよこの人。)
蒼白完成次第、この作品の推敲をしていくつもりです。
じわじわナメクジ進行ですが悪しからず(せめてもの謝罪無しの卑怯者)
題:にゃめんなよ!
◎あるヤクザ頭、銘を若虎の嬢こと“浅葱ひの”と弱点は母親と○○。喧嘩十段天下無敵の街ヤンキー。龍崎京介。この二人が織りなす学園支配、純情熱血ドラマ(仮)
●著者あとがき
この小説の構想を練っているとき、最初20代の前半でした。専門学校時代に「猫好きの不良」がコンプレックスに悩む「ヤクザの娘」と絡んだら、どんな話に仕上がるだろうか?という構想を練り、結局手直しを加えながら10年過ぎてしまいました。クリスチャンになり、彼らの人生を終わらせてあげる事の出来ない苦悩が改めて生じたわけです。
文章を見て分かると思いますが、各部ごと文章の書き方が違い、三部は最終的に長考したためにこのような編集時間に仕上がっています。
次回作はどんな作品にしようか、楽しみです。私の表現力が「京介」と「ひの」に上げられたことを改めて感謝します。
にゃめんなよ! ~若虎の嬢~ 雪原のキリン @saijoxx
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