第38話「「……!?!?」」




<hr>


それから一緒に学校近くまで歩いた。誰にも見つかっていない…と思う…


「お?彼方!傘忘れたのか?」


「ん?なんだ江青か。

忘れたんじゃなくてな…登校中に降ってきやがったのだ!

だから忘れた訳じゃないぞ!」


「なんだとはなんだ!天気予報ぐらい見とけバカ!」


「うるせぇ!俺は桜といちゃつくので忙しいんだよボケ!

そんなもん見てる暇あるか!!」


「どんだけ桜ちゃんのこと好きなんだか…

あっ!もしかして…桜ちゃんと相合傘できたな!?

いやぁ〜!傘さしてない割に濡れてないな〜って思ったら〜!そう言うことか〜!ラブラブですねぇー!」


なに!?こいつっ…エスパーか!?


「は?そそ、そんなわけ…ねね、ねーし…」


馬鹿だ俺…動揺しまくりかよ…


「まぁ、だわなー」


あ、こいつも馬鹿だったわ。


「んでさ!ガチャ!あれからなんか引けたか?」


「んなわけねぇだろ!?爆死だわボケ!」


「へっ!ザマァねぇーな!やはり俺は勝ち組だったか…」


「うぜぇ!」


そんな感じで会話していると下駄箱に来た。

江青が自分の場所の靴箱を開けた。

そうすると、


ピラッ!


手紙が落ちて来た。


「「……!?!?」」


俺らはフリーズしている。

なぜならその手紙はハートマークのシールが開ける部分に貼ってある。


「……彼方…これって…」


「……ラブレター…だろうな…」


「っしゃキターーー!俺の時代が来たぜフゥーー!」


まさか江青に…だと!?

まぁ、俺には|恋人(妹)がいるから嫉妬とかはしないが…


「開けて見たらどうだ?」


「当たり前だ!」


そう言って江青は結構乱暴に手紙を開けた。多分興奮して細かな作業が出来ないのだろう。


「そういえば江青って好きな人いるのか?」


「あったりめぇだ!俺にだって好きな人ぐらいいるぜ!」


「そうかそうか。ほら、中身出て来たぞ。読んでみろよ!」


「おう!」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


◆江青くんへ◆


うち…あんたに伝えたいことあるの…

それだから放課後屋上に来てほしい…

だれにも言わないでね?

よろしくね…?

ばかにしないで…!

一応…大事な話だから…ね?

かならず来てよ…?


あなたに伝えたいことがある人より…

ほんとうによろしくね…!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「本当にラブレターだったとは…」


「俺!人生勝ち組だった!イヤッフゥーーー!」


若干ムカついた彼方くんでした。


<hr>


イッタイメガ---!!!!!!!私だ!…はい…

わかる人にはわかるpart2!

アニメです。もう終わってるけど。

ラブレター…江青、そこ代わってくれ頼むから…

学校は余り伸ばしたくないですねぇ…

誤字ないように頑張ったぞ!

誤字脱字の報告お願いします!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る