作品のテーマ、成分とコンテスト

 次は12月以降公開してからじゃなかったんかい~、という方には誠に申し訳ありません。


 始める前に書いておかないと、なこと、まだあった~、と。


 「頑張った、頑張ってる」の回をお読みいただいた方には、作品のタイトル、キャッチ、紹介文、タグでおおむねご理解いただいているのではとは思いますが、自分が作品を通して何を伝えようとして、テーマとして、成分として書いているのかは、やっぱりエッセイ的には先に書いておかないといけないと思ったのです。


 ここまで、物語シリーズ的ホラーを訴えてきているので、逆にそう思われて読んでいただいた方に、「ちょっと違うくない?」感をもたれることを減らしたいという思いもあります。


 今回のお話のテーマ、成分、ウリなるものは以下だと考えています。

 なんだか混ざっていますが気にしない!


  絆    ★★★★★

  キャラ  ★★★★☆

  物語・謎 ★★★★☆

  成長   ★★★☆☆

  ラブコメ ★★★☆☆

  エンタメ ★★★☆☆

  ホラー  ★★☆☆☆


 うーん、ラブコメ、エンタメが低い時点でこれは売れそうにないかな……でも、『隠居魔王』書いたときに自分は「絆」好きだってわかってしまったんですよね。

 「絆」嫌い・苦手って方もいらっしゃると思うので、後は「キャラ」と「物語・謎」でどこまで補えるか、かな。がんばれ、私。


 でも、ライトノベルで、キャラクターが多く出てくる系で、絆が★3以下って、デスゲーム系でもなければ、そもそもあまり無い気がするので、大丈夫ではないかとは思いたい、ですが。


 デスゲーム系でも、その中のグループや個人間では絆あること多いですしね。

 そんな状況下なので、逆に固かったりします。



 最大の問題は、そもそもホラーなのに標準以下の「ホラー」自己評価。


 それ、カテゴリーエラーじゃないのか? という良識ある方もいらっしゃりそうな予感がするので、コンテストのジャンル選択について今一度私の思考過程を整理してみます。


 コンテストのジャンルは、通常の作品ジャンルと矛盾しないはず、してはおかしいはずなので、ここから決めるのは間違っていないはず。はずが多くて、恥ずかしい……のはさておいて、行っちゃう!



 異世界ファンタジー/SF/ミステリー

  → × 異世界・SF・ミステリー要素がどこにも無いですよ!


 現代ファンタジー

  → × 一部三部はそれっぽいけど、二部も考えると私的にNG


 キャラクター文芸

  → × それっぽいけど、編集部様の期待が現ドラ重視ぽいのでダメ


 恋愛/ラブコメ

  → × 要素はあるけど、それメインでは戦えませぬ


 ホラー

  → △ 恐怖アイコンは一応ある! それがあればいいらしい、素敵!



 ということで、例によって、カーズ様のように、考えるのをやめました。

 ちなみに、私の中のジョルノ君も「無駄無駄」と言ってくれてます。


 カクヨム運営様に怒られないなら、もう、いいのかなーと。

 そもそも自己評価だから、実は意外にホラーしてるかもしれません。


 ホラー好き読者様に受け入れられるかは、悩ましいですが、キャッチにあるように「新日常系学園モノ純和風ホラーファンタジー」を新たに定義してしまえば勝ちだと思いました。言ったもの勝ち! 面白ければ……ですけどねっ!


 編集部様のホラーへの期待も一応見てはみたのですが、逆に、そんなにエラーじゃないかも、と思えたこともあります。

 以下にコンテストページから抜粋します。



◆―――――――――

▷名作と呼ばれるホラー作品には、しばしばその作品を象徴する強力な「アイコン」が存在します。作品の根幹をなす「ホラー要素」(キャラクターの場合もあれば、世界観・設定であることもあります)に、今までになかったような強いインパクトがあるかどうかが、作品の成否を決める最も大事な要素であることを意識した上で、作品作りに挑戦してみてください。

―――――――――◆

→ ホラーアイコンはあります「呪われた神話アイテム」。

 この呪いからの解放が一つのテーマだったりします。

 神話・歴史も絡めた世界観もあります……ありがとうプロット書いてた頃の私。



◆―――――――――

▷ 「実話要素」を含んだホラー作品は近年非常に人気があります(例えば、事故物件の話など)。このジャンルでは、過去の経験や体験といった、著者のプロフィールも非常に魅力的な武器となる可能性を秘めています。

―――――――――◆

→ ちょっと前の佐藤健な朝ドラに出てきた地方を舞台に、その地方の実際の歴史と絡めているので、それが「実話要素」かは微妙ですが、リアル感はあるかも。問題は描写か……無駄無駄(こらこら



◆―――――――――

▷ミステリーのジャンルでは、批評家・専門家を思わず唸らせるようなトリックや話の構造のある作品にも根強い需要があります。我こそはという方は是非挑戦してみてください。

―――――――――◆

→ ミステリーじゃないですが、話の構造(伏線回収~)は長期短期のスパンで頑張っているつもりです! 一応ストーリーで魅せる系作家なつもりですからね。唐突なのはきっとキノセイ……Web小説って難しい。



◆―――――――――

▷「ホラー」や「ミステリー」といった作品の要素に対して、物語として関わる登場人物が魅力的なキャラクターである作品を求めています。単体の作品として物語は完結しつつも、登場人物を軸にすることでシリーズ化して新しい作品も生み出せることが理想です。例えば主人公が警察官であれば、事件の捜査という形で次々と新しい物語に関わることができます。

―――――――――◆

→ 女の子十人出てきて、それぞれ呪われた力(わりと汎用的なものも)持ってるので、それでスピンオフもきっと書けるはず。

 実際「力」そのものを書かなくても、そのうちの一人でスピンオフ書けちゃったから、作者の私的には、いいのかなって思えてきました。

 ホラー的にいいのかは、わからないですが……まあ、現実的にはそんなのは関係なく、結局売れるかどうかでしょう。そっちのほうが、大丈夫なのかが、本当に悩ましいです。やさぐれ私。



 というわけで、作品の言い訳はここまで。

 今度こそ、12月から各話公開しながら、日々のPVと思いを書きなぐりますよ~(本当にできるかなー?



 しかし、ここまで盛り上げておいて、爆死したらネタ的に美味しすぎますね。

 そっちの意味でわくわくします。


 第一話「あれ……私のPV、低すぎ、そして完」みたいな。


 もっと進行して、心が折れたら、もちろんこれで〆ます。

 もうここで〆とこうかな……(こらこら、私


 ――――――――――――――――

 俺たちの戦いはこれからだ!

 第一部完

 英知先生の次回作にご期待ください

 ――――――――――――――――

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