首の後ろって自分じゃ処理のしようがないですよねえ。なんでこんなに密生してるのだろうと思ってましたが、そういうことでしたか。納得。
最近は、自宅でも処理可能な装置がありますよね?あれってかなりお高いですけど、実際に効果はあるんでしょうか?
その辺含めて、できればこれからも続けていただけたら嬉しいです!
作者からの返信
項部や背部正中に毛根が多いのは、なんとなく経験上そう思っていたかたは多いと思います。
それが脊髄を守るためののかどうかは、本当のところは分かりません。
けど、脊髄を守ってきた生き物が生存競争に有利であると考えるのは合理的だと思います。
最近市場に出回った、「家庭で出来る脱毛機械」は、たぶん「蓄熱式脱毛器」といわれるものでしょう。
パナソニックからも出ていて、光のパルスが照射されるモノです。
これは、本文でご紹介した従来からのレーザーとは違って、毛根を焼きません。
ただ、あっためるだけ。
それなりに強くあっためるのですが、ひろく熱するわけではないのでヤケドになるのはまれです。
どんな理屈で効くかというと、毛根に毛の材料を要求する組織である「バルジ」をやっつけることで脱毛効果を得ます。
経験上の印象ですが、従来のレーザーと比較すると、すこし効果は落ちると思います。
けれど、確実に脱毛効果はあります。
ただし、やはりもう周期を考慮してしっかり繰り返し照射しないと、本当の効果を得られないのは従来のモノといっしょです。
クリニック用の大きな蓄熱式機械と比べると、家庭用の機械は照射光の強さを安全上からもある程度以上には出来ないと思われますから、完璧を期すわけにはいかないと思います。
太毛化……。おそろしいですね。
太毛化って、レーザーじゃなく、毛抜きで抜いた時も起きるんでしょうか。
女子高生の頃、ふくらはぎはこまめに抜いてたら薄くなって、でも足首近くの抜きにくくて痛いところは、いくら抜いても薄くならずに、むしろ濃くなってしまいました。ずっと不思議だったんです。
あと、毛を剃ると濃くなるというのは俗信でしょうか?
昔読んだ雑誌には嘘って書いてあったんですが、自分の経験だと、濃くなる場所もあったような……。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます😊
そうですか、毛を抜いても太毛化のような感じでしたか。
雑誌やネットの情報では、毛を抜いたり剃ったりしても太くならない、というのが正解になっている印象です。
んが、わたしの意見はぜんぜん違います。
毛が生えているところに何らかの刺激を与えたり、与え続けたりすると、より太い毛が生える、というのがわたしの考えです。
(たくさんの症例において組織学的にサンプルをとって統計をとって、などということは全くしていません。経験上です)
レーザー脱毛においてのエビデンスはたくさんありますが、他でも一般的なものがあります。
昔はオペ直前の手洗いの時に、イソジンソープやヒビテンソープとともにゴツい毛の生えたブラシで、ゴシゴシとヒジより先を滅菌水で擦って洗浄していました。
そのせいで、わたしの手首付近の毛は、他の部位よりも太くやや長いです。
いまだに。
思春期の男の子がカミソリでヒゲを剃り始めたり抜き始めたりすると濃くなる場合、剃らなくても濃くなっていたという可能性は大きいです。
時期的に。
女子高生の足首の場合も同様なのだと言われれば、あんまり反論できません。
でも、個人的には、太毛化と毛周期の長期化が、いくつかの刺激によって引き起こされるというのが真相だと思っています。
遠くない将来、誰かが決定的なエビデンスとともに、わたしの考えを裏付ける発表をしてくれることでしょう。
(ひと任せ。笑)