第4話:少年暗殺者、国に行く前に弟子が出来る

〜作者の部屋〜

トール「おい」

作者「はい、なんでしょう(ブルブル)」

トール「最悪でも2日に1話は更新という手はずだったよな?前回いきなり遅れたよな?」

作者「あの、早速矛盾他諸々が…」

トール「言い訳無用!初っ端からやらかすなど言語道断!散れぃ!」

作者「またかぁぁぁぁぁぁぁぁ」

こうして、作者の部屋には屍がつみあげられていくのであった。

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さぁ、前回のあらすじだ!

俺は盗賊を瞬殺した!

少女がつけて来た!

その少女が弟子にしてと言ってきた!

以上!

って、訳分からんわ〜〜〜!!!

いやいやいや、流石に弟子にしてくれルートは考えてないから!

なに?驚かして殺す隙を探ってる?え?本気???

そしてキョドりまくって声に出る始末。

「え、あの、その…」

「キョドり過ぎよ!!!」

仕方なかろ。

「いや、さすがに弟子にしてくれは考えてなかったからなぁ…てか弟子にするにしても…暗殺術を教えるための教育まだ受けてなかったから…」

「いや、それぐらい自己流でいいから教えなさいよ」

「あのなぁ、模擬戦で弟殺したぐらいには色々下手だぞ…?あと、そもそも信用できるか分からんし。俺を殺すためにハチャメチャな事言ってるという可能性捨てきれないわけだし…」

「弟殺しの件はリミッタースキルでどうにかなるでしょ?あのねぇ、盗賊から助け出してくれた恩人をいきなり殺すと思う?」

「そこだよ。何故あそこまでの技術があるのにあんなチンケな盗賊に捕まってるのか、だよ」

「あー確かに、そう言われると…」

そして二人揃って少女を見る。

「いや、それは、実は私、隠れるのだけは得意なんですが、それ以外はてんでダメで…盗賊には表の顔で外出してる時に普通にかっさらわれました…」

「あそこまでの隠蔽技術があって他が全部ダメって…ある意味まれだろ…」

冗談であって欲しいものだがもう諦めた。

「だって父上にそれしか教わってなくて…」

「その父上は何処にいる。今すぐお話しに行ってぶっ殺す。まずは殺人技法と隠れ技法の両方の基礎だけを並行に学んでから磨けそうなのを順番に発展させてかないとこうなるのはわかり切っている。流石の俺でもわかるわ!」

「なら教えれるのよね?」

「それとこれは別!」

「えええ」

「あの…父上は…というか私の家はかなりあっちの国で…」

おおっと目的地の真逆だぁ☆

「仕方ない…君の父上にはいつか会うとして…君、もしかして殺気を放つ訓練位はしてないか?」

「え、ええ、確かに触り程度は教わりました」

「今俺に向かって放ってみてくれ」

「ええ!?…あ、はい…」

殺気らしきものが放たれる…俺主観だと弱々しいっちゃ弱々しいが…あの盗賊程度なら逃げそうな気がするが…

「ぜェ…ぜェ…」

あーそういうこと…って、なんで殺気放つだけで疲れるの!?聞いたことないから!

「あーはい!やめやめ休んで!とりあえず合格!」

「ぜェ…合格?…やった…ありがとうございます!!!」

そして勢いよくお辞儀して、ひっくり返って頭を地面にぶつける。ドジっ子属性?

てかお辞儀の文化はどこも変わらないのな。

「いたたたた…」

「あー、痛み治まったらとりあえずあっちの国を目指そうか…って、暗!!!」

「もう夕方ですよ?ダラダラし過ぎです。これだから最近の若者は…」

「お前も十分元凶だからな?あとその言い方おばさんっぽい」

「おばば、おばば、おばさんんんん!?!?」

「驚きすぎだろ…とりあえず今夜は野営だな」

「ええ!?野営セットなんてないですよ!?走った方が早くないですか?」

「いや、事情があってな。確かにその方が手っ取り早いが今日は野営しときたい。」

俺が多少強かろうといきなり知らぬ世界の夜道を進むのは…さぁ…。

「そ、そうですか。でもテントも何も無いのにどうやって…」

「まぁ、どうにでもするさ。」

「??」

早速創造魔法大活躍っぽいな。いいことだ。

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作者より:国へ行く回がまた1つ遠ざかりました(´>ω∂`)

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