第6話:少年暗殺者少女を知る

〜作者の部屋〜

作者「レポートやっと終わりましたはい。」

トール「締切10分前に出すとかお前頭大丈夫か?」

作者「大丈夫だったらこんな事ならないんだよなぁ…」

トール「…。」


ーーーーーー


そんなこんなで朝が来た。

やけに外がオレンジ色に明るかった気がするけど俺は平和にぐっすり眠れましたよ。

さて、浄化魔法とやらで多少体を清潔にして、テントの外へ…

「おや?どうしたのかなぁ?レイさん?」

「…」

そこには、テントらしき燃えカスと、そこに蹲る女神の姿があった。

いやぁ、火事があったんだなぁ。

広がらなくて良かったなぁ。

おや?結界の跡がある。女神さんすごいなぁ。ちゃんと火事が起きても抑えれるように結界設置したのかぁ〜

(意地悪…)

(ん〜?なんのこと?)

とぼけるに限る...

「あ、おはようございます」

ここで少女も起きる…てかそう言えば名前今まで聞いてないんだけど…

「そう言えば君、名前は?分からないと呼びづらいんだが」

「名前…ですか…」

ん?そんな言うの戸惑うものなのか?

それとも親が貴族?

「トーマ…」

「…え???」

トーマ?え、男?てか名前の感じ的に日本名?冬馬?斗真???

「やっぱり変ですよね…」

変を通り越した何かだよ?

(ちょっと女神さん?これどういうこと?)

(いや知るわけないじゃない)

(は?こんな名前どう考えても地球からの転生者だろ最近転生者居ないってのは嘘か?)

(いやいやいやいや、本当にここ数十年全く転生者無しだし。一応だけど転生担当が2人とかでもないからね?どこか日本名っぽい名前を付ける世界とか…この世界の国がそうとかじゃ?)

「一応女なんですよ…でも暗殺者として1人前になったら男として生きろとか言ってこんな名前に…」

いや普通男のフリして生きるとしても一人前になるまでは女らしく過ごすんだろ?

ならその1人前になったタイミングで男の名前付けろよ…そもそも1人前になったなら自分で仮名考えるぐらいの知力はついてるだろうに…。

「ますます父親の顔が見てみたいわ…1から叩き直す…」

ここで女神が口を挟む

「ねぇ、父親の名前は?」

ん?

「仮名かもしれませんがカズヤだったはず…です。」

え゛

「あ〜、多分それ本名ね…」

(はいビンゴよ。あの子の父親か、祖父母が転生者みたいね…多分祖父母の代だわね。カズヤなんて人を送った記憶はないし…)

(マジかよ…)

「…ところで君のおじいさんは元気かな?」

「ええ。裏の仕事もまだまだ現役っぽいです...」

「わかった。父親より先に祖父を再教育しないとな。なんで今まで生きてこれたんだ」

「は、はぁ」

「まぁ、弟子に志願して正解だったな。あんな父親の元じゃ生きてけないだろうよ。俺がちゃんとした技を教えてやる」

「あれぇ~?教えるための指導は受けてないんじゃないの~?」

「揚げ足とるなよ。だから言ってんじゃん。初歩の技術ぐらいならさすがに教えれるって。根本的に間違ってる以上指導はほぼ一からだ」

「あ、ありがとうございます!!」

「…根本的にダメとかいうと落ち込むのが普通な気がするがまぁそれで何も進まないよりはいいな。うん。」

「まぁ、確かに疑問は多々ありましたからね…見事に無視されましたが」

「だろうな。ああいうやつらに限って自分の指導には何ら疑問持たないし他人の疑問も聞く耳持たないからな。実際成功してしまってるし…さてと、いい加減国行かない?」

そう言ってやっと歩き出すのであった。

「あと名前変えるか」

「え!?」

「ん?じゃぁ君は律義にトーマで生きて行く気なのか?」

「あ~、正直それは嫌ですね…」

「だろ?てなわけで…ノアかな…」

「とってつけた感がすごいわね…」

「仕方ないだろさすがに女の偽名考えるとかしたことはないし」

「ノア…いいですね!」

快諾されたよ!

「オッケー。じゃぁ君はこれからノアだ!よろしく!」


ーーーーーー


作者より:国へ行く予定が余計遠のきました。蛇足が一話分ってなんなの((

そもそも一話の平均文字数は何文字なのか...よし、次の話もこのまま書こう。テストなんて知らない((


追記(12/07):気力不足で普通に書けなかったわ。今日か明日までに出しますはい、

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