何を書こうかな……
カクヨムコンのお話に戻ります。
すでに書いてらっしゃる作品がある方はそれを出馬させるのだと思いますが、私は、最初に書いたように、この機会にプロットを温めているものを書いてみたいと思ったのです。
数年かけて書きためているプロット群。
もー、怨念こもりまくりですからね。
そろそろ供養しないと、つくも化しそうな代物です。
「書きたいもの書いたって読まれないよ」と別の私の声がしなくもないですが、「まあ、それ以前のレベルだし、ここは、やり方を考える・成長するでいっとこうよ」と別の私がバランスト・スコアカードを持ち出してくれたので事なきを得ました。そういえばカクヨムでのKGIとKPIは考えてなかったよ、流石もう一人の私!
え、考えるの!?(無い無い、いや考えないのは不味いかな……
しかし、ここで悩みます。
完結プロットまでいかないレベルも含めて三十以上余裕であるのですよ。
麻雀の良い配牌時にどう手を伸ばすか悩ましい、あんな感じです。
(※あくまで作者個人の感想です)
本当はいくつか同時に書きたいです。
とある先輩に、悩むよりもとにかくいろいろ書いてみたほうがいいよ、のように教えていただいたことはありますが、あれは真実です。だと思います。
売れる可能性が増える、文章が上達するというのはもちろんありますが、それだけでなく、複数作品あれば心に余裕ができるのではないかと。
例えば一つしか作品書いていないと、それがイコール自分になってしまうので、それが読まれなかったり、酷評されたりしたらおそらく自分が否定されたように感じてしまいそうな気が私はします。
複数違うタイプの作品を書いていれば、そのうちの一つがそうなっても、他の作品で心理的に持ち直せます。また、複数書くことで自分の中で作品の捉え方を相対化できるので冷静に対応することができるでしょう。
全部ダメだったら、いろいろあきらめがつくからいいじゃない♪
でも、これある程度のレベルになってからできることだったりします。
そもそもそんなに文字数書けないですよー(涙
まーその前に読まれないので酷評もされないんですけどねー(泣
というわけで、まずは筆力を磨くべし、と。
そこに至り、ある程度既にプロットがしっかりしているものに選択肢が絞られます。
残った候補はこのあたり(いずれもラストまで基本プロット決まっている長編)
A めっちゃ賢い女の子が活躍する戦記ハイファンタジー
B 古代兵器の継承者の女の子とそれを守る守護者のハイファンタジー
C 記憶喪失から始まる謎解きSF(主人公は男の子)
D 神話アイテムに呪われた女の子たちの悩みを男の子が解決するホラー?
Aを書きたいけれど、時間がどう考えても足りないし、戦記モノでキャラクターが最も多いので、三人称神視点必須な感じで、まだ筆力が足りない。残念。
Bは、おそらく男性受けも女性受けもいいけれど、距離感しっかりとした恋愛要素が欲しいからちょっとこれもまだ早い(に、人間的に?)、無念。
Cは他に比べてシリアスな内容。他に何か書きながらでないと書くほうが精神的にキツイかもなプロット。ライトじゃないノベルですね、断念。
ということで、消去法で、無難(?)なDになりました……
およそ、カクヨム人口の九割はいるのではと考えられる、主流の異世界ファンタジー派(好き)に背を向けることにはなるかもですが、西尾維新先生の『物語シリーズ』とか人気ありますし、あんな感じなら一定層には需要あるんじゃないかなーという、そんな発想です。
もちろん、まんまでは面白いと思ってもらえることがない系統なので、エッセンスですよエッセンス。
ほら、当たり前ですが、人が、文章、物語を読むときは自分の知識を使います。
読み手が自分の中に無いものは勉強しないと読めません。
わからない、それはストレスになります。
苦手な科目の教科書を思い浮かべていただければおわかりいただけるかと。
だから、書き手は、読みやすいように、読み手さんこれ普通知らないかもなーという内容は、文中でさりげなく説明したり、別の言葉に置き換えたり、喩えたり、書かなかったりしていると思います。そうしないと、普通は読んでいただけないですものね。
テンプレというのは、批判されることもありますが、実はあれは書き手にも読み手にも素敵なもので、世界観や物語進行を含め、前述の知識の摩擦を減らすことができるものです。だと私は思います。
そもそも、物語の進行も実はパターンがありますから、これを広義のテンプレと定義すれば全ての物語が当てはまるはずだ!
当てはまらないのは、芸術の類ですよ、たぶん。
私は、読み手様の好きなテンプレ・パターンなら、きっと最後まで読んでいただけるんではないかと思ったりするわけです。それが狙いです。
もっとも、テンプレやパターンのままではだめですからね。
タイトル斬りや、縛りのキツイ自主企画で修業していたのは、そこもあるのですよ、ふっふっふ。
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