就活しないで異世界で働いてもいい&靴屋でバイトしてケンタウロスの靴を選んだよ!

皆さん、どうも! 異世界プロブロガーのはばけんです!


最近はうちのPCもすっかり学習して、「い」って打つと「異世界プロブロガーのはばけんです!」って予測が出るようになりましたよw すばらしいですね、正にはばけんモデル(←)



今日はまず、ぼんやりと感じたことを。今この瞬間は、僕はブロガーでもなければライターでもありません。エッセイストです(三足目のわらじ)



てんしゅんさんを始めとして、「就活を辞めてユリーガノに来た」って人が何人かいるですよね。

それについて、自分がどう感じてるか、ってことなんですけど。



僕としては間違いなく「アリ」なんですよね。というか、始めから選択肢から消す意味はないと思ってます。


もちろん、うまくいく人はいいんですよ。志望してたところに入れたり、ちょっと志望とはズレたけど、面接で社長に見込んでもらったのが嬉しかったから入社決めたり。そういう人からしたら「知ってる人をみんな置いて異世界に行くなんて!」ってなると思うんです。



でも、それって「勝った人」の言い分なんですよね。面接が苦手で、どこにも引っかからなかった人もいるでしょう。あるいはかつての僕みたいに「いきなり仕事決めろって言われても無理だよ!」って人もいるかもしれません。かといって、じゃあ一生フリーターとして生きていくのかって言ったら、世間体とかプライドが邪魔する。



やっぱり日本って暗黙の了解でレールが決まってるんですよね。そこに外れると、途端に異端扱いになる。「大学卒業したけどもう少し旅行して世界を見てから仕事探そうかな」「5年間だけ趣味に打ち込んでプロ目指そうかな」みたいなことは通りづらい。


「僕/私はそうやって生きてるよ」って人もいるでしょうけど、それはやっぱり「強い人」の意見で、世間と乖離してないかビクビクしながら歩いてる人だっているはずです。


その逃げ道として、「ユリーガノ」って選択肢はあっていいと思うんですよね。結果的に行かなくたって、「まっ、いざというときはユリーガノ行けばいいよね。そこなら息苦しくない」って思うだけで大分楽になるかも。そういう心の安泰の場所として機能できると思うんです。


ユリーガノは色んな人いますし。吟遊詩人だっていますからw



でも、「行ったらブログ書かなきゃいけないの?」って疑問はあると思います。とんでもない! 普通に働いたっていいんです! こっちは生活コスト安いから、バイトで生活回ります。そうやって働きながら、のんびり自分のやりたいこと見つければいいんですよ。吟遊詩人とか(なぜか詩人推しw)






そんなわけで、今日は「ユリーガノのバイトってどんな感じ?」ということで、近くの靴屋でバイトしてみました!

(はい、ここからがブログ本編です。笑



散歩の途中で靴屋に寄ったんですけど、そこのおじさんから「今日忙しくなるし、ちょっと手伝ってくれない? お金払うからさ」と言われ、暇だったので「いいですよ」と即オッケーしました。雇用契約書とかありませんw


ユリーガノでも靴の種類はそれなりにあって、さすがにスニーカーはないものの、革靴やサンダル、水回りの仕事用のゴム靴なんかがあります。


お客さん全然いないけど、本当に忙しくなるのかな、と思いながら商品を眺めてました。


「お昼も過ぎたし、そろそろ団体が来るんだ」


おじさんが説明してくれた直後。やってきました。


「どうもです。予定より1人多くなって5人で来ました」


現れましたね、ケンタウロスが5人!笑 一気に店内狭くなった!笑

いやあ、この前のミノタウロスへのインタビューでも話が出てきたので、なんか会えて嬉しいですw


いやあ、これはケンタウロスは王都の方には現れないので、これはユリーガノの田舎じゃないと味わえない楽しみですね。笑



「おじさん、お客さんって……」

「そう! ちゃんとした靴が欲しいんだって!」


どうやら、近々全員で城に出向く予定があるらしく、革靴が必要とのこと。いや、確かに礼儀は大事なんでしょうけど……笑


「え、でもおじさん、みんな蹄鉄ですけど……」

「ああ、ケンタウロス用の靴コーナーがあるからさ」


そんなんあるんですか!笑 そして、蹄鉄の上から履ける、いやにサイズの小さい靴が大量に置かれたコーナーに連れていかれましたw


「さすがにサイズはそんなにないから、現品限りだよ。じゃあはばけん、そっちで2人分、やってくれる?」

「あ、はい。じゃあどなたか、まずどうぞ!」


こうして、順番に靴を選んでいくことに。

ここで、皆さんにとっておきのマル秘情報、「ケンタウロスに靴を選ぶときの留意点」、3つお教えします!




①靴の前・後ろを確認するのが大変


人間みたいに「こっちがつま先だな」って感じで簡単にはいかないんです。


「えーと、これはこっち……かな……?」

なんたって馬の蹄の形に合わせてあるので、ほぼ円形に近いから分かりづらいんですよね。笑 


革靴なのでスニーカーみたいに色が塗り分けられてるわけじゃないし、地味にストレスですw




②靴を全部履かせるのが大変


人間みたいに「左右履いてキツくないか確かめるか」って感じで簡単にはいかないんです。


「あ、これいいかも。よし、あと前右と後ろ左と後ろ右も履いて確かめてみるか」

「そうだった! 4本足でしたね!笑」


靴も4つで1足扱いでしたw そして4本の足のサイズが微妙に違うw





③試着の確認が大変


人間みたいに、「ちょっと店内歩いてみるか」って感じで簡単にはいかないんです。


「よし、ちょっと森のあたり走ってくるわ。途中で脱げないか心配だし」

「え! あの! ちょっと!」


本当に走っていっちゃいましたw 森で脱げたらちゃんと拾ってくださいね!笑





そんな感じでなんとか5人の靴を選びました。店主のおじさんが得意さんの接客に行っちゃったりして、僕1人で5人のケンタウロスの見るっていうカオスな状況にもなりましたが笑


バイト代も、短い時間だったけど2日分の食事代くらいの金額出ました! これは、1人のケンタウロスが森に靴を落としてきたので、探しに行った手間賃だと思いますw



ユリーガノ、働くのもなんか刺激的で面白いです。靴とか洋服のデザインに興味ある人とか、こっちに来てケンタウロス用のとか作ったら面白いかも! 異世界の端っこで待ってますよ!

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