第3話 波乱の予感 Ⅱ

「そ、それは・・・」

大介の言った言葉に抗う言葉が英治には見つからなかった。

「じゃ、俺が言ってやるよ!英治とオヤジ、なんかいやらしいことしてたろう?英治兄ぃ、変な声出してたぞ」

英治は昨日の深夜のことを思い返した。


昨日は、歌舞伎町でおやっさんと飲んで・・いつもは俺の家でヤるんだけど、おやっさんがウチに来いって言って・・・ 。「あっ!」

「何をぼぉーっとしてんだよ、英治兄ぃよぉ」

「ちっくしょう、オヤジのヤツ!」

「英治兄ぃが、オヤジと夫婦同然だってのは公然の秘密なんだってな?喜多嶋総業の社員(組員)の間じゃあ」

「そこへもってきて、夜中にひーひーよがり声上げやがって! そんなにオヤジのチ○ポがいいのかよ、英治兄ぃ!」

「俺のチンポとどっちがイイか思い知らせてやるかんな」

「オラ、しゃぶってでかくしろや!」

こう言うと、くわえまいとする英治の口を無理矢理開けさせ、そのチ○ポを捩込んだ。

「うぐっ!」

くぐもった英治のうめき声が聞こえ始めた。

「た、たまんね、英治兄ぃ!イイよ」

次第に高まる欲望に大介はよがり声を上げ始めた。

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