第13話 激情~仕置き~Ⅵ
ケツ穴に腕を入れられながら、悶えわななく英治は、例えようもなくエロチックであった。
「つまんねぇーな。コイツがもっと泣いて嫌がるようなこと、やりてぇーぜ」
龍三は、思い付いたように 政に命令した。
「おい!政。彫り師の彫辰さんをお呼びしろ!」
「え?先生をですかい?おやっさん!」
驚いたように、政は言った。
「コイツの竿に龍を彫りこんでやる。」
それから、二時間ほどして 彫り師 彫辰こと、西山辰五郎(170cm 95kg 58才)がやって来た。
「彫辰先生!お忙しい中、お呼び立てしてすいやせん。」
「いやいや、他でもない私の上得意の喜多嶋組組長さんの…」
「先生!人聞きの悪い呼び方はよしにしましょうやー。ワシは、喜多嶋総業の社長 喜多嶋龍三ですぜ。」
「お、おー、そうでしたね。
喜多嶋総業社長の喜多嶋龍三さんのお頼みとあれば、この彫辰馳せ参じますので。」
「また、嬉しいこと、言ってくれるじゃあ有りませんか!」
「それに、今日彫らせていただくのが、専務さんの若月君と聞いたら、ワシの倅もびくつくってものですよ。」
彫辰はその好色な眼をぎらつかせて、こう言った。
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