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  • 第2話 I am hereへの応援コメント

    とても余韻の残る作品です。それもとてつもなく不安が醸成されているような不思議な余韻です。

    見方を変えればこれはホラーなのか?そう思ってしまう。頭の中がおかしくなった男、妄想と空想と現実が入り混じった不思議な世界、一体どこまでが現実なんだろう。

    あのセーラー服の少女があの男に乱暴されたのか?いやそもそもそんな男自体、本当にいたのか?でも確かにあの制服の少女はいた。そして包帯をして松葉杖をついている。

    ……いやいや待て待て、今この瞬間彼女を見つめているこれ自体が本当に現実なのか?もう何が現実なのかわからない。

    完全に作者の罠にはまってしまった!作者が作り上げた迷宮の中に彷徨ってしまっている!

    作者からの返信

    読んでいただいてありがとうございます。

    ずっとパソコンモニターばかりを見ていると、パソコンの中のこと(現実か現実でないかよく分からないこと)とパソコンの外のこと(現実そのもの)とが混じりあって分かりにくくなりませんか。このお話はそういう感じですね〜。

  • 第1話 ここにいるへの応援コメント

    確かにこれなら家出もできない、犯罪も起こせない、万引きだってできないし何もできないそれは。

    犯罪は悪いに決まっている。人を傷つけたり、人の物を奪ったり、どんな行為であれ犯罪は許されない。しかしだからといって四六時中24時間監視されて全く平気な人間は誰もいない。

    自分は清廉潔白だと本当にそれを言いきれる人がどれだけいるだろう?もし本当に清廉潔白だとして、じゃあその人は自分の私生活が全て録画される事を喜んで良しとするのか?それこそ着替えから風呂からトイレの中から、愛する人との営みまで。ありえない。

    作者からの返信

    このお話を書いてから数年経ちますが、状況はどんどん小説に近づきつつあると思います。

    設置されている防犯カメラはすごい数にのぼり、映像から特定の人を割り出す技術も年々進歩しています。

    「防犯カメラ」といいつつ、記録されている映像のほぼ全部が犯罪とは無関係です。それこそ普通の人々の日常がただ単に記録されているだけ。

    問題は、映された当人は、自分が映されていることすら知らず、自分自身の情報を管理する方法がまったくないということです。

    気持ちのいいことではありませんね。

  • 第2話 I am hereへの応援コメント

    わあ、なんか、世にも奇妙な物語とかで出てきそうなぞっとする感覚がありますー!
    これは、こういうともしかすると語弊があるかもしれませんが、面白いですね!!
    のめり込んで読んでしまって、わたしはこれ好きだなって思いました(๑•̀ㅂ•́)و✧

    作者からの返信

    このお話が、世にも奇妙な物語的に読まれるとは思いませんでした。なるほど、そうかもしれません。ちょっと怖いかも。

    気に入ってもらえました?
    ありがとうございます😊

  • 第2話 I am hereへの応援コメント

    日本でも防犯カメラがすでに500万台ぐらいはあると推計されている記事を見かけていますし、インターネットの普及も監視技術の浸透に一躍を担っているようです。

    監視社会とプライバシーの問題について、改めて意識づける短編だと思いました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    作中にもそういう描写ありますが、個人の私生活がネット上に蓄積されてゆくという流れは、これから加速してゆき、押し止められないと思います。

    現実でも、このコロナ騒ぎの中、携帯電話の位置情報から各地の人出状況が割り出されてます。

    個人のデータが万人に平等に晒される世界というのが、ネット社会の行き着く先なのかも。そう考えるとこれからの世の中『プライバシー』はその意味の変容を強いられるように感じますね。

    編集済