第6話 ドヤ街の片隅で

   仕事が無く途方に暮れる男たち


   今日も稼ぎが無く路上に寝るしかない


   しけもくを拾い火をつければ幸せを感じる事が出来る


   50過ぎの男に仕事は無い


   ドヤ街に住む男たちは孤独を感じない


   覚悟を決めて生きているからさ


   日払いの仕事をした夜はお酒を飲もう


   生きている事を楽しもう


   住む所にお金をかけるのはよそう


   お酒とタバコがあれば後は何もいらない


   ドヤ街の片隅で


   今日も男は夢を見る 叶う事のない夢を


   ギャンブルと風俗で人生を終わらせた


   馬鹿な男の物語


   後悔なんてしないさ




*~*~*




 ドヤ街とは、日雇い労働者が多く住む街の事です。


 「ドヤ」とは「宿(ヤド)」の逆さの言葉であり、簡易宿所が多く立ち並んでいる場所を意味します。


 「しけもく」とはタバコの吸い殻の事です。捨ててあるタバコの吸い殻を拾って吸うのです。僕はまだそこまで行きませんが。


 僕も19歳の時に家出をして住む場所に困りました。途方に暮れている所に、友達が住む場所を提供してくれました。この時に助けてもらえなければ僕はドヤ街の住人になっていたでしょう。


 ドヤ街って僕にとってとても身近に感じるのです。


 お金が無くなれば即、ホームレスです。


 今の僕も鬱状態になり、働け無くなれば今住んでいる部屋を出なければいけません。その時は福祉にお世話になり生きていかなければなりません。


 厳しい状況なのです。


 それでも今、生かされている奇跡に感謝していきましょう。

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