各話の要素

 せっかくなので最初に公開する予定の第一章の内容を今のうちに確認・定義しておこうと思います。


 なぜこんなことを今するかというと、後でこういうことをすると結果の見方、分析に主観、恣意的なモノが入りやすいからです。



 これをちゃんとやっておかないと……


 「タ~ッチ」

 「バリア!」

 「これ、バリアの効かないタッチだから」

 「ふっふっふ、こっちは、そのバリアの効かないタッチの効かないバリアだから」

 「なんだとー、なら、バリアの効かないタッチの効かないバリアの効かない……」

 

 きっと、これになります! 私的に!


 バリアは男女問わず人口の97%が幼少期に張っていると、どこかで見た記憶があるので、わかりやすいかな、と思ったのです。張り方はローカルルールが結構あるみたいですけれど。


 つまり、この『前提を覆す』的な後付け子供理論は、使っちゃダメな感じです。これが許されるのは小学校低学年辺りまでで、しかも遊びオンリーなのはおわかりいただけるでしょう。


 けれど、人間は弱いので、大人でも、自分の導きたい結果に向けて、無意識に前提を覆したり、数値やデータから言えないことまで過度な一般化をしてしまうことが多いのです。


 私はこのエッセイを少しでも有意義なものにしたいので、これを避けたい。


 ただし、今回は、私がまだまだカクヨムにおける小説の書き方というものを学ぶ途上であることもあり、そもそも具体的な仮設が立てられず、そこまできっちり実験というレベルで頑張れないので、せめて客観化できそうなことは事前になるべくやっておこうかなと、このスタンスでいきます。


 客観化というのは、データ化、いわゆるルールベースの数値化やカテゴライズ(分類化)だと思ってください。ちょっとアバウトすぎるかな、分析屋さんには怒られそう。曖昧なものを、誰が見ても同じものに変えるということです。


 今回は、結局、事実検証っぽくなっちゃいますけどね。

 こればっかりは、自分に力が足りないので仕方ないのです。ジレンマ。


 格好いいことを、ここまで言ってますが、単純にはいつもどおり、自分縛りですね。なんという長い前置きだよ、私!


 ということで、16話までを内容により要素カテゴライズしてみよう。


 ◆各話の要素

  冒険 アクションあり!

  日常 会話メイン

  展開 物語的に新規の情報・キャラ・要素あり

  心情 デレ等、キャラクター的にグッとくる感じのやつです

  感動 カタルシスあり

  謎  謎あり

  回収 伏線回収あり


 こんなところですかね?

 今回、キャラは女の子が多いので、男女分けはしないことにします。


 よし、経験豊富な先輩方に何か言われたら後で変更することにして、とりあえずこれでいってみよう。



 分類とか、評価分けって、経験豊富な分野のエキスパートさんが本来やるといいんです。妥当性が向上しますからね。まあ何を以てエキスパートなのかという定義がさらに別に必要になったりしますが……。


 細かいって思うでしょ。

 でも、分析ってこういうものなのです。



 冒日展心感謎回の頭文字で各話存在マークします。


 カテゴライズの根拠は、「自分以外の他の方に、物語中のセリフや文章で、存在を主張・説明できること」、この定義なら、客観性を保てそうです。文中に「犬」という漢字が出てくる回数を数えるのとあまり変わらないですからね。


 タイトルは微妙に三点ワンで省略していますー。


――――――――


 冒 展心 謎  第1話 この上無く…

  日展心 謎  第2話 予言者は…

  日展心    第3話 絶対なんて…

  日展  謎  第4話 これは夢?

  日展  謎回 第5話 きっと夢…

  日 心    第6話 いつもの朝

  日    回 第7話 結論は出て…

  日展心  回 第8話 ハードな話…

  日展心 謎回 第9話 占いじゃ…

  日展心 謎回 第10話 呪いの元凶…

  日展     第11話 失われた神…

 冒 展心 謎  第12話 神隠しの山

 冒 展心 謎回 第13話 荒神 Ⅰ

 冒 展心感謎回 第14話 荒神 Ⅱ

  日 心感謎回 第15話 謎は…

  日 心感謎回 第16話 当然の結末…


――――――――


 うーん、『日』が多い。

 まあ、モティーフからするとそれっぽいのかも。


 『心』見るとデレや心情吐露が多すぎ?

 連発は効果が薄くなると予想されるので、同キャラや同系統、同レベルでないかは要確認かもな。


 でも、そのキャラが好きな方だと嬉しかったりするのかもですね。

 かも多し。危険。


 厳密なお話は今回はできないですが、PV、応援等がそれなりに稼げるようになれば、今後キャラ×系統×レベルの組み合わせでグッとくる効果についての仮説を立てて検証はできそうです。

 まあ、もうちょっと定義側にも客観性が必要、そのとおりです。

 今回できる努力はその辺りを探るまでな感じでしょうね。


 『謎』『回』は、小さなレベルも入れてるのでこんなものでしょう。

 がんばってますねー、私。


 『展』は定義がちょっと曖昧な可能性あり。

 分類側を見直しかな。

 物語情報とキャラを分けるとかで。



 しかし、ここで考える私。

 第6話、第7話は大丈夫なのか……。


 物語上の緩急は必要、と考えたので、ここは緩いパート、完全日常パートなのですが、果たして、この時点で正妻の彼女オンリーでもつものか。


 作品背景説明のため、自然な、さりげに溶け込む的描写をがんばった話だから、その要素も入れて評価するべきですかねー。


 とまあ、こんなことを考えるのも楽しいですよね。

 Google Analyticsの離脱率(そのページ以降の続きを読まない率)や各話PV数を考察するときに、この要素の観点で見てみようと考えています。

 PV0だったら、そもそも分析不能ですが、その時はそれをネタにしますので、問題なし!(号泣

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