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「どうしてもこの匂いの魅力に逆らえないんじゃぁ~」


 あなたはリコスの静止を振り切り、どんどん美味しそうな匂いのもとに近付いていく。自分の大好物な料理の匂い空腹神経を刺激させてそこにはない料理の幻影すらあなたに見せていた。


 やがてその匂いのもとに辿り着いた時、あなたはその正体を目にしてしまう。それは匂い袋をちらつかせる大型モンスターだったのだ。厳しい現実を目の当たりにしてショックを受けているあなたを、モンスターはぱくりと一口で食べてしまったのだった。


(ゲームオーバー)



 最初から

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887569885

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