第7話:少年暗殺者やっと国に着く

~作者の部屋~

作者「|ω・`)ノ ヤァ」

トール「よし殺す」

作者「えええええええええええええ」

トール「えええじゃねーよなんでまた国へ着く予定が遅れたんだ?確か前回の時点で着く予定だったろ?」

作者「蛇足だけで一話できちゃったから☆」

トール「オーケー供述は聞いたとっとと消えるがよい」


そして作者の部屋には((以下略


お知らせ:この話でギルド入るまでは書きたいと思ったんですが国の設定が特殊すぎて説明蛇足がありったけになってしまい3000文字普通に超えました(いつもは1500文字目安です。倍ですよ倍)。

一応資料話に特記事項はまとめますがまとめきれる気はしないしそもそも資料話未だに公開できるレベルで完成できてないので…。

できれば隅々まで読んでね☆((

=======

さて、こうしてやっと目的の国への道を歩んでる訳で。

ちなみに国の名前はヤズドレとかいうらしい。

ヤズ…いや、考えないでおこう。

あ、外壁見えてきた。

「あ〜、そろそろ外見変えとくか…」

女神がなんか言ってる。

「なぜ?」

「いやねぇ、あの国から嫌な予感のオーラがモワモワするのよ…なんか私の顔知ってそうな人が居るような…」

「あ、それは不味いとっとと変えろあぁ変えろ」

暗殺者が近接戦闘とかいう時点でクソ目立ちなのにこれ以上目立ってどうするんだよ。

「あ〜はいはい」

そして女神さんが光り輝いて…少女増えた。

「やっほ〜!レイだよ!よろしくね!」

「どうしてそうなった」

「え〜、だって前の私の姿興味無さそうだったしそっち系の趣味かなって」

「どうしてそういう発想になるんだよ」

てかノアより小さくね?

いや、ノアが割と身長高めらしい。

まぁ中学生の平均身長、それも女子のなんてもう忘れたが。

「まぁなんでもいいじゃない。ほらもう目の前よ?」

言われてみれば目の前には門。

門?ここって国境だよな?領地間の森じゃないんだろ?

「この国は割と特殊なのよね。割と大きいはずなのに領地はないわ。大きな区で分けてるの。東西南北に商業区、民間区、冒険者区、貴族区(王都)で区切られてるの。で、王都以外はどこぞの領地に入るときみたいにササっと出たり入ったりできるの。一応だけどかなり稀…というかこの国にしかない仕組みよ」

まぁそうだよな。一応貴族さえ守れれば政治だけはどうにかなるしあとは比較的自由にしたほうが賑わうしもしもの時の冒険者たちの人手もたっぷりと...割としっかりしてる…って、民間区に盗賊とか入ったらどうなるんだよ。

「ん?身分証は監視システム完備よ?正当防衛以外で盗賊以外を殺そうものなら盗賊として警備兵やギルドに即通達よ。で、とっ捕まると」

「すげぇな…」

プライバシーの概念は捨てよう。

…そういえば肝心の身分証明はどういう仕組みなんだ?

「身分証明?そこまで把握してると思う?」

「えぇ…」

ところでノアは?

「一般身分証なら一応あるのですがこの国の身分証は監視機能があるという関係でどちらにせよ作り直しが確定になるんです。そもそも名前変えましたし。さらに、どうせ冒険者登録するならそのギルドカードでいいわけですし」

あっはい。

まぁ発行できそうだしどうにでもなるだろ。

そうして門にいる兵士のところへ行く。

「身分証を見せろ。ないなら言え」

あら不愛想。

「すみません。俺たちみんな身分証が無いんですが」

「そうか。では仮身分証を作ろう。名前は?」

「トール、ノア、レイだ」

「分かった。ここは冒険者区への入り口だが冒険者志望か?」

「あぁ、全員冒険者志望だな」

「分かった。仮身分証は仮だから1週間で無効になる。無効になっても国にいた場合不法侵入で普通に捕まるから気をつけろ。冒険者志望ならギルドでギルドカードを作ればそれが身分証になるぞ…っと、出来たぞ。ほら」

そう言って門番は俺たちにカードを渡す。

名前と性別と有効期限だけ書かれてるシンプルなカードだ。

「さぁ、これでこの国へ入国できる。ようこそヤズドレへ!!!」

歓迎の言葉を聞きつつ門番に通されて冒険者区へ入る。

うん。割と上級者っぽい人たちがわらわらいる。平均レベル高いタイプの国?

「そりゃぁそうなるための緩い入国審査だもの」

そうでしたねはい。

「で、これで国に入れたわけだ。まずはギルドでいいよな?」

「えぇ。ギルドへ行くには…目の前ね」

「…」

そう。目の前であった。依頼を受注してすぐ出られるようにか?

出張依頼が多いと?

ただ…

「居るな…」

「あ~、あれですか?やっぱそういうことですよね…」

ノアも多少は暗殺者としての本能も養えてるのかな。あれは感じ取ったらしい。

「え?」

だが女神さんはわからないと。

「ウジ虫のにおいがする。気をつけろ」

「ウジ虫…ですか…あれをウジ虫扱いとか一体…」

「まぁ簡単に言えばどうにでもなるからとっとと行くぞってこった」

そう言ってドアを開けて中に入る。ガヤガヤしていたギルド内が少し静まる。

そりゃぁそうだ。

いかにもあたしかわいいよオーラ出した女神のオーラ、そりゃぁ胸を撃ち抜かれる奴は撃ち抜かれる。

そして女子二人に囲まれた俺。

傍から見ればまぁ…お察しなわけで。

もれなく嫉妬の念も混ざってきた。

で、当のウジ虫は動かないと。いや、舌なめずりしてるキッモ。

とりあえず受付受付

典型的な受付嬢っぽい女の人が立ってる。

弱そうだが、目を見ればわかる。この人割と強いぞ?

まぁいいや。

「すみません、ギルド登録はここですか?」

「はい。見かけない顔ですがそちらのお二人は?」

「同じく登録です」

「わかりました。あと冒険者は王様相手でもない限りは誰に対しても基本タメ口でいたほうがいいでしょう」

「あ、あぁ、そうか。ならそうさせてもらう」

正直そうしようか迷ってた。

「はい。身分証を出してください。そしてこちらに必要事項を書いてください」

そういって紙が渡された。紙は貴重品というわけではないらしい。

紙にはスタンスとメイン武器と特記事項を書く欄のみだ。

特記事項?

「特記事項には何を書けばいいんだ?」

「はい。スタンスやメイン武器以外で特記したいことがあれば書いてください。例えば探索スキルのレベルが高いなどですね。まぁこれらは念じれば簡単に書き換えれますので状況に応じて書き直してください。能力を知られたくない冒険者もいる関係でカードに能力自体を読み取る機能はないですが、詐欺には反応するので事実でなければ書けない安心仕様です」

「ほぅ」

というわけでとりあえず俺はスタンスは『物攻、魔攻、支援』で武器は『ナイフ(短刀)』一応で特記事項には『魔攻は魔力付与攻撃』でいいな。

「んじゃこれで」

「物攻と魔攻両方…そして武器はナイフ…そして次のは魔法矢??…あ、失礼しました。確認しました。カードを発行いたします」

尚レイはスタンスは『魔攻、支援、回復』で武器は『弓と魔法矢』特記事項『回復攻撃同時可能』

ノアはスタンスは『物攻、支援』で武器は『ナイフ』だ。

そして受付嬢からカードが渡される。すぐ曲がりそうに言えるが割と頑丈っぽい不思議な材質だ。

「これであなたたちも冒険者です。まずは試験依頼を受けてみてください。これはすでにある実力に応じてランクを繰り上げ等するための判断材料になりますので。そこの依頼板の臨時以来のところにあるはずなので…あとギルドは民間人などに被害がない限りは原則冒険者同士のいざこざには介入できません…生きて」

なんで生きて?あ、うん。真後ろにウジ虫ね。了解これが試験か!

=======

作者より:トール君?違いますよ?まぁいいです。蛇足に見えるかもしれないけど私としては説明しておきたい事項が多すぎて、書いていたら3000文字とか行きました。ごめんなさい。

とりあえず次回は蛆虫つぶします。

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