第7話 結ばれた二人(英治と大介)

「俺のが欲しい? じゃ、望み通り腹一杯くわえ込ませてやるぜ。オラ、俺の上に跨がってこいよ」

もはや、大介は年上の英治に対して上目線の言い方をし始めていた。

「大介!いくぞ」

「いいぜ、兄貴!」

英治は、己のケツ穴を十分湿らせると、大介のモノも湿らせて、腰に体重をかけてしゃがみ込みはじめた。

「で、やっぱでけぇよ!おやっさんのよりもでっけぇ!!」

と英治は言った。

「兄貴よぉ!今、オヤジのことは言うなよ」

明らかに怒気を含んだ声でこう言った。そして、仰向けになり英治のケツマンコを一段と深く、強く突き上げた。

「あうっ!すげっ!大介。わ、わかったから、力任せに突かないでくれっ!」

「わかったから、兄貴!反対向いて、俺に背中向けろよ。兄貴の背中見てぇ」

英治は黙って言う通りにした。

「やっぱ、いつ見ても兄貴の背中カッコイイな」

こう言いながら、大介は英治の背中に彫られた虎の輪郭を指でなぞった。

「あっ!」

英治は、ふいに背中に指が這わされたので、体を弓なりにのけ反らせてよがった。

「兄貴、そろそろフィニッシュが近いぜ!英治兄貴の好きな体位で俺の精を兄貴の中にぶちまけるぜ」

「じゃ、四つん這いになるから後ろから突き上げてくれ!」

「おっしゃ!いくぜ、兄貴」

二人は、後背位の体勢をとると、 大介が一段と早いペースで英治のケツマンコ向かってピストン運動を始めた。

「あ、兄貴っ!俺、い、いくっ!イクぜ!」

「おうっ!こいや!お前の汁を全部俺のケツマンコにくれっ!」

「い、イクーーーっ!」

ひときわでかい声を上げて大介は夥しい量のザーメンをぶっ放した。

そして、がっくりと英治の虎の上に覆いかぶさりこう言った。

「これで、俺達義兄弟だな」

「お、おうっ!そうだな」

二人はいつの間にかベッドに並んで横になり笑いあった。

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