第6回 劉備の崩御

 漢文大系本、第3巻、64~65ページ。

 西暦223年。


 ◯三年、夏四月、帝崩。在位三年、改元者一、曰章武。諡曰照烈皇帝。太子禅即位。封亮為武卿侯。太子既立。是為後皇帝。


 ◯三年、夏四月、ていほうず。位に在ること三年。元を改むること一、はく、章武。おくりなして照烈皇帝とふ。太子禅、位にく。亮をほうじてけいこうす。太子、既に立つ。これこう皇帝と為す。


 ◯章武三年(223年)、夏四月、昭烈帝が崩御した。在位期間は三年。改元は一回で、その元号は章武という。照烈皇帝というおくりなをつけた。太子の劉禅が即位した。諸葛亮をけいこうほうじた。即位した後の太子を、こう皇帝という。

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