第13話:青い焔の怪物

『これで、お前の目的は果たされたな、アヴァン……』


 エビルの言葉に、アヴァンは深く頷く。


「終わったなら早くこっち来てっ!!」


 アヴァンの耳に、ようやくロゼッタの声が届いた。

 エイシャのハーツを探す事に集中する余り、アヴァンには周りの様子が全く見えていなかった。

 アヴァンの目に映った光景は、今にも壊れてしまいそうなほど湾曲した巨大な鉄の扉と、その隣で震えながら事の成り行きを見守っている車椅子のナリッサ。

 耳に聞こえてきたのは、ゴーン、ゴーンという扉を壊す音と、扉の外側にいる複数の警察官の声。

 そしてロゼッタはというと、もう立つことすらできないほどに力を消耗しながらも、扉に向かって何かの魔法をかけ続けている。

 アヴァンはロゼッタの元へと駆け寄る。


「遅いっ!」


 ロゼッタは、今までで一番怖い顔をしてアヴァンを叱咤した。


「わ、悪かったべ……。で、どうやって逃げるべか!?」


 アヴァンの質問に、魔法の為に両手が使えないロゼッタは、顎で天井を指す。


「天井っ!? あんなとっからどうやってっ!?」


 アヴァンがそう言うのも無理はない。

 三階建ての高さを持つ平屋建ての屋敷の天井は、床から十メートル程の高さがあり、普通の人間ならば梯子を二本使っても届かないだろう。

 だが、アヴァンは違う。


「以前ここへ来た時も、あそこから逃げたの! 天井だけは鉄でできてなかった。けど、この状況じゃ私は天井を壊せない。だからアヴァン、あなたがやるのよ! あなたの魔族の跳躍力、腕力があれば、あそこまでジャンプして、拳で天井を突き破ることができるわ!」


 ロゼッタの言葉に、アヴァンはニヤリと笑って頷いて、思いっ切り床を蹴って、高く跳び上がった。

 その跳躍力は素晴らしく、ロゼッタの思った通り、天井まで優に届きそうだ。

 アヴァンは、右手の拳を固く握り締めて、全力で天井を殴りつけた。

 しかし……。


 ゴツンッ!!


「いっでぇぇぇぇ~!??」


 アヴァンの拳は鈍い音を立てて弾かれ、天井にはひび一つ入っていない。

 アヴァンはわけのわからないまま、ロゼッタの傍に降り立った。


「何っ!? どうしたのっ!?」


 天井が割れていない事を確認して、ロゼッタが困惑する。


「おめぇ、ありゃ鉄だべっ!?」


 赤く腫れ上がった右手の拳を労りながら、涙目で訴えるアヴァン。


「ロゼッタさん! 駄目なのよっ! あなたがそこから逃げ去ったことで、祖父が天井も鉄製のものに作り替えたのっ!」


 扉のすぐ傍で、震える手を握りしめながら、ナリッサが叫んだ。


「そんな……。じゃあ、どうやって……」


 ロゼッタの顔に絶望の色が差したことを、アヴァンは察した。

 これまで、どんな時も、ロゼッタは余裕だった。

 罠にかかってもニコニコしていて、悪ふざけのつもりか嘘ばかりついて、からかって、いつだってアヴァンの前を堂々と歩いて、迷いなど一度も見せたことがなかった。

 しかし今、ロゼッタは初めて、アヴァンの前で躊躇している。

 進むべき道が閉ざされ、選べる道がなくなった今、どうすればいいかと悩み、必死に考えている。

 部屋中を見回し、どこか逃げ道はないかと探るロゼッタ。


「おいらが、あいつら全員、倒すべ?」


 アヴァンが、嫌に落ち着いた口調でロゼッタに提案する。


「駄目よっ! アヴァン、わかってないでしょうけど、あなた、それ以上エビルの力を使えば、完全なる悪魔になってしまうわよっ!? わかるっ!? 元に戻れなくなるってことっ!?」


 ロゼッタは必死に考えながら、魔法をかける手を休めずに、アヴァンに向かって怒鳴るようにそう言った。

 そんないっぱいいっぱいなロゼッタを前に、どうしてだかアヴァンは、とても冷静だ。

 この場をどのようにして切り抜ければいいのか、アヴァンの頭の中には、解決策が浮かび上がっているのだ。

 ただそれは、アヴァンが警察官たちを倒すことよりもリスクが大きく、無謀だ。

 警察官を倒すという提案でさえ飲まないロゼッタに、その解決策を話したところで、きっと却下されてしまうだろう。

 だがしかし、アヴァンの心は決まっていた。

 ロゼッタをここから逃がしたい、ロゼッタを救いたい、アヴァンはその一心なのだ。


「エビル、約束だ。契約を成立させるべ?」


 アヴァンの言葉に、エビルは驚く。


『ここでかっ!? でもアヴァン、お前、本当にいいのか!?』


「あぁ、構わねぇ。もともとそういう約束だったしな……。エイシャのハーツは解放できたんだ。もう思い残すことはねぇべ……。けんど、条件はわかってるべな?」


 アヴァンとエビルの遣り取りを耳にし、ロゼッタの脳裏に不安がよぎる。

 そして、その不安は的中した。

 アヴァンは左の鍵手を高々と掲げ、言葉を唱え始める。


「封じられし古の扉を今、開かん。捕えられし魔の者よ、その身に自由を!」


 するとアヴァンの目の前に、ゴゴゴゴゴーっという轟音と共に、空間を割くようにしてどこからともなく巨大な扉が現れた。

 天井いっぱいまで高さのあるその巨大な扉は、禍々しい闇の気を放っている。

 様々な形の闇の紋章が彫られたその巨大な扉は、間違いなく、エビルの体が眠っているはずの、亜空間へと繋がる扉だ。


「アヴァン!? あなたまさかっ!? 駄目よっ!!」


 ロゼッタの声は聞こえているが、アヴァンの決心は揺るがない。

 ただ一つある鍵穴に、アヴァンは左の鍵手を差し込み、勢いよく回した。

 すると巨大な扉は独りでに開き始め、中から青い業火が噴き出して、アヴァンの体を飲み込んだ。


「アヴァンッ!?」


 ロゼッタが悲鳴にも近い声を上げる。

 熱い爆風が吹き上げ、足元にある金貨が宙へと舞い上がる。

 巨大な扉は妙な振動を発しながら徐々に大きく開いていき、宝物庫内に雑然と積まれていた物たちはその振動に耐えきれずにガラガラと音を立てて崩れてく。

 そして亜空間の扉が開くのとほぼ同時に、宝物庫の鉄扉が警察官の手によってとうとう破られた。


 現れたのは警察官五名と、ノートン。

 ロゼッタのかけた保護呪文によって、警察官たちは二人に近付くことはおろか鉄砲の弾さえ届かないが、誰も近付こうともしなければ銃を構える素振りさえも見せないでいる。

 ただただ口をあんぐりと開けて、ロゼッタの後方に広がる光景に圧倒され、驚愕し、恐怖している。


 開かれた巨大な亜空間の扉から外へ出ようとする、青い焔を纏った巨大な腕。

 扉から覗き出たその顔は、あまりにも人間ばなれした、一つ目の鬼の顔。

 見上げるほどに背の高いそれは、巨人にも匹敵する大きさの巨体だ。

 額に一本の黒い角を持つその怪物は、獣の皮を何枚も継ぎ合せてできた衣服を身に纏ってはいるものの、およそ言葉が通じるとは思えないほどに野蛮で恐ろしい姿形をしている。


 そこにいる全員が、言葉を失い、硬直している。

 誰もがその怪物に目を奪われている中、その足元にある物に、ロゼッタだけは気付いた。

 それは、先ほど扉から噴き出た焔に包まれたアヴァンの体。

 灰色の石と化してしまった、アヴァンの亡骸だ。


「そんな……。アヴァン!?」


 最初に動いたのはロゼッタだった。

 青い焔の怪物の脇をすり抜けて、石化してしまったアヴァンの体に抱き付いた。


「アヴァン!? 返事してよっ!?」


 ロゼッタの問い掛けに、石化したアヴァンが答えるはずもなく……。

 もはや温もりすらないその体、胴体の心臓部分には、これまでそこにあったはずのエビルのハーツが消えて無くなってしまっている。

 鍵手であった左手は、石化してはいるものの、普通の魔族の手の形に戻っている。

 その事で、ロゼッタは全てを理解した。

 アヴァンは、エビルにハーツを、魂を返したのだ。

 そして、今目の前にいる青い焔の怪物こそが、エビルの本来の姿だった。


 アヴァンは以前から、エビルに一つの約束をしていた。

 最初はアヴァンに非協力的だったエビルも、その約束によって、アヴァンに力を貸していたのだ。

 その約束とは、妹エイシャの魂が無事に見つかれば、エビルの魂を解放し、亜空間からエビルを助け出していやるというものだった。

 ベロニカは、アヴァンの魂が戻れば呪いは解け、エビルを消滅させることができるとアヴァンに告げていた。

 しかしアヴァンは、エビルを消滅させようなどとはただの一度も考えなかった。

 長い間ずっと、意識を交わさず過ごした期間もあったが、それでも一つの体に同居していたのだ。

 悪魔であるエビルにさえも、アヴァンはどこか親しみを感じていた。

 だから、ここで共倒れになるくらいならば、エビルだけでも助かればいいと、アヴァンは考えたのだ。

 そしてエビルも、アヴァンの最期の願いを叶えようと、行動を起こす。


「ロゼッタ、俺が天井を壊す。離れていろ」


 ニッと笑ったエビルのその声は、アヴァンの中にいた時とはまるで別人だ。

 そして、その巨体の内に秘めている魔力も、ロゼッタが今まで一度も感じたことのないくらい強大で、恐ろしいものだ。

 しかし、どうしてだかロゼッタには、目の前にいる青い焔の怪物が、闇の聖霊に捕えられた凶悪な魔物だとは思えなかった。

 確かに、悪魔であることには間違いがない……。

 その体中から発せられている闇の力は、紛れもない悪魔の部類に入るものだ。

 けれども、どうしてもロゼッタは、目の前のエビルに、正真正銘の悪魔だとは言えない何かを感じていた。


 エビルは青い焔が燃え盛る巨大な拳を握りしめ、天井目がけて勢いよく振り上げた。

 エビルの拳を受けた天井は、鉄製であるにも関わらず、ベコリと凹み、そこには拳の跡がくっきりと残っている。

 手応えを感じたエビルは、立て続けに三回拳を繰り出して、とうとう空へと貫通させた。

 破られた鉄の天井の向こう側に見えたのは、割れたガラスのような輝く月と、空を飛ぶ黒いボディーの車。

 フォンフォンフォンと、聞き覚えのあるエンジン音に、ロゼッタはその車を見つめる。


「ロゼ!? 無事かっ!?」


 車の中からそう叫んだのは、ブルータスだ。


「ブルータス!? どうしてっ!?」


 ロゼッタは驚く。


「遅いから迎えに来てやったのさ。早くここまで来い!」


 ブルータスは、ロゼッタの愛車ボルチョに浮遊魔法をかけて、ここまでやってきていたのだった。


「ブルータス!? お前もかぁっ!??」


 怒りを露わにしたノートンが、ブルータスに向かって叫ぶ。


「ふん。俺は最初から、ロゼの味方であり、家族であり、相棒であり、ペットなのさ!」


 ニヤリと笑ったブルータスが、ノートン目がけて銃を放つ。

 弾はノートンの足元に当たり、白い煙を上げ始める。

 煙幕に巻かれる前に応戦しようと、ノートンが銃を構えた。

 しかし、ノートンの弾がブルータスに届くことはなかった。

 エビルがその巨大な手で鉄の天井を剥ぎ取り、床に突き刺して、警察官とロゼッタたちの間に鉄の壁を作ってしまったからだ。


「なっ!? くっそぉっ! 悪魔めっ!! 早く、この鉄を破れぇぇっ!!」


 諦めの悪いノートンは、気でも触れたかのように、エビルが作った鉄の壁に向かって発砲し続けている。


「長官!? もう無理ですよぉっ! 退却しましょう!?」


 警察官たちがノートンを必死で宥める声も聞こえてくる。

 そして、ロゼッタの耳には、ナリッサの声も届いていた。


「ロゼッタさん! 早く逃げてっ! そして、いつまでもお元気でねっ!」


 きっと、笑顔でそう言ったナリッサの表情を思い浮かべて、ロゼッタは力強く頷く。


「ロゼ、飛べるかっ!?」


 頭上から聞こえてくるブルータスの声。

 ロゼッタは最後の力を振り絞り、赤い入れ墨の呪いを解き、真っ白な翼を広げた。

 そして、アヴァンを持ち上げようとその体に腕を回し、精一杯の力で大きく羽ばたく。

 しかし、石化したアヴァンの体は重く、びくともしない。


「そいつはもう駄目だ! 置いていこうっ!」


 ブルータスは、無駄だとは思いつつも、ロゼッタに向かって叫ぶ。

 だがロゼッタは首を横に振り、石化したアヴァンにしがみつき、はらはらと涙を零す。


「アヴァンを残してなんて行けないわっ!」


 ロゼッタの言葉に、ブルータスは言葉を詰まらせる。

 これまでずっと、ロゼッタと二人でやってきたブルータスにとって、ロゼッタのその言葉は複雑だった。


 ブルータスは、ずっと前から気付いていた。

 ロゼッタとブルータスは、魂が同じなのだから。

 それでも、ロゼッタがその言葉を口に出した事で、ブルータスは確信したのだ。

 ロゼッタにとって、アヴァンがもはやただの泥棒仲間ではなく、命を懸けてでも守りたい、大切な相手になっているということを……。

 ロゼッタが自分以外の誰かを大切に思えたということは、その者を心から信頼できている、必要としている証拠だ。

 それがブルータスには、嬉しくもあり、寂しくもあるのだった……。

 しかし今は、そんな自分勝手な内面と向き合っている場合ではない。

 一刻も早くロゼッタを救わねばならないと、ブルータスは焦る。


 エビルの作った鉄の壁を、先ほど宝物庫の鉄扉を破ったのと同じ方法で壊してしまおうと、ノートンと警察官たちは行動を開始している。

 ゴーン、ゴーンという金属がぶつかり合う音が既に聞こえてきている。

 ロゼッタは、石化してしまったアヴァンの顔をじっと見つめながら、考える。

 しかしいくら考えても、魂のない石化してしまった魔族を復活させる方法など、ロゼッタには思いつかない。

 まず、そのような方法がこの世に存在しないことを、ロゼッタが一番良くわかっている。

 自分がこの場から助かるには、アヴァンを見捨てて去ること。

 だが、そんな事はできない、できるはずがない。

 生まれて初めて、自分とブルータス以外に信頼できる相手を見つけることができたロゼッタに、アヴァンを見捨てる事など絶対にできなかった。


 すると、エビルが思いがけないことを口にした。


「俺が、戻ろう」


 そう言って、開いたままの亜空間の扉の中に、自ら入って行くではないか。


「戻るって……。そんなこと……。だってそれじゃあエビル、あなたはまた囚われの身になるのよっ!? それでもいいの!?」


 ロゼッタの問い掛けに答えることなく、既に亜空間の扉の中に全身を収めたエビルは、自らその扉を閉めようと内側に引き寄せる。

 扉の隙間から見えた、本来ならば恐ろしいと感じるであろう怪物の、ニヤリと笑った顔が、ロゼッタにはとても優しく見えた。


 扉が完全に閉まった瞬間、巨大な亜空間の扉は光と共に消えて無くなり、アヴァンの左手は青い焔と共に亜空間の鍵に戻った。

 そして、青い焔はアヴァンの左腕を伝い、胴体へと燃え移り、心臓の上にある大きなハート型の窪みにすっぽりと収まって、薄紅色のハーツへと形を変えた。

 そのハーツには、もはや悪魔の魂である証の、黒い荊の模様はなくなっている。

 アヴァンの石化は解けて、元の体へと戻っていった。


「ぶはぁっ!?」


 石化が解けて意識を取り戻したアヴァンは、開口一番大きく息を吐いた。


「あぁっ!? なんでだべっ!? エビル、おめぇさ自由にしてやったのに、なんで戻ったべかっ!?」


 体が元に戻った喜びより先に、困惑し始めるアヴァン。


『おうおう、アヴァン、この野郎……。お前はどこまで馬鹿なんだ? こんなところで本来の体に戻らされる方の身にもなれよなっ!? こんな街中の、こんな狭い家の中で……。その先どうすりゃいいってんだっ!? あぁんっ!? 俺様はもっと、魔族が棲みやすい場所をご所望だぜ?』


 エビルの悪態が、なぜだか悪態に聞こえないのは、アヴァンもロゼッタも同じだ。


「そっか……。って、だぁぁぁぁあっ!? ロゼッタ!? おめぇさ、なんでおいらに抱き付いてるべかっ!?」


 ここでようやくアヴァンは、自分の体に腕を絡ませてピッタリと抱き付いているロゼッタに気が付いた。

 柔らかいロゼッタの体の感触が伝わり、アヴァンの鼓動は跳ね上がる。

 アタフタとするアヴァンを見て、ロゼッタは涙を拭き、ニッコリと笑う。


「あら、せっかく石化が解けたっていうのに、頭は石のままなのかしら? とにかく、このままあそこまで行ってくれる? 私、このままでいたいから」


 いつもの調子を取り戻し、頭上のボルチョを指さしながら、からかうような口振りでそう言ったロゼッタ。

 今までで経験したことのない密着感に、ロゼッタの色っぽい表情とその言葉に、アヴァンは顔が真っ赤になる。


「早くしろ!」


 頭上からブルータスの声が聞こえて、アヴァンは空を仰ぎ見る。

 いつもはバリバリに割れた月が、なぜだか今夜は少しひびが減っているような気がしたが、そんなことを考えている時間はない。


「覚悟しろぉっ!!」


 鉄の壁の一部が壊されて、ノートンが銃を構えた。

 しかし、ノートンが銃を撃つことはなかった。

 天使のようなロゼッタの姿に息を飲み、見とれてしまったのだから……。

 アヴァンは右手でしっかりとロゼッタを抱き寄せて、戻ってきた左の鍵手から青い焔を出し、全身に燃え移らせ、その背に青い悪魔の翼を出現させる。


「んだば、行くべっ!」


 勝ち誇ったような笑みを浮かべ、アヴァンは夜空へと飛び立った。

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