“魔女派”主張と乱入

※“●”が付いているセリフが“教皇派”の主張です。



「おいおい、こんな茶番に付き合ってらんねえよ!

 いいか、最スケベなのはミサキ様だ! コーヒーに一服盛って正蔵君を誘惑して、正蔵君のアレを搾り取ったあのシーン、忘れた訳じゃねえだろうな!?」


「やり方がセコいんだよ、ネーゼ様みたいに正面から行けよっての!」

「こればかりは“教皇派”の私も同意だ、恋人にある二人に割り込むなど!」

「おいおいおいおい、ネーゼ様への当て付けかぁ!?」(ヒント:“もふもふ”最終話)


「やかましゃあ外野ども、ミサキ様がスケベな理由はもっとあらぁ!

 いいかよく聞けボケナスども、法術や話術で相手を魅了するんだぞ! あぁっ言ってる俺も、ミサキ様に魅了されたくなってきたぁ! 一度味わってみろ、てめえらのクソ生意気なイチモツが一瞬で昇天すらぁ!」


「あぁ!? ネーゼ様とハーゲンがシたのを見てなかったのか文盲がぁ!」

「マユ様を差し置いて何を言ってるんだお前さんはよぉ」

「一番小さい胸のくせして生意気なんだよお前らぁ! ネーゼ様の胸こそ素晴らしいものだろうが!」

「マユ様の胸こそ丁度いいサイズでしょぉがぁ、こぉのボケナスがよぉ!」


「あぁ、やんのかこらぁ!?」


「上等だ、こぉの野郎が!!」

「誰がスケベか、拳で決めよぉじゃねぇか!!」


(議場全体で大乱闘)


「静粛に、静粛に!

 係官、鎮圧を……ちょ、何をするんだ、こら、やめっ」


 乱闘が鎮静化するまでに十二時間掛かった。


※上述した点以外でミサキ様のスケベな特性などございましたら、応援コメントで教えていただけますでしょうか。


※まだ続きます。

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