美人ストーカーちゃんと冴えない僕

龍崎神子人

第1話運命的な出会い!

俺の名前は佐伯裕太24歳仕事は普通の会社員だ

妻子どもはおらず独身だ…

悲しいですねってやかましいほっとけ

昔から俺は驚くほどモテない生まれてこのかた付き合ったことがないLI○Eの友達をみても女友達どころか男友達もほとんどいねえ

いわゆるボッチだ…

「あー美人で優しい人と結婚してー」

俺の朝はこんな一言で幕をあげる

その日も普通に出勤して普通に仕事して普通にに帰宅していつも通り寝る

その予定だったのだが今日は違うそう!

今日はあのドラ○エの最新作の発売日で帰りに買ってしまったのだ

結局寝たのは午前3時を過ぎてからだった

       次の日

「あー美人で優しい人と結婚してー」

とお決まりの台詞をはいた俺は時計に目を合わせると8時だった…

「やべー遅刻しちまうー」

俺は身支度を5分で済まして家を飛び出た

いつもの電車に乗ろうとおもったが時間がなくいつもより15分遅い電車に乗った

「ふぅーギリギリ間に合うかな―」

俺がふと反対側の席に目をやると若い女の人が柄の悪い男に絡まれていた

「ねえーちゃん少し俺と遊ぼうぜ」

「やめてください私今から仕事があるんです」

ここは助けるべきだろうと思ったが

足が動かない「動けよ俺の足彼女を助けるんだ」と心で強くおもった瞬間

「動いた!俺の足が!よし助けにいくか」

立ち上がった瞬間ゴトン!

電車が揺れその衝撃で俺と柄の悪い男の頭が勢いよくぶつかった

男は驚いたようすですぐ逃げていってしまった

「カッコ悪い助けかただったなー」

そうおもっていると

「助けていただきありがとうございました」

天使の声かと思ってしまった

それほどまでに彼女の声は美しかった

「いえどういたしまして」

「私の名前は矢田かおりと申します」

「僕の名前は佐伯裕太です」

もう少しこの天使と話していたかったが時間だ

目的地についてしまった

「では僕はここで失礼します」

「あっありがとうございました」

この矢田かおりさんとのアニメ的な出会いを

大切にしようと僕はこのときは本気で思っていた

だがこの出会いで僕の人生は変わったいい意味なのか悪い意味なのかそれは謎のままだが…



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美人ストーカーちゃんと冴えない僕 龍崎神子人 @ryuzakimikoto

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