第2111話 私のカクヨムコンの楽しみ方
さて、カクヨム最大のお祭り、カクヨムコンがスタートしました。
前回の第9回カクヨムコンでは、宇部史上最大の盛り上がりを見せまして、特に何の賞にも引っかからなかったものの、それでもそれまでの代表作である『ヘタレ陰陽師(こんなタイトルじゃないけど)』をあっさりと塗り替え、悲願でもあった自作★200超えを達成することが出来ました。
それで相当良い思いをしたものですから、今回のカクヨムコンは楽しみでもあり、また怖くもあるわけです。
というのもですね、『ヘタレ陰陽師』の翌年に出した『なんでも食べる妖怪の話(こんなタイトルじゃないけど)』はヘタレほど評価の面では盛り上がらなかったわけです。ただ、ボクっ娘の獏っ娘・多々良が思った以上に好評だったのは良かった……!(笑)
というわけで、なんかこう……ドカンと当たった翌年はちょっとイマイチ、みたいなイメージがあってですよ。この調子で行くと、今回のカクヨムコンは……、などと少々暗い気持ちになりますが、まぁあまり心配しても仕方ないのでね、書いちゃったし(笑)
で、私のカクヨムコン参加スタンスについてお伝えしておこうと思います。
基本的に、普段交流があって作品を読んだことのあるフォロワーさんの作品から優先的に回ります。なぜかというと、「ここの作者様のお話は外れがない!」とわかっているからです。
一日が36時間くらいあるのなら、思い切って冒険するんですけど、この時期は読むものもたくさんありますし、ある程度厳選したいのです。
ただ、例外もあります。
宇部さんにも好みってもんがあります。いっちょ前に好みってぇもんがあるのです。なので、あっ、今回のこれはちょっと違うな」と思ったら、読まないこともあります。でも、断じて「面白くない」から読まないとかではないのです。たまたま私に合わないだけ。たまたまその時の私に合わなかっただけ!
ちなみに私はコメディ要素がないと駄目です。シリアス100%だと頭がカチカチに固くなってしまうというか、ストーリーが難しすぎて理解が追い付かないのです。内容そのものはシリアスだとしても、文体に砕けたところがあったり、遊び心があったりすれば!
あんまりしっとりしすぎてる恋愛も最近はあまり読まなくなりました。何でしょうね、疲れてるのかな。恋愛ものでも、ある程度ライトなコメディ要素は欲しいし、欲を言えばしっかりコメディであってほしいのです。とまぁ、なかなかに我が儘な私ですが、ほら、読者ってそういうものですから。読み手としての宇部さんはそういうものだから。
で、今回もレビューはもりもり書くつもりでおります。レビュー書くの楽しいから!
それに、何度も書きますけど、レビューを書くとね、自作にご新規さんが来てくれるんですよ。書いた作品の作者様がじゃなくて、読み専さんとかが来てくださるんですよ。「おっ、こいつのレビュー面白いな。こいつ、どんな話書くんだろ」、って見に来てくれる。やはり名前を売ってなんぼの世界……! 自作の宣伝の場なんて正直あんまりありませんからね。こういうところでもセコセコ宣伝しますよ、私は。
そんな感じで、コメントもレビューも書くんですけど、するとですね、稀にですけど、Twitterとかで「読んでください」って来たりするわけです。私の趣味嗜好をわかっていて、「宇部さん絶対これ好きだと思うから、もし良かったら」って感じに勧めて下さるならまだ良いんですけど、「読んでください!」ってぐいぐい来られるのは困ります。
Twitterのフォローもですね、カクヨムにアカウントがある方からのはなるべくフォローを返すようにしている(よほど強めの思想をお持ちじゃなければ)のですが、フォローした途端に「あなたの作品もフォローしますから、私のも読んでください!」ってメッセージが飛んできたりするともう「うわぁ……(ドン引き」なわけです。
違うんですよ。私はTwitterで、共にカクヨムコンを戦う仲間として、作品の宣伝をしたりとか、そういうのは全然しますけども、読むとまでは言ってないのです。私にも好みがあるのです。
というわけでですね。
私は自分が気に入った作品に関してはもう鼻息ふんすふんすしながらレビューも書きますし「これめっちゃお勧めです!」って声を張り上げて宣伝しますけども、決して宣伝屋さんではないのでね、本当に好きな作品だけですから。
読ませさえすりゃ同じ熱量で宣伝してもらえる! って期待されても困りますので、ご了承ください。ただ、気に入ったらこいつ暑苦しいなってくらいの熱量で勧めますけど。
というわけで、こんな感じのスタンスで参加します。
好きなものを好きなように読みます。
お祭りなので、楽しく参加します。
皆様も良いお祭りを!
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