ユリーガノ王国ってどんなところ? テレビでも流れない情報を王国民のブロガーが教えます!

皆さん、どうも! 異世界ブロガーの波橋はばし賢人けんと、はばけんです!


早くブログの収益確定してほしいなあ。その金額で生活回せるようなら、遂に僕も「異世界プロブロガー」って名乗れますw


※プロブロガー=「ブログや関連業の収益だけで食べていける人」って勝手に定義してます



さてさて、皆さん、お待たせしました。今までテレビ・新聞・雑誌・インターネット・井戸端会議と様々な媒体で話題になっていたユリーガノ王国。でも画像や映像がなく、届くのは政府に向けたテキストの声明文だけなので、実際にはどんなところかよく分からなくないですか?


今日は僕が、そんなユリーガノ王国について、まだどこのメディアにも載ってない情報を書こうと思います。



なぜそんなことができるかって? それは僕がユリーガノ王国民だからです!!!(ドヤ顔)



政務官の方に聞いた話をもとにまとめてるので、これが一番確かな情報ですよ!



それでは、皆さんを異世界の世界(←)にご招待します~



【目次】

1.ユリーガノの歴史、国土

2.ユリーガノの文明

3.ユリーガノと魔法




1.ユリーガノの歴史、国土

お城で移民推進を担当している政務官の方から、お話を聞きました。

正式名称も「ユリーガノ王国」。地殻変動によって大陸が隆起し、そこに人が住みついたのが始まりらしいです。1000年程度の歴史があるということで、日本の半分くらいですね。


四方を海に囲まれていて、円形に近い土地。外周はほとんど山や森林です。国民が暮らしてるのは内側で、王の城はその中でも更に内側、島の中心から北寄りのところに位置しているみたいです。


少し前に土地全体を測量したらしく、僕がざっくり換算したところ、横が160km、縦が130kmくらい。横断なら歩いて5日、縦断なら4日というところでしょうか。大体円形ということなので、日本でもかなり大きめ、岩手県とか福島県くらいの面積はありそうです。


でも、人口は役人の調査によると70万人くらい。日本の都道府県に当てはめると最下位クラスなので、「土地はいっぱいあるけど人がいないよー」って感じです。ちなみにゆっくり時間をかけて減ってるそう。だから移民受け入れを推進してるんですね。


あ、人口というのは魔物を含んでいますが、これは「人間と同じように生活している魔物」に限定されます。有り体に言えば、人語を解して町で暮らしてるってことですね。じゃないと調査もできませんから笑


ちなみに、動物もいます。犬や猫は見かけませんが、馬や牛的なものがいました。顔色合いや大きさもそっちの世界のものと近いですね。やっぱりどの世界にも家畜というものは必要みたいです。



あと、エルフについての記事を書いたんで誤解してる人がいるかもしれませんが、この世界に「魔王」みたいな存在はいませんからね!笑  ユリーガノは基本的に周辺国との関係も良好で、近年は戦争もほぼないそうです。


ただ、「エルフやオークをドラゴンが束ねているような小国もあるらしい」という話を政務官の方から聞いたので、いつか本当に魔王みたいなヤツが現れるかもしれません。そのときは勇者を目指さないと(←)





2.ユリーガノの文明

「文明」なんて大それた単語を使いましたが、暮らしぶりはどうでしょう? 簡単に言えば、何もないのどかな田舎、といったところでしょうか。


コンクリートビルやネオン、サイネージ広告のようなものはもちろんありません。青い空、緑の木々、綺麗な川といった自然に囲まれた国です。


家ですが、民家は基本的には木造です。富裕層の家や役人が手続きをするために各村に立てている建物はレンガ造り、王様の住む城や神様を奉る教会は石造り。特に石造りは、壁が厚くて、半円状のアーチがふんだんに使われています。どこかで似たもの見たことあるなあと思ったらロマネスク様式ってヤツですね! 卒業旅行でヨーロッパ行ったのがこんなところで役に立ちましたw


人々の生活も、シンプルです。上下水道は整備されているものの、電気が通っていないので、当然家電もありません。薪や炭で火をおこして料理し、洗濯板で洗濯します。なんか新鮮でいいですね、こういうの。しばらくしたら家電欲しくなりそうですけど。笑


ちなみに移動手段ですが、馬車があります。が、皆さんが今頭に描いたような馬車ではありません! これについてはいずれレポ書かせていただきます!





3.ユリーガノと魔法

ユリーガノが現実世界と大きく違うところの一つですね。この世界には魔法があります!


空中から相手を火炎で焼き尽くし、冷気が立ち込めたかと思ったら瞬時に相手が氷付けになり、雷で複数の敵も一網打尽! はい、そんなRPGみたいな魔法ばかりではありません。笑


まず、基本的に人間は魔法を使えません。主に使うのは魔物。移動のためや、万が一争いになったときの攻撃用に使用するそうです。とはいえ、全ての種族の魔物が使えるわけでもありません。もっと言えば、同じ種族の中でも生まれつきの性質で魔法を使える/使えないが変わるようです。


ではなぜ僕がユリーガノ=魔法というのをこんなに押してるかというと、一部の「魔法を使える人々」が研究を進めてるからなんですね。それは混血の人。つまり、人間とエルフの間に生まれた子どもや、そのまた子どもが魔法を使える体質になっているんです。



その方たちを何と呼ぶか? さあ、皆さん、一緒に叫んでみましょう。せーのっ



魔術師!!!



え? 魔法使いや魔導師じゃないのかって? 確かにそこはフィーリングですね笑 僕と揃った方、はばけん検定(通称はば検←)イイところまでいきそうですよw



まあそんなわけで、魔術師の方が一部の魔法を使える魔物と協力して、主に生活に役立つ魔法の研究を続けています。

聞いた話では例えば……



「シーサーペント(海ヘビ)が氷の息を吐く」 ⇒ 体内のものを火に変える力 ⇒ 物質を変換する魔法


「精霊が一瞬で現れる」 ⇒ 瞬間的に移動する力 ⇒ 時空を跨いで物体を移動させる魔法



みたいな感じで、それぞれの魔物の特徴から根幹の技術を抽出して、何か生活に役立つようなものに使えないか、という研究が行われてるわけです。


ちなみにご想像の通り、2つの目の例の時空移動の実験が失敗して、時空に変に穴が開いたので、日本とのトンネルが出来たわけですw


とはいえ、別に全国民が魔法を使えるようになるわけじゃないし、研究を始めたのもそう昔ではないとのことですが、実はこの魔法こそが「移民受け入れ推進」の鍵なんですね。



例えば、物質変換の魔法。かなり汎用性が高いらしく、魔法を使える(=トンネルを行き来できる)魔術師が日本について調べ、日本円の世界間送金や、こちらのお金「ゴート」への変換を可能にしました。これがあるから、僕のアフィリエイト収入がちゃんとこちらで使えるわけです。



あとは、僕が住んでるの電源やネットワークも魔法で再現したものですね。こうしたサポートは、全国民が対象だと人数が多すぎるけど、移民の人に個別に対応するくらいはできるみたいです。



他にも、異なる種族同士でコミュニケーションする原理をもとに、読む・書く・聞く・話すという言語の翻訳も魔法で補ってるわけです。


こうして、僕達がユリーガノに来ても大丈夫な土壌を作ったんですね!






というわけで、どこよりも詳しいユリーガノ解説でした。この記事を読んで王国に惹かれた人、トンネルを見つけたら思い切って飛び込んでみよう! ホントに楽しいよ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る