第8話 平らかな心

泣きながら食べたパスタとか


かわいそうだと言っては泣いていた


そういう生きていた自分を失っていくのを感じる


内面のでこぼこに触れられたり、ぶつかると、丸くなる年齢になった


平らかで滑り落ちてしまいそう

あなたと話した帰り道は特に


見た感じと違うのね

ほんとは穏やかなのかな


ずっとこんなふうに平らかならいいなてあなたに会うと思う


お薬なんか顔負け

て時もあるんだよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る