⑨ウィザード:フロストプリズム

 今回からは魔法スキーお待ちかねのウィザード編です。

ぱっと見面白そう……だけど分り難い印象を受けるウィザードのスキルですが、実はそんなことはありません。


 前提スキルと必須スキルを取っていくだけでそこそこ有能なキャラができるので、初心者にもビルドしやすいクラスなのです。

しかも、それなりに下級クラスのスキル枠に余裕があるので、変わったサポートクラスや面白いスキルを使いたい人でも大丈夫です。(たぶん)

 

 ではまず、「ウィザードの役割とは何か」から話していきましょう。


 ウィザードの一番の役割は多数の敵に対する攻撃です。

こと雑魚の殲滅能力に関しては上級クラスでも頭一つ抜けています。

ですので範囲攻撃能力の獲得、そのダメージの増強がウィザードの役割ロール遂行プレイする事になります。

特別なこだわりがない限り、クラスロールはスペシャリストがおすすめです。


 敵が一体の場合や、PTに物理アタッカーが充実している場合は、

「インクリーズデバイス」や「エンチャントウェポン:光・闇」等で強化したほうが良い場合もあるかもしれません。

ボス戦やネームドエネミー戦では命中の確保、与ダメージの増強のため必須の場合もあるでしょう。


 ここで裏技を一つ。例えば「スペシャリストⅠ」で光を選択した場合、

「スウィフトウェポン」+「エンチャントウェポン:光」+「スペシャリストⅢ」でセットアップで場面(選択)に「エンチャントウェポン:光」をかけることができます。

これがスペシャリストを押すもうひとつの理由です。

これならメインプロセスに別の魔法を使うことができ、

範囲化+「エンチャントウェポン:闇」等の強化を行うことも、「リゼントメント」等で大ダメージを与えることも可能です。



 少し話がそれましたね。それでは早速水と光の魔法使い、「ウィザード:フロストプリズム」のスキルを選択していきましょう。



「キャラをビルドするときはスキルを後ろから見ていく。」とは以前から言っていることですが、ウィザードの場合それが非常に顕著です。

スキルをツリー状に取っていくだけでかなりの部分が出来てしまいます。


 まず最終的に覚える魔法は《フロストプリズム》に決定します。

その前提条件が《マスターマジック》5・《コキュートス》1・《セレスチャルスター》1となっているので全部取ります。


《マスターマジック》の前提条件は《マジシャンズマイト》1となっていますので、下級のスキル枠で取ることにしましょう。


《コキュートス》の前提条件は《ウォータースピア》1です。増強スキルも合わせて下級で取ることにしましょう。


《セレスチャルスター》の前提条件は《エンチャントウェポン:光》1です。早速取りましょう。


 ウィザードの一番の仕事は雑魚の殲滅という話はしました。(えっ?ちょっとちがう?細かいことは気にしない!)

ですので瞬間的な火力の増強は他のクラスに比べて大きな意味合いを持ちます。勿論パッシブのダメージ増強も大事です。


 というわけで《マテリアルコンポーネントⅡ》《ミッドナイトサン》《マジックエッジ》を取ります。

強力な範囲化の《チートマジック》は取っておきましょう。

ボス用に《チャージマジック》も取っておきます。


 続いてエンチャントウェポン関連のスキルです。


《ブーストエンチャント》は特定の状況下で化けるスキルです。(そんな状況はまずありませんがw)

普通に使えないこともないですし、折角なので取りましょう。


《スウィフトウェポン》と《エンチャントウェポン:闇》も取っておきます。エンチャントウェポンは光と闇だけでも良いかもしれません。



 それでは以上を踏まえてスキルを表にしてみましょう。


ウィザードスキル


《エンチャントウェポン:光》 1

《エンチャントウェポン:闇》 1

《スウィフトウェポン》    1

《チートマジック》      3

《チャージマジック》     1

《ブーストエンチャント》   1

《マジックエッジ》      3

《ミッドナイトサン》     5

《コキュートス》       1

《セレスチャルスター》    1

《マスターマジック》     5

《マテリアルコンポーネントⅡ》1

《フロストプリズム》     1


合計スキル枠        25



メイジスキル


《マジシャンズマイト》    5

《ウォータースピア》     1

《ウォーターマスター》    5

《コンセントレイション》   1

《ブーストマジック》     1

《マジックフォージ》     3

《マジックブラスト》     3

《マテリアルコンポーネント》 1

《リゼントメント》      1

《マリッド・ストリーム》   1


合計スキル枠        22



いつも通り20レベルでのビルドですので上級下級共にスキル枠は各29枠です。

思いつくままにスキルを取っていっても上級で4枠、下級で7枠の空きがありますね。

称号クラスやサポートクラスに工夫を凝らしたり、エンチャントウェポンを全種類取る!

といった作り方もしやすいのではないでしょうか?


 尚、《マリッド・ストリーム》は味方のアタッカーより先にダメージを与えることが必要ですし、そもそも水魔法のバッドステータス「放心」は対象の行動より先に与えないと意味がありません。

 

 このビルドを十全に生かすためには何らかの方法で対象の行動より先に攻撃する必要があるでしょう。

それが可能であれば《ダブルフェイズ》を考慮に入れてもいいかもしれません。


 兎も角、圧倒的な瞬間火力で多数の雑魚エネミーを殲滅し、ボスにも大ダメージを与えることが可能な「ウィザード:フロストプリズム」。まさに大魔法使いのイメージ通りの活躍をしてくれることでしょう。水と光の魔法使い「ウィザード:フロストプリズム」で雑魚一掃の爽快感を味わってみませんか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る