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「いきなり本命に入るのはちょっと危険かも知れない」
遺跡の入口を見たあなたは、ここに来るにはまだ早すぎると直感する。それでまずは周囲の島を回って経験を積もうと遺跡を後にした。
島を巡る事に決めたあなた達は早速移動のために転送魔法陣のもとへと向かう。そこで偶然王宮に調査の途中報告に来ていた3人組とばったり遭遇した。
「ふーん。リコス、それがあんたの探していた救世主?」
3人組のリーダー、あなたより若く見える女性、と言うか少女? が、あなたを品定めするようにねっとりと眺めている。あなたはそこでその彼女に見覚えがあるような感覚を覚えていた。
「ま、いいや。今から頑張っても無意味だろうけどね。お宝は私達が手に入れるんだから。せいぜい無駄な努力をする事ね」
「お手並み拝見です」
「どうかいい冒険を」
リーダーに続いて残りの2人があなた達に挨拶を交わす。どうやら彼女以外はまともなようだ。3人は言いたい事を言い終えると、先に転送魔法陣に乗ってどこかへと消えていった。
この3人組の挨拶を受けたあなたは――
感心する
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887574698
対抗心を燃やす
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887601352
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