1QQ5年に生まれた孤高の傍観者S.

 ある男がおっぱいをしゃぶりたいと思った、でも僕はそう思わない。ある男が、いい女とセックスしたいと思った、でも僕はそう思わない。ある男が、かわいい奥さんが欲しいって言ったでも僕はそう思わない。こういうこと言うと、きっと、ホモだ、とか言われるけど、僕はホモ・サピエンスだしホモだよ。でもわからないんだ。自分が、今、どの、2018年にいるのかが。クエスチョンだってこと。でも世紀末感は感じれている。今は2018年11月30日。

 僕の持論がある。近未来ほど”世紀末感”で、科学の発展と荒廃が合わさった世界ほど、”セカイ系”であると。

 電脳感バリバリで、ビリビリときそうなコンピュータメガロポリス感は、実は、日本のド田舎とアンマッチのようで、合いすぎる、だって、奇妙なほどにそれがセカイ系だからだ。

 24とは少なくとも僕にとって特別な数字だ、僕の共感覚がそう言っている。未来都市と電脳感が一気に伝わってくるこの24という数字、大切にしていきたいんだ。

 僕がダブルクォーテーションを、””と、はね、がすべて左にくるようにしているのは、プログラミング言語を勉強していたことがある影響だ、先生から、そういうふうに打たんと間違いだって、叩き込まれたんだよ。プログラミング言語、これもセカイ系なのさ、僕にとっては少なくとも。

 生まれた瞬間とは奇跡的で、泣きまくり、かなり記憶に残っても良いのだが僕には残っていない、わからない。僕の1995年は不明確なんだ、特に。1QQ5といってやったほうが良いじゃないのかってぐらいにさ。

 僕は知っているのさ、自分が、この、何度も再生した経験を持つ地球という小さな星で生きているんだって、ことも。

 人は、意外とちっぽけだ。地球に誕生したのも、結構最近の話、なんか必死で誰かが大きく見せようとしているのさ。でも僕は、地球が、ちっぽけであって、人も、ただの偶然が、段々とヒトを作り上げていったというつまらない成り立ちも、それを理由に世界を壊すようなことはしたいとは思わない。あるワルは、世界のろうほどのワルだったのに急にそうでもなくなったことを皮肉って、ファックワールドしてるんだってケース、あるのかもだ。気に食わないぜ。実質、ワルは、理屈でワルはしてるのは少ないんだよ。理屈的な、”論理の思考回路”というものは、あれば、まずワルのほうにはいけないんだ。

 僕は、王子だ。そして、僕の許嫁担当の子孫が、男で生まれてしまった。僕よりも、彼のが男としてふさわしいから僕は男でも許嫁なんだ。聞こえはホモだろ?、でもべつに腐女子に受けたいからとかでもないのに、これだから、僕らは相当のガチホモアヴェックなんだと思うよ、ただのユウジンのつもりなんだけどねえ。遊人、友人、猶人、などの。ちなみに猶人とは、ユダヤ人という意味で使った、そうだ、僕の彼氏はユダヤ人。

 僕はSサイズではない。身長は180センチメートル以上あって、アソコは27センチメートル。僕の名のイニシャルはS……。Suwaさ。古代ユダヤ人の、末裔さ。それって、セカイ系でしょ?

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