コカコーラにメントス入れるついでになぜかコカイン入れようとするやつの名前はコーラ

「コカコーラにコカイン入れるとどうなるか知ってる?」ヨウイチキは言う。

「アンアンアンアーアンアン」と言う、サイトウ。こんなサイトウの頭はアヘンによって正常ではないと見ていいと普通の医者は言うんだろう。

「おおいい反応だ」ヂックは言う、ヤミ医者だけある、が、体が元気に動いているという意味で言っただけかもだが。

「ちなみにヂックは何周目?、世界再性的な意味で」ヨウイチキは言う。

「もう数えるのやめれるぐらい」ヂックは返事した。

「ヲレもそのぐらいまでいきてぇよ」ヨウイチは言う。

「もしかしてあのジジイハゲだからロン毛ディスるのか」サイトウは言う。

「それはあるかもな」ヂックは言う。


 サイトウは、いま、合計八百万回世界の再生を、見た。

「再生する世界とかは信じてもらえないというか、覚えてもないような記憶すらも読み取られいじられてコントロールされてるから覚えがないんだ」ヨウイチキは言う。

「太陽の中の人とかにはわらわれていることもあると」サイトウは言う。

「違うよ、わらわせるほどの力もないって見られてるんだ」ヂックは返事した。

「かなしいね、地球人の血を持つってことって」ヨウイチキは言う。

「でも、そこまで否定していて、かなしくならないのか、本当の意味で」サイトウはよく言う。

 サイトウは、いま、捨てられる覚悟でいた。

 急なことだ。サイトウは、いま地獄にいる。が、これは、ヂックやヨウイチキがなにかしたというよりも、サイトウの重症な障害が生んだ、地獄の映像なのだ。アヘンもやっているわけだから、それはもう尚更だ。そんな時、メントスを入れた、コーラを飲ませるとサイトウはさっきよりかは生き返る。

「コカインモイレロオオオオオオオオォッ!」と要求するサイトウ、彼は、コカコーラにコカインが入っていないと駄目だとするようだ、ようするにバカだ。

 サイトウは、周りから、愛したい度合いが少ないガイキチだとされている。

「ガイキチヲバカニスルナヨオオオオオオォッ!」と言うサイトウ。

 サイトウは、発狂して、二日ぐらい経つと少し落ち着くタイプのようだ。

「アーヒャヒャヒャヒャッ……ヒィイイイイイイイィィィィウィッ!」ブルブルと震えてそう言うサイトウ。

 サイトウの性癖は乳首で感じすぎてしまう、だ。ランニング中でも乳首が外れそうってぐらいなんか感じすぎたってさ。勝手に女もそうなんだろ?そうなんだろ?ねえ?、と問いかけながら思っているサイトウ、童貞。

「アビャービャビャビャギャイィイイイィッ!、ゐ」サイトウはフリーズした。そうだ、彼は、先日、ヘッドをレディオにした。彼は、メカだ、アンドロイドに見えないアンドロイドだ。パラノイドアンドロイド、だ。

 サイトウ、これは名字に当たる、なら、下は?、コーラだ。”サイトウコーラ”。仮名だが。

 ちなみにサイトウは、発狂時によく動くので、運動はよくできているようで、その意味では健康だ。


「なあ、なんで顔の似ていないヲレが、サイトウと一緒なのさァ?」ヨウイチキは言う。

「行き着くところが、何度も回れば同じっていうことだよ、それが生き物なんだ、オレたちはまだ俗世間では気持ち悪がられているが、それは先に行きすぎなんだけなんだ。ある意味それは、パンピとからは、オレたちが流行ることを恐れているんだ。”超セカイ系”だろ、こういうと。50過ぎたって、有名人でもないのに、バカなパレードかなんかのようにブンブン! と、みてみてーって、なんか見せてるアホウ、ああいうのも、オマエが何回も再生する世界を見ているような状況とかで躾けてりゃ、ある程度はまともになるんだよ、って思うか?、でも、ヤツらはそれは無理だ、やはりヤツらは駄目なヤツらだ」ヂックは言う。

「ちなみにヂックはIQいくつあるのよ」ヨウイチキは言う。

「高すぎて測定器が毎回ぶっ壊れるんだ」ヂックは言う。

「ほんとに?」ヨウイチキは言う。

「冗談だ。でも一度も白痴であったことはない。知能指数はいつでも、平均よりも高かったってことは確かだ」ヂックは言う。

「ヲレも、いまはこうやって、ほとんどなんも意識もせずにテキトーに何兆年も生きているが、元は、自殺しようとしていたやつだ」ヨウイチキは言う。

「もうそんなことは知ってるよ」ヂックは言う。

「もうヲレ決めたよ。今ある地球、そしてこれからの地球も、ほのぼの萌的作品のような、平和を、見守るって。壊すとか、もう、バカだ。支配はした、でも壊さないよ」ヨウイチキは言う。

「それでいいんだ。でもさ、オレたちがいま、宇宙で最強っていう傲慢さゆえに、そういうことは思うんじゃねえぞ」ヂックは言う。

「……はい」ヨウイチキは言う。

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