今回の作品について
もう公開前夜に近いわけですが、大丈夫なのかなって、今更ですが考えてみるチラシの裏企画です。
そう、タイトルとかの見直しですね!
お知らせから辿れる『カクヨム小説創作オンライン講座』でも27日のものに書いてありましたし。
このためには、まず話の考察が必要です。
ここでは、序盤でバレても問題ないネタバレだと思うことを書きながら考えてみるのですが、作者の私は最後まで物語を知っているので、悩ましいですね。
そもそも誰も読まない可能性を考えると全バレで問題ない気もするのですが、それは負け犬!
わん、わんわんっ。
今回のお話は、秋山虎君という高校生の男の子が、死を予言されます。
普通の物語では死を回避するために頑張ると思います。
でも、私いつも思うんです。
そもそも回避できるような予言って予言じゃなくない!?
それは単なる占いに近いよね。
平行世界観? あれは元の世界捨ててるみたいで、なんか嫌なんです。
ということで、私の今回のお話では予言された内容は回避できません。
彼は死ぬしかないわけです。
そして、死ぬしか無かったらもう、基本異世界転生して俺TUEEEするのがカクヨムの主流だとは思いますが、それで面白いお話を書くのは私にはできると思えませんでした。
『このすば』を礼賛している私です。
ジャンル的には好きです。
でも、どこかにありそうな話しかこの時は思いつかなかったんですよ。
さて、どうするかな。
死ぬしかない、なので、主人公君は生き返るために、死ぬ前に頑張ることになりました。
これなら同じ世界の中でハッピー可能だよ、天才私!
ちゃんちゃん。
しかし、生き返りは、異世界世界観だと、それこそ『このすば』的に、必要によっては何度でも可能ですが、現実世界観だとそれなりの背景・しかけがないと、読者様に納得いただけません。少なくとも自分は納得できません。
『終物語』レベルで頑張る必要があるよっ!
うーんどうしようかな?
そこで出会ったのが某日本神話アイテム。
ドラゴンボールのように全部を集めて、儀式を行うと死人を生き返らせることができるという夢のアイテムが日本神話にはあるんです。
しかも、それぞれの説明が曖昧記載で、物書き的に想像が膨らむ膨らむ。
さらに、そのせいで逆に扱いが難しいからか、メジャーなものではない!
なんという、まさに神の助け。
これを呪いのアイテムとして、採用しました。
神のアイテムなのになぜ『呪い』なのか、それは、過ぎた力は人を滅ぼしたり、ダメにするという私の信念からです。
善人であれば「これ、所詮アイテムの力だし」、と悩むでしょうし。
悪人なら「ヒャッハー」するでしょ。
ねっ。
アイテムについて気になる方は、初日公開予定の第一章読んでくださいね~。
わかってしまう方は……『クラスのみんなにはナイショだよ!』でお願いします。禁則事項です!
もちろん、ただアイテムを集めるだけでは面白くないので要素をプラスします。
各神話アイテムには既に持ち主がいるはず……。
可愛い女の子達ですね。これ以外ないでしょう。
神話アイテムの力は神ならぬ身では扱いが厳しいはず……。
彼女達は実はそれぞれ辛さを抱えているでしょう。
この流れならシリアスや絆も許されそう。
それを主人公が解決してあげる! カタルシス!
色んなタイプがいるはず、主人公に協力的だったり、力におぼれていたり。
みんな主人公スキーかな……ハーレム展開もなくはないかもですよ!
なんだかこれ『物語』シリーズのまんまパクリっぽい……そんなこと考えてはいけません!
王道パターン、というものですね。
でもこれは何度も繰り返し使われる王道だけに人気はあると思います。
しかも、今回の話は、どうしてもそれをしなければならない必然性もあります。素敵!
何よりも大事なのは、ここまで自分の考えの押し付けで物語をつくっています。
ある意味オリジナリティですが、それは波長の合う読者様以外には読んでもらえないものです。
読者様がどこかで主人公か物語そのものに共感してくださらないと、小説なんて絶対に読んでいただけません。「あ、違う」と思われた時点でブラバです。
王道パターンが加われば、すくなくともこのパターンが好きな方には読んでいただける可能性が生まれます。生まれると私は思います。
やったね!
昨日今日思いついたわけではなく、実はこのあたりまでは、3年以上前にできていたんです、プロットとして。
綺麗に書いてはいますがここまで落とすのには小説以外に色々なモノを読んだり、考えたりしてたり。
別に、がんばったんだねー、とかよしよしされたいわけではなく……、
いや、よしよしはされたい気もするかも……。
なぜ、こんなことを書くかというと、このエッセイ、コンテスト初心者モノですが、物語を0から考えるところについては、私が初心者ではないので「光アレ!」的になっていて、その部分が無いと完全初心者さんが読んだときに誤解するかも、と思ったからです。
今回のお話はその補完だったりするんですよー。
もし、私のお話を気に入ったら参考にしてくださると嬉しいな~(夢
今のところは何にもなれていない、スライムさんな私なので参考になるかは不明ですけどねっ!
今回も踏まれて終わりそうです……。
EXP1は……あげられると、いいな……ぐふう。
考えすぎですかねー。
まあ、私のエッセイなんて誰も参考にしない可能性高いのは事実。
チラシの裏、チラシの裏。
というわけで、世間に合わせてのアップデートが必要な部分は異世界モノでないこともあり、あまりなさそうなので、プロットはこのままに、文章側で考える感じにしています。
よし、がんばろう!
ということで、今回のお話の第一部は
――――――――
主人公が死を予言され
生き返りのために神話アイテムを集める
その過程で様々な所有者・能力者の少女達と出会い
彼女達の抱える問題を解決していく
舞台は学園(学校)ときどき戦国、神話世界
主人公と少女達との心の交流(絆)
避けられない運命との戦い(ストーリー)
――――――――
というのが流れ、テーマです。
ラストは、そこまで書ければですが……第一部はメリーバッド予定です。
二部につなげるために。
二部は多分バッドです。三部につなげるために。
そして三部ではハッピーにしてあげたい!
とにかくここまでの流れ、テーマをお伝えできるものにしなければ。
え、「よくある話だからもういい、わかった」ですか?
そんなこと言わないでくださいよ~。
◆タイトル
現在考えているのはこれ
「偽書ひめでん! ~確定された覆らない死は諦め、俺は生き返りを望む」
実は、江左かさね先生の作品を参考にしています。
「デーモンルーラー ~定時に帰りたい男のやりすぎレベリング~
「デーモン」も「ルーラー」も見たことはあるけど、あわさるとなんだろう。
と、初めに?な単語。その後にどのような物語かの解説。
私の方はホラーなので、恐怖的な要素として「死」をまぶしつつ、意思系のフレーズにしてみました。
前の部分の「偽書ひめでん!」は、『けいおん!』的な響きがいいなって思ってしまったのです……。
姫伝? 秘め伝?(答:女の子ばっかりだから前者です)
それが偽書、嘘とか違うってこと?(答:禁則事項です)
とここまで考える方はいらっしゃらないと思うので、扱いは単語「デーモンルーラー」に近いかなって。
江左かさね先生ごめんなさい……。
他の有名作品はこんな感じですね。
①説明修飾+単語(ポイントワード:魔王、討伐)
誰にでもできる影から助ける魔王討伐
②理由+意思(ポイントワード:豚公爵、転生)
豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい
③単語+方向性(ポイントワード:魔法使い、モフモフ、リア充)
魔法使いと愉快な仲間たち-モフモフから始めるリア充への道-
あ、キャッチ等についてのマーケティング知識ベースの創作論等も一応読んではいますが、そのままだと私には適用が難しいと思ってしまったので、こうして評価されている作品対象に自分なりの「事例分析」して参考にしようという企みです。
なるべく主観的にならないように、という想いもあります。
自分が良い、悪いと思ったところで一人の考えでしかないですからね。
評価の高いものから良いエッセンスを客観的に盗む、これが実は大事かなと。
結構上位のタイトルも様々。
でも共通しているのは、強いワード、わかりやすいワードを軸に、引き立つようにしているところ、なのかな。
うーん、私の作品のこのあたりは何なのか。
「ひめでん!」かな。実は原案はこれだけなのですよ……「けいおん!」いいな、ですからね。
実は一部は学園部活モノでもあるので、読んだ方を裏切ることは無いと重ねて思います。
『ガチャ姫』もあったし、用語的、響き的には悪くない気もしてきました。
主観ですけど、ある程度客観的な根拠っぽいものが得られたから良しとしますかね……。
となるとこっちかな。
「~確定された覆らない死は諦め、俺は生き返りを望む」
重すぎる気がしなくもないのですよね。
ホラーだからという意識ではあるのですが。
「~俺は絶対に生き返ってやる」(意思簡易化)
うーん、予言が消えた……NG。
もー全部とっちゃって「ひめでん!」だけにしようかな……(危険
……うわあ、気が付いたら、このページ4000字近いよっ!
――えいちは――
二度と『小説管理』へは戻れなかった……。
書き手と読み手の中間の生命体となり永遠にカクヨムをさまようのだ。
そしてタイトルとか変えたいと思っても思いつかないので
――そのうちえいちは考えるのをやめた
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