自殺願望が消える日に

第5話 川崎の街で

　　川崎の街を独り歩いた　

　　人影の少ない夜明けの街を

　　川崎の街はとても刺激的で

　　お金さえあれば快楽をむさぼる事ができる

　　酒に女にギャンブル

　　自分の欲望をむき出しにして生きていくのか

　　自己破産してホームレスになるリスクを抱え　

　　男も女も生きている

　　今さえ楽しければそれで良いと君は言うけれど

　　必ず後悔する日が訪れるだろう

　　眠れない夜を睡眠薬で閉じ込める

　　目をそらさずに現実を受け入れる為に

　　僕は生きる　君に愛を伝えたい

　　ただそばにいて欲しい　愛を分かち合おう

　　僕はこの川崎の街で育ち　何を学んだのだろう

　　僕はこの刺激的な街を愛してる

　　この街で死んでいくのさ

＊～＊～＊

　僕は生まれも育ちも川崎です。

　ギャンブルでは川崎競馬場、川崎競輪場、そして至る所にパチンコ、パチスロ店があります。

　飲み屋街では銀座街、銀柳街、仲見世、砂子町などがしのぎを削っています。

　そして風俗です。堀之内、南町は日本有数の風俗街です。

　僕も若い頃はたくさん遊びました。もういつ死んでも後悔しないっていうくらい遊びました。

　でもそれは過ちでした。

　基本的に健常者の女性は僕達、精神障害者を相手にしません。毎日が孤独との闘いです。遊ぶお金も無いのです。

　それでも生きていかなければいけないのです。

　苦しみから逃れる為にこの詩をあなたに捧げます。

♥♥♥♥♥

　今日は11月25日の日曜日です。

　ジャンル別週刊ランキング２位に【自殺願望が消える日に】がランクインしています。

　トップページに掲載され、１人でも多くの人の目にとまれば良いなと思います。

　すでに☆をくれたあなたも引き続き応援して下さいね♡

　龍神　昇でした。