第2134話 エンドレス
突然ですけど、宇部家の夕方から夜にかけての流れをお知らせします。ほんと突然ですけど、だいたいこのエッセイっていつもこうだし、大抵のことって突然だから。
宇部家の夜の予定は、娘の部活の有無によって左右します。旦那の仕事が終わるのが17時(よりも早く終わることもある)、部活が終わるのが17時半。なので、部活がなければ旦那の仕事が終わり次第帰ってきますが、部活がある時は遅くなるのです。とはいえ、たった30分の違いだろ? と思うかもしれません。ですが、あくまでも終わるのが17時半というだけで、なんやかんやアレコレがあるので、なかなか出て来ないらしく。
なので、部活がない時の家族の帰宅時間は17時~17時半なのですが、ある時は18時を過ぎます。
ただ私は16時半くらいには買い物を済ませて帰宅しておりますので、ご飯の仕度に関しては問題ありません。未だに手際は悪いのですが、全然余裕で間に合います。
とりあえず部活があるverで話を進めます。
まず、お風呂の湯張りスイッチをオン!
その間に旦那は子ども達のランドセルからプリントなどを回収、水筒を流しへ。娘は宿題に取り掛かります(息子は学童で終わらせてる)。
オーブンを使ったメニューの日はこのタイミングで余熱開始です。
お湯が溜まったら、(大抵余熱も終わる)オーブンスタート、そして私と娘が先に入ります。上がったら息子と旦那です。オーブンが終わってても出したら冷めちゃうので、家族が揃うまで放置。汁物を温めたり副菜を盛りつけたりします。
頭に巻いてたタオルを外して洗濯機にIN。滴らない程度に髪をザっと乾かします。なお、IHだからイケるかな? ってことで汁物は温めたままです。心配な時は娘に見てもらいます。
さぁ、男チームが上がってきました。
ほかほかご飯とアツアツの汁をよそい、副菜とメインを配膳していただきます。
で、大人が先に食べ終わるのですが、これでだいたい19時ちょい過ぎですかね。食べ終えた食器を片付け、炊飯器の中の余ったご飯を小分けにして冷凍。そして、洗濯機のスイッチオンです。
まぁこんな感じで、あとは子ども達がだいたい19時半くらいに食べ終わって、旦那が食器を洗い、私は二階で食後のストレッチ。それが終わった頃に洗濯が終わるので夫婦で干す。これで20時を過ぎる感じなので、子ども達はそろそろ寝る準備です。ここ最近はさすがにこれで20時消灯はあわただしいかな? ってことで、子ども達の消灯時間は20時半くらいになりました。
それで、子ども達が二階に行ったら大人の時間がスタート、っていうのが毎日の流れ。
さて、ここでもう1100字なわけですが、本題はここからです。
数日前のことです。
上記の流れで過ごしていたのですが、さぁそろそろ子ども達も寝る時間かな、というタイミングで、旦那が「洗濯長くない?」と言いました。
言われてみれば。
あれ? 確かに長いな。
時刻はもう20時過ぎ。洗濯機を回し始めたのは19時ちょいのはず。いつもこんなにかかるっけ?
どたどたと二人で洗面所に行きます。
洗濯機のランプは『すすぎ』の『1回』のところで点滅しています。なお、この点滅は「現在はこの工程に取り掛かってます」というお知らせなのでエラーではありません。
今日の洗濯の量はそこまで多くなく、40ℓのところでしたので、水が溜まるのにものすごく時間がかかるとか、そういうのもなさそう。というか、一番水の量が多い時だってこんなに時間はかからないはず。
旦那「もしかして俺、すすぎ二回にしちゃったかも……?(その日は旦那が洗濯のスイッチを入れた)」
宇部「かもしれないね。ちょっと様子見てみようか」
というわけで、子ども達を二階に見送った後でもう一度洗面所に集合し、二人並んで洗濯機を見守ります。
すすぎってこんなに時間長かったっけ?
このサーッて何の音?
そんなことをぽつぽつと話しながら、腕を組み、仁王立ちです。後方腕組み彼氏面ならぬ、真正面仁王立ち飼主面。どうやらさっきのサーッは水を抜いた音のようです。よしよし、ここから水を全部抜いて、そこから脱水だな? そうか、たぶんすすぎを二回にしてしまってたんだろう。
が。
洗濯機『ジャ――――!!!!(蛇口から水が出る音)』
宇部「っおいおいおいおい! こいつまたすすぎを……!」
旦那「待て待て待て待て! 一旦止めろ!」
ストップです。
一旦電源オフです。
もうわかりました。
こいつ、さっきからずっとすすぎを繰り返してたんだ。エンドレスすすぎです。
とりあえず、脱水のみをしてその日は終了。
さすがに平日電気屋さんに行くのは厳しいので、しばらくは手動で騙し騙しやります。
もうびっくりですよ。せめて何か兆候があれよ。
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