Bonus trackⅠ【設定資料 ※ネタバレ注意】
「Animal heat of heart!!」(登場人物・設定)
舞台設定:霧前市桜坂高校 「にゃめんなよ-若虎の嬢-」から8年経った話。
霧前市公立桜坂高校。駅周辺から徒歩十分で来ることが出来る中クラスの学力高校だ。学費もそこそこ安く、何より立地条件がいいのが特徴。そして、春になると満開の桜街道を眺めることが出来る。それが人気の一つでもある。
胸元に付いている校章のバッジ。桜の花弁の色が赤、青、黄色で色分けされていて、今学期二年生は青色になっている。
※作品動物:オカメインコ(カンタ)
※高校時代に執筆した「アニヲタ。」「激動?!動物りろん」の加筆修正小説です。設定は若干変えてあります。イラストは初期設定の物を使用。
(第一部)高校生時代→(第二、三部)小学生時代→(第四部)アジト潜入編→(第五部)「誓いと十字架」・高校卒業編 このような感じでつながっています。
◆第一部:高校時代編
□人物紹介①
●鷹山 犬司(たかやま けんじ・17歳):主人公
温厚柔和な性格だが、根性がある。実は小学校に至るまで格闘道場で空手を習っていた経験があり。また、無類の猫好き。彼曰く「猫の好きな奴に悪いやつはいない!」そして、黒猫「クロ」、オカメインコ「ピーチ」の飼い主でもある。高校卒業後、資格を取ってNPO法人に就職した。美咲とは再会した後、結婚することを約束している。
※タカタカコンビの片割れ
・愛称:「ケンジ」、犬司と美咲の愛称(たかなしとたかなしでタカタカコンビと呼ばれている。)
・髪色・髪型:黒(ブラック)の短髪、オールバック。
・性格:天然ボケで努力家。
※子どもの時、創作ソングを熱唱したり、技名を大声で叫んで敵を倒したり。また、華蓮の行った冗談を真に受ける。高校生になっても、スマホを大音量で授業中にいじってしまうなどの抜け具合。
・体格:やせ形の筋肉質。
・好きなもの:鬼瓦家(忍葉)の手作りおにぎり、猫、オカメインコ
・嫌いなもの:不衛生な場所。
・趣味:身体を動かす事(走り込みと筋トレを欠かしていない。)
・特徴:美咲のお目付け役でもある。彼女の病弱さと暴走加減をうまく助けている。
●オカメインコ:カンタ(ノーマルグレー)
知的でよく喋るが、時々抜けている所もある雄インコ。※著者の昔のHN(ハンドルネーム)。
・一人称:「僕」
・口調:丁寧語
・好きな食べ物:小松菜、ヒマワリの種 など
●黒と白のまだら猫:クロ(本名 五六文・ごろふみ)
犬司の家で、古くから飼われていた猫。かなり長く生きているようで、30年以上生きているようだ。好奇心旺盛であるが、ネズミや小鳥を襲うことは無い。猫又である事を隠して生活していたが、物語の終盤でばれてしまう。
※実は、四五文と桃子の子ども。実は猫又で、四五文と桃子と死別した時に犬司に出会う。
・口調:「○○だじぇ(○○だぜが言えない)」
●小鳥遊 美咲(たかなし みさき・17歳 初期設定:高橋 美咲 ):ヒロイン
犬司の旧友であり、恋人になる相手である。幼少期に呼吸器系の病(小児喘息)で自然の多い「森城町」に入院し、生活をしていた。その影響で、読書がとても好きになる。また「ドリトル先生航海記」の本に感化されて、無類の動物好きになる。
父親が警察官であり、母親がイルカトレーナー。オカメインコ「ピーチ」の飼い主である。
高校卒業後、医療を学ぶため、海外留学を決めた。犬司とは再会した後、結婚することを約束している。
※タカタカコンビの片割れ
・愛称:「ミサキチ」、犬司と美咲の愛称(たかなしとたかなしでタカタカコンビと呼ばれている。)
・髪色:キャメル(薄茶)、ツーサイドアップ。昔に犬司からもらったチェリーの髪ゴムをしている。
※アクセサリーモチーフ:チェリーの髪ゴム(愛らしさ、あどけなさ、幼さ)
・性格:ミーハーで、動物には目が無い。はしゃぎすぎるとせき込む癖がある。
・体格:低すぎない小柄。
・好きなもの:動物全般(イグアナなどの爬虫類も行ける)
・嫌いなもの:?
・趣味:読書(幼少期から続けている)、サイト更新。
・特徴:小児喘息が完治しておらず、今も漢方薬と吸入器で治療中。
※「ドリトル先生航海記」について
美咲が幼少期に読んでいた本。著者はヒュー・ロフティング。日本語訳されている。獣医師ドリトルが漂流しながら様々な動物を助ける作品。
●オカメインコ:ピーチ(アルビノ)
美咲がもともと購入していたインコで、美咲のサイトの動画に良く上げられている。犬司のオカメインコ好きの発端になったインコ。因みにカンタは売れ残りだった。
□第一部のキーポイント
『Beat of heart of animalz!』
美咲が立ち上げた動物専門サイト。掲示板もあり、自由に動物に関する意見のやり取りを投稿できる。
また、10年間ため込んだ美咲の無駄な知識を集結した動物ファンサイトである。掲示板があり、そこでのやり取りで「ペットビジネスの闇」を知ることになる。
『悪徳ブリーダーを叩き出せ!』
「投稿主:カヤ 時刻23時59分」怪しいタイトルの告発状。中身は、訴え叫ぶような口調で書かれた悲痛の情報だった。美咲は何度かスレッドに警告の返信をしていたが、消える形跡が無く、取り消し線の上書きが重ねられている。彼女?彼?の訴えたいこととは一体。美咲はこの記事のせいで眠れなかったようだ。
●犬飼 八重子(いぬかい やえこ・30代)
元(株)クロイシペット・ビジネス社員。HN「カヤ」で美咲のサイトに投稿する。
『ヒトツボシ・ペットビジネス』
里親制を大切にした善良なペットショップ業界。低カロリーで高品質なペットフードも人気で、経営基盤が信用により、しっかりとしている。元会社員の佐藤誠一さんは退職金で、枝分けしたペットショップ『サトウ』を立ち上げる。売り上げはそこそこだが、客足は着実に伸びている。
インコの飼い方:参考文献
「インコだより」https://inkosuki.info/comu/
「とりの、いそじさん」(LINE漫画)
〈家族〉
●鷹山 輝也(たかやま てるや・40代)
犬司の父親。(株)ヒトツボシペットビジネス社員。転勤の多い営業マン。古い付き合いの美咲の事をよく知っている。なかなか接する事の出来ない犬司に対して寂しさを感じている。犬司が小学校に入ったとき、森城町に営業が決まって三年間生活していた。
●鷹山 眞子(たかやま まこ・40代)
犬司の母。幼少期に犬司に習い事をさせたいと思い、無理を言って鬼瓦師範のもとに押し掛けた経歴がある。眼光の鋭い専業主婦。激安商品に目が無い。インコを買ってきた犬司に対して怒ったが、一番メロメロになっている。元気がよく、前向きで子ども想いな母親である。
●小鳥遊 切嗣(たかなし きりつぐ・40代)
美咲の父親。警察官である。娘二人に対して過保護な所がある。ペットだらけの家にやや困っているが、美咲に対して甘いのでなかなか言えない。帰りが遅くなる時もある。
●小鳥遊 美麗(たかなし みれい・40代)
美咲の母。良妻賢母の母だが、やや娘に厳しい一面あり。
霧前市水族館のイルカトレーナーであり、「水族館のマドンナ」と呼ばれている。
水族館勤務は不定休で、なかなか娘二人の相手が出来ない事に寂しさを感じている。
※実は、8年前に水族館でデートする龍崎 京介(りゅうざき きょうすけ)と暮崎 美鈴(くれさき みすず)のイルカショーのトレーナーをしている。
●小鳥遊 和音(たかなし かずね・14歳)
中学二年生の美咲の妹。
・特徴:吹奏楽部である。楽器はフルート
〈友人関係〉
●明野 太一(あけの たいち・16歳)
犬司の幼少期からの友人で、美咲と共に桜坂高校に在籍している。犬司と美咲の共通の友人。
実は中学以来バンドを初め、ギターを弾くことが出来る。河川敷でギターを弾いている姿をたまに見ることが出来る。
・髪色・髪型:金髪。七三分け。
・性格:茶化し系。お調子者。
・体格:長身でやせ形。
・趣味:ギター等。
●由比 ほのか(ゆい ほのか・16歳)
地元に男子高校しか無い為、霧前市に太一と共に移住してきた女の子。幼少期の犬司と美咲をよく知っている。美咲の悪趣味ぶりにやや辟易している。
・髪色・髪型:黒髪。コンパクトショート。
・性格:おっとり系
・体格:一般的な平均身長
・趣味:映画鑑賞など。
〈高校教師〉
●橋本 雄大(はしもと ゆうだい・60代:初期設定は女性):第一部
愛称「ハッシー」。鋭い眼光と喧嘩が売り文句の数学教師。実はにゃめんなよ!のヒロイン、ひのと喧嘩した経歴がある。老いて尚現役を退いていない。黒縁メガネが特徴。
●大沼 十和子(おおぬま とわこ・30代):第二部二章
熱血体育教師。昭和に出て来るような流行らないスポ根教師。絶賛婚活中であるが、敗退記録を重ねている。生徒と真っ向からぶつかり合い、時代背景に関わらず、時に生徒を張り倒し、校正までする骨の髄まで熱血教師。※因みに別作品「にゃめんなよ!―若虎の嬢―」にも登場する。
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