第7話 会いたい

もういちど会いたいって

目元、マスクのしかたが似ていて

どきっとした


あなたかなと思ったの


あらゆる角度から見ていた

揺れるバスの中で


似てるの

もうずっと目が離せない


もしあなたなら話ができる、並んで歩けるって

ただうれしくて


もう一度こんなに会いたかったなんて、こうなるまで知らなかった


私もこんなふうに思ってもらいたい


そっと

そっとじゃないと驚くから

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