-Qualia days- 試作品彼女

【Bonus・Parts】第三部～第四部までの概要①

プロット集です。あとがきと参考文献を載せさせて頂きました。

完結感謝です。

◆第三部【ver.3】

興造とつぐみの話に戻り、物語は秋へ向かう。冬に行われるロボコンに向け、話が展開していくが、美弥子が立てた悪い噂が原因で、鏑木工業大学の出場権を剥奪されてしまう。頭を抱え悩む学生や興造に提示された打開策は、興造の無実を証明し、研究者として結果を残すことだった。

※大まかな話は二部構成。

「宇宙開発機関・ペンタグラム編」と「ワーテックロボコン編」の二部構成である。

●滝口 英彦（たきぐち ひでひこ）大学理事

二十年前の澪のゼミ講師。現在は前線から退き、鏑木工業大学のサポートサイドに回っている。興造の研究熱心さを、誰よりも高く評価しているようだ。

・一人称：僕

「宇宙開発機関・ペンタグラム編（前編）」

ペンタグラム：五芒星（ごぼうせい）のこと。五光星、五稜星あるいは五角星というが、そのうち互いに交差する長さの等しい5本の線分で構成され、中心に五角形が現れる図形が五芒星である。ペンタグラム、五線星、星型五角形ともいう。 5つの要素を並列的に図案化できる図形として、洋の東西を問わず使われてきた。

～宇宙開発機関「ペンタグラム」～：研究開発部門（物理研究系）

青地のジャケットの右腕に「五芒星のマークと日の丸のマーク」がプリントされた「宇宙開発機関・ペンタグラム」。有人ロケット開発を主とし、古代文化の史跡における物質解析など、働きは多岐にわたる。細かい詳細は、各職員の働きを参照のこと。

※『ISAS（アイサス）』

独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)配下の研究組織である宇宙科学研究所を指す。

英語名称のInstitute of Space and Astronautical Scienceの頭文字をとってISAS(アイサス)と呼ばれる。

「宇宙科学研究所」

http://www.isas.jaxa.jp/about/researchers/

「豊田財閥」と政府が、協力して経営している日本の宇宙開発機関。有人ロケット開発を作成しており、「宇宙で役に立つロボット」を欲しがっているようだ。

雲雀（ひばり）は、興造のことを信頼していたが「『通称女子大生とホテル事件』に関する言質」が取れないことや、女性としての嫉妬心。また「興造の研究者としてのプライド」を刺激する為に、敢えて手は貸さないと言い張った。

因みに雲雀は、今回の「ワーテックロボコン」のスポンサー企業の一つ「トイトイ・マーベラスカンパニー」の令嬢でもあり、話が通りやすい立ち位置にあるが、決して甘い妥協は許してくれない。

　因みに「物質を解析する、エックス線や質量分析装置」もあり、ソクラテスのネジの真相がここで明らかにされる。

「宇宙ステーションとストレス」

上空四百kmにある宇宙ステーションでは様々な太陽光線、宇宙線、微小重力等の地球と違う環境の変化があり、閉鎖空間に何人もが密集して過ごしている。そこで生活する宇宙飛行士は、極度のストレスを強いられていおり、異文化コミュニケーションや昼夜の急激な変化などの変化がとてもストレスになってしまう。気分転換に飲みに行くことも出来ない為、自らの体調管理を維持し、ストレス耐性を作っていく必要がある。

～開発機関職員（主要人物のみ）～

●鴇田 幸之助（ときだ こうのすけ）教授：40代

宇宙開発機関「ペンタグラム」本部長。宇宙ステーションの開発に携わっている。森城町の小工場の社長だった経歴があり、金属加工も熟知しているようだ。

国立大学の理学博士で、エックス線を用いた物質検出器、ブラックホールの研究などを行っている。

＜モデル人物＞JAXA：堂谷 忠靖（どうたに ただやす）教授

http://www.isas.jaxa.jp/about/researchers/tadayasu_dotani.html

http://info.phys.sci.titech.ac.jp/laboratory/dotani.html

・愛称：コウさん（水戸黄門風に）

・性格：勤勉で、博識。語りだすと止まらない。

・特徴：青地に五芒星のマークのジャケット

・体格：やや中年体系。

・容姿：白柄にチェックのセーター、内にブルーのシャツ、弱視（コンタクト使用）

・髪型：

・血液型：A

・好きな食べ物：コーヒー、モンブランのケーキ。

・趣味：天体観測、プラネタリウム見学、バードウオッチング等。

●瀬川 拓海（せがわ たくみ）医師：50代

宇宙ステーションの医師（宇宙医学専門医：フライト・サージャン）。長きに渡って、宇宙飛行士を支えてきた。極度の労働環境下におけるメンタルヘルスが、飛行士の免疫力を低下させることを知っており、出来るだけ筋力トレーニングと自己分析を進めることを当人たちに進めている。しかし、「医師と言う環境下」で三日に一回は仕事をやめたくなる時があるそうだ。

詳細記事：https://toyokeizai.net/articles/-/20045

・愛称：タクさん（水戸黄門風に）

・性格：温厚だが、健康管理には厳しい。

・特徴：出来るだけ、愚痴をこぼすことの無いように周囲には接している為、ストレスが相当様子。

国が認めた唯一の人材であり、

・体格：最近出てきたお腹を気にしている。

・容姿：青地に白いチェック柄のスーツ、ピンクのカラーシャツ、エンジのカーディガン、

「50代男性ファッション」：https://biz.menz-style.com/item/pr?pr_id=456

「ネクタイの基本的な柄」：http://www.yamazaki-fabric.com/nec-design.html

・髪型：白髪交じり。七三分け。

・血液型：O

・好きな食べ物：

・趣味：ゴルフ、洋画鑑賞、妻とのデート等

●スパルタク = ズヴェルホフスキー（Spartak = Zverkhovskii）：30代

「宇宙開発機関・ペンタグラム職員」

　モスクワから来たロシア人男性。日本に住んで十年くらい。非常に楽観主義。大雑把な考え方をしており、女性から鼻摘まみ者にされている。しかし、型にはまらない性格が、非常に雲雀（ひばり）から好まれている。興造は彼と酒を飲み、潰されてしまったようだ。お互いに正反対の性格をしている。

・口調：語尾がカタカナ、酔うとロシア語になる。

・愛称：スパルタク

・性格：ざっくばらん、大雑把

・特徴：お酒を飲むと、べろべろになってロシア語で愚痴を零す。特に「日本の女性にどうして好かれないか」延々と話してしまう。

「日本人女性が教えるロシア人男性と付き合わない方がいい７つの理由」：http://osoroshian.com/archives/44320828.html

・体格：軍人上がりのがっちり形。迷彩服（リーフ・ツリー）を好む。

「迷彩柄について」：https://mens.tasclap.jp/a838

・容姿：整ったあご髭、堀の深い浅黒い顔、サングラス、テーラードジャケット（茶）、ダメージジーンズ、迷彩柄のスキニーパンツ等。

・髪型：ブロンドヘア、ソフトモヒカン

・血液型：B

・好きな食べ物：お酒（ウォッカ・コニャック）、ボルシチ、

・趣味：買い物、湾岸ドライブ、古都旅行等。

●豊田 雲雀（とよだ ひばり）：30代

「トイトイ・マーベラスカンパニー」株式会社・代表取締役

　大手財閥の社長令嬢。興造の縁談相手でもあったが、興造に鼻であしらわれて、闘争心に火が付いた。彼の闇の部分を知りつつも、惹かれていく様子がある。技術はもとより、彼の優秀な人材を自分の会社の為に利用したいと思っていたようだが、恋心に変わって行ってしまう。ビジネスウーマンで婚期をすっかり逃してしまっている。因みに興造の父と知り合いであり、興造自身は彼女を面倒がっている。

・愛称：お嬢様、ひーちゃん

・所有企業「トイトイ・マーベラスカンパニー」

　キャッチコピーは「夢と希望と玩具をあなたに提供する、トイトイ・マーベラス！！」

　ロボコンのスポンサー企業であり、社長令嬢は、興造に対してご執心の様子。

・性格：淑やかだが、陰では燃えるような闘争心を持っている。おもちゃに目がない。

・特徴：綺麗目のスーツ、真紅のスカーフと、白いバラの髪留めをしている。

・体格：スレンダー

・容姿：切れ目で人を寄せ付けない印象がある。ファッション系統はセレカジ系。

・髪型：ブラウンベージュ、毛先ワンカールパーマ

：https://www.beauty-box.jp/style/medium/zaa015/

・血液型：O

・好きな食べ物：

・趣味：「いい加減、諦めたらどう？」「その有能な能力をヘッドハンティングしたい物だわ」