第24話「っち!リア充かよ…」




<hr>


「えっぐ…ぐすん…」


「えっとその…ごめん」


桜が顔を真っ青にしながら泣いている。

相当怖かったからね。仕方ないね。(ゲス顔)


「おいこらおめぇ…桜ちゃん泣かせやがって…イイゾモットヤレ!!!!!!!」


「おうわかった作者!わかったから帰れ!メタすぎるから!」


「うーい」


っと。退場命令出されたんだけど…

帰りまーす。


作者を帰らせると桜はさっきと打って変わって笑顔になっていた。

ただ、目にうっすらと涙が残っている。


「あはは!」


「作者…お前まさか…桜を泣き止ませるために……なわけねぇか!だってあの作者だもん!バカな作者だし!」


どぉん!


「うぉ!」


「きゃ!」


謎の爆発が起こった。


「あー。おっし!直撃させようと思ったのに」


「平気で人を殺そうとしないの!作者さん!」


「はい!分かりました!帰ります!」


桜ちゃんパワーだ!by作者


とまぁ謎の爆発のせいで俺の膝のあたりに軽い火傷ができてしまった。


「大丈夫?お兄ちゃん」


「こんぐらいだいじょーぶ」


「あとで手当てしたげるね?」


「ありがと…」


「『好き』は?」


「す、好き…」


「えへへ!ありがとう!」


なんか無理やり言わされた感。

ぶー!ぶー!


「あ!もうこんな時間!」


「ふぇ?何時だどー?」


「4時26分…」


「あら早い事」


「課題…終わってなかった…」


「はぁ?先やっとけよ…」


呆れる俺。まぁ予想してたけど…


「はぁ…帰ろうか」


「あ!でも最後あれ乗りたい!」


さくさが指をさした先には、観覧車。


「ああ…わかった。オケ」


「ありがとう!大好き!」


「大声で言うな!恥ずかしいだろ!」


そんなことを言いながら観覧車まで歩く。


<hr>


なんだかんだ観覧車の近くまで来た。


「っち!リア充かよ…」


ん?なんか聞こえたぞ?そこの人!スタッフ!おめぇ!ざけんな!舌打ちすんな!


「どうぞ…」


明らかに他の客との反応違うだろ!いい加減にしろ!

だが入っていいのなら入るしかない。


「いこっか!」


「お、おう…」


と言い乗り込む…


<hr>


「いい眺めだね…」


「そうだな…」


今はてっぺんの近く。斜め80度ぐらいの所である。


「楽しかったね。今日」


「そーだな!」


「また来よ!」


「おう!」


「「………」」


沈黙が続く。その沈黙を破ったのは…


「ねぇお兄ちゃん?」


「ん?」


「キス…したい」


だと思った。別に断る理由どころかむしろしたいくらいなので…


「いいぞ…」


「えへへ…いい?」


「うん…」


それからしばらく見つめ合い、桜の方からキスして来た…


作者は非リアです。


<hr>


画面の下からフェードイン!私だ!…はい。

学校行ったら、この小説を知ったリア友との話が広がりましたとさ…

そんなことよりですね!アニメっていいですよね!

オススメはsa○です!

地デジでも10番の火曜の深夜でやってますよ!(聴いてない)

充電やばいのでさらばだ!

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