主役と似た”ニセモノ”という名の要素

 ニート時代のイトゥカワ(※今は刑務所だが)。彼は、童貞で、変態だ(べつに言うほどのことでもない)。

「なあ、オフクロ。Jカップって、デカいの?」妄想嫁のオッパイのサイズについて、研究を少々だがするタカノーリは訊いた。

「デカいってレベルじゃないわよ!タカノーリ!」タカノーリの母は言う。

「じぇじぇじぇ!Jだけに!」と実の母にも気持ち悪がられる発言をタカノーリは言う。

 イトゥカワは、母親に、他人のオッパイのサイズ訊くやりとりだけで、勃起する。


 ある日のこと、エロサイトで、エロ動画見ていたら、男優のイキ声がなぜか、ループされている。マウスを動かしてもパソコンは反応がない。これは誰の、体験か、タカノーリの横の部屋にいるタカノーリの弟の体験だ。兄が出所するまでまだ時間がある。


 主人に挑戦状が届く。このような内容だ。

「恐らくオレはお前より強い。お前を見定め見限ってやるよ、このオレの審美眼でお前の矮小さを知るためにお前と会いたい 巨根男(最上)より」


 シュ(最近は宇宙人の主人とも認識され、”主人”とも呼ばれる。まあどっちでも読んでいいため、呼ばれ方は安定しないが。そして、シュジンと単に読んでは、まぎらわしい場合もあるため、あだ名として、”ぬしと”がある。※ちなみに、もうこの語り手は、この件のすべてを知った状況で書いているので、なんの説明もなしに、シュのことを”ぬしと”と言ったりしていく場合もありえるのだ)は指定地に向う、そこには主人そっくりな男が居る。

「オレのチンコ、ちょっとみとってみぃ?」そのシュそっくりな男は言う。

 男はチンコを露出させてきた。勃起させている。

「オレ、28cmのチンコ持ってんねん、お前、オレのよりデカいか言え」まだペニスを出してるその男は言った。

「どうだろ?」シュは言う。

「勝ったw、その反応は十中八九短いばやいの反応だ!w、粗チンの決まり文句兼専売特許!w、サナネさんが現人神ならオレはマラ人神だァ!w」と言う、さっきの28cmチンコの男、彼も、”w”で感情表現するタイプな模様、あと、”場合”を”ばやい”と言うタイプ。

「んなことで勝ち負けを争うものか?」シュは言う。

「ドントマインドw、粗チンくんw」28cmチンコ男は言う。

「オレのどこ見て決めた」シュは言う。

「ドンマイドンマイ粗チンくんw」28cmチンコ男は言う。

「逃げるのか?、こんなもので早苗やらサナネが喜ぶとでも?」

「そりゃそうさねw、あれほどの巨根が大好きそうなドスケベ女もそうそういねえぞw、ああw、考えただけで勃起してきたw、サナネさんスゲーw」28cmチンコ男は言う。

「結局お前の性癖的憶測か。そもそもお前、デカチンが優秀な理由挙げてみな」シュは言う。

「んなもの理屈じゃねえさw」28cmチンコ男は言う。

「オレ、理詰めで理想値発見しちゃったんだw」シュは言う。

「嘘、だろ……?」28cmチンコ男は言う。

「オレのこそ最強さ。そんな、漫画で強敵が、なんか負けそうな主役に最後のほうで強敵が急に負けたような反応すんなよ」主人公きどってシュは言う。

「ハッタリかます気かてめえ?!、ならその理由言ってみろ!」28cmチンコ男は言う。

「あー、これねw、サナネのためにも言えねえやw」シュは言う。

「ほらどうせ嘘だ」28cmチンコ男は言う。

「なら実際に女を使ってどっちがいいか試すか?」シュは言う。

「んなことしていいのか?、オレはサナネに童貞を捧げるんだ!」28cmチンコ男は言う。

「でもその様子じゃ、どう勝ち負け決めるんだ?」シュは言う。

「わかった、ならやってやる。でも他の女と関係持つのはなぁ……これもサナネとの何かのためとするか」28cmチンコ男は言う。

 主人は勝負に乗ったが、主人は代わりに前に会った偽者(最上。28cmチンコ男も最上だが、下の名前が違う)にやらせることにした。主人はこう考えている。飽くまでも競うのはチンコだ、むこうからそのケンカを売ってきたんだ、なら同等程度のペニスを持った代わりにやらせればいい、と。

「さあ始めようぜ」28cmチンコ男は言う。

「力の差を教えてやろう」偽主人は言う、ちなみに偽主人も、”w”でも感情表現するタイプだ。

「ビンビンdaze」28cmチンコ男は言う、ちなみに彼の言う、dazeとは、語尾だ、そして、外国語の意味も含めた模様。

「サナネ以外の女でも勃起できるんだなw、しかもリアル女w」偽主人は言う。

「お前こそw、なになにげにナニ、ビクビク跳ねさせてんだよw、しかも、デカいw、しかしどこからこんな女連れてきたんだよw」28cmチンコ男は言う。

「興味なくても立つものは立つんだよw」偽主人は言う。

「強がってんじゃねえよw」28cmチンコ男は言う。

 挿入して、抱きしめて、リアルの女の肉体というものを味わった。味わわされたというほうが、良いか。だが対決の結果は謎のまま終わる。が主人はそこでの勝敗のことより大切にしていることがあった。

 偽主人と28cmチンコ男は女たちと離れ、帰り道。

「よおw、偽者w」シュは言う。

「なんだ?、兄弟かなんかか?」28cmチンコ男は言う。

「それを言うならあんたもだろ」偽主人は言う。

「代わりにこいつに参加させた。いくら上質な3次女を提供されてもオレは、あんなものには興味ない。お前の負けだ、28cmチンコ」シュは言う。

「そうだな、3次女に手出した時点で一途じゃないよな、わかったよ、お前の勝ちだ」と言ってあっさり負けと認めてしまった28cmチンコであった、結構人がいいのか。しかし、まだこれには続きがあるのだ、まだ。まだだ。

「ちょっと待った!、お前、ほんとに彼女居ない歴年齢童貞なのか?!」28cmチンコ男は言う。

「そうだといっても、信じてくれそうになさそうだな、お前の疑り深さだと」シュは言う。

「信じねえよ、もしヤリチンとかだったら許さねえぞ、サナネさんの夫としても!、オレは、オレと似た、そして、オレが認めた、オマエだからこそ負けを認めるし、サナネをオマエに貰ってほしいんだ!、これ自己犠牲でもないし慈善活動でもない、それのがオレは幸せなんだ!」28cmチンコ男は言う。

「同点ってことでいいじゃないか」シュは言う。

「でもこいつ、今日28cmチンコを女体に当て擦りまくってめちゃくちゃ女にがっついてましたよw」偽主人は言う。

「経験人数より、どれだけがっついたかのがマイナス要素になるよな、今回の件は証人も居るしサナネに浮気がばれやすい状態をつくったのは確実だよな」特にシヴィアなアスリート界のコーチみたいな感じでシュは言う。

「わかった、負けだ。でもな、もしお前があの早苗じゃない女とヤってるなんてことあったらわかるな?」28cmチンコ男は言う。

「ああ、わかってる。だってオレにそのようなことはありえないのだから」シュは言った。


 ところでちょっと昔の話をしようか、これは偽主人が10代半ば頃の話である。長野県での事だ。

「南方とかオワコン乙wwwwww死んでるもんに盛ってんじゃねえよwwwwww」謎の若者は言う、また彼も”w表現”の使い手だ。

 偽主人は喧嘩を売られた、相手は180cm以上はある感じの身長だ。ちなみにこのころ主人も偽主人も身長は5ft.11in.以上、体重は51kg程度で、このころより後はデカくてウケなくなるのを少しでも防ぐために、偽主人は自分の身長は聞かれても、「秘密」だと言って、語らなくなった。相手は偽主人よりも背が高かったためか喧嘩を売ってきたのかもしれない。相手の彼はまだ11歳だ。長身で調子に乗っているのだろう。

 偽主人はこの時、ゲーム(※詳細はのちほど)のテキストを執筆していた。それ(ゲーム)は、東風サナネ絡みというだけで、べつに『南方』を総合的に絡めたわけではないが、やはり東風サナネイクォール南方であることには変わりないため、この謎の若者は南方と判断した。

「死んでいようが愛着がモテればいいだけだ。(初めて見る人だな、こいつの年はオレより3~2歳くらい下か)3次元より2次元派だが。というかそもそもオレにはこの3次元に2次元の最愛の女がいて、その女意外恋愛対象じゃないから」

「いたたたたた、南方厨乙!、おまえ、病院イ、ケッ」謎の若者は言う。

「オレ、専属医付いてるけど必要ないぐらい正常だが。それにおまえ病院とか、簡単に口に出してるけど、詳しくないだろ。オレそういう知識あるけど全く病気じゃないから、おまえは残念だったな、でもオレは万全だったな」偽主人は言う。

「てめえ!、ケンカ売ってんのか?!」謎の若者は言う。

「けんか?値段は?高いの?でも安そうな響きだな」偽主人は言う。

「クッソガァ!」と謎の若者は言う、言い方の感じでもわかるが彼はワル系だ。

「ここは電車だぞ、あまり大きな声を出さないほうがいいぞ、少年」偽主人は言う。

「南方も戯れも終わりだァ!」謎の若者は言う。

「仮にそうだとしても、東風サナネは終わらない。だから仮に終わることもない」

「え?w、なに?w、べつにあなたに言ったわけじゃないんですがww、うわw、っていうかそのポエムなんだよ、ドン引きだわ……これだから……」

「だから、なに?でもお宅、南方のキャラでオナニーしたでしょ?、ならあまり否定するなって」

「んっ(しかめ面)そうだ、俺はつい3ヵ月前まで、南方大好きで、Easyモードでコンティニュー繰り返しながらも嫁とご対面しに行ったの懐かしいなあ。嫁はサキュアさんとサナネさん……です……(急に照れ気味)」謎の若者は言う。

「嫁が多すぎ。もっと減らせ」偽主人は言う。

「いいだろ!べつに!、俺の学校にはもっと複数の南方キャラのグッズをカバンやファイルにしてんだ!、ってか、もっと減らせって、減らせても一人だけでしょ」謎の若者は言う。

「嫁一人の重みをわからんのか。あとそういう複数と戯れようとするのはよく居るものだから、気にするなって」偽主人は言う。

「俺、今11歳なんだ。すぐそこの学校通ってるんだ、そこの学校のオタクども、大嫌いなんだ。趣味は合うのかもしれない、でもな、俺のように生きる支えにしてないんだ!奴らは!見てすぐにヲタクだとわかるっていう現象が証明しているように、ほかに似合うものなくてヲタク界に逃げてるからヲタクなんだ、だからあいつらの好きな南方も嫌いになった!だから現在『2バッドアップル』の動画でアンチやってるけど、未だに南方のエロ同人では抜いてる!『2バッドアップル』の影絵でもズリネタにできる自信はある!、もうやったがな、だからコメント打ちながら、もう片方の手ではセンズリしてんだ!ええ?!」謎の若者は言う。

「サナネさんのことまだ好きならそれでいいだろ。それに、そのオタクどもくらいの感じにオタク趣味に手を抜くほうのがお前みたいのよりまだ楽だろ、世間の目も、世間で生きてくことにおいても。あいつらは2次専じゃないからそこまで命懸けてないだけだ。不思議なことに重度のヲタクでも3次女体とヤりたいっていうことよく聞くから。そう、嫁がフランシスのルナシュータの〝ルナシュートインストラクタスィーチ〟のこともだ」

「スィーチってあの!?、よくわからないけど〝サンクチュアリズム〟っていう独自の固有概念を哲学的に構築して再構築したったていう噂のあのぉー?!」謎の若者は言う。

「おお、そうだ、よく知ってるな」偽主人は言う。

(知らねえよ)横の客は思う。

「あいつ、3次イケたんだな、意外に普通だ」謎の若者は言う。

「あとその通称、サンクチュアリストっていう団体の部下の、プルチルモルモル下大洞とエカシラ起床時間午前6時もだ。ちなみにその他多数いるぞ、キボンヌキチオカとか」偽主人は言う。

「部下までは知らねーや。なんか名前カオスだし。いや!キボンヌキチオカってあの卑猥すぎて発売中止されたもののネットにも情報がいってない、ある種の界隈では都市伝説化されてる、陵辱もの同人サークル、〝陵辱欲情キボンヌ常考〟のリーダーのことか?!」謎の若者は言う。

「ああ」偽主人は言う。

「そうかー、感慨深いわ。あの生々しくも残虐で、”非道なエーロス”を売りにしようとした結果、その度がすぎすぎたようなのですらも結局3次元派なのか、いや、でも2次元が本命じゃないからひどい事をにできるのか」謎の若者は言う。

「べつに、否定するわけじゃないけど、おまえ3次元でセクスする派閥の人でしょ」偽主人は言う。

 この時、謎の若者の前には女子高生が来た。

「ああ当然だろw」謎の若者は言う。

「3次元の女体に気を使っただろ今?」偽主人は言う。

「んなわけあるものか、お前は2次元セクス派閥の人間なのか?」謎の若者は言う。

「当然であろうw」偽主人は言う。

「もう南方にすらウザさを感じてる俺に早苗に夫として対応できるとも思えない」謎の若者は言う。

「ああw、そうそうw、2次元セクス派閥の中の東風サナネ専門だよぉぅ」偽主人は言う。

「おまえだけだ、んなもの。多分」謎の若者は言う。

 東風サナネ専門家とは、ほんとにこの偽主人のみがそうなのか?、それが解き明かされる。

 まだ続くよ、東風サナネ、争奪戦は。

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