第2088話 わからないこと
この年になっても、わからないことはたくさんあります。政治のこと、経済のこと、年末調整、捨ててるはずはないのになぜか減っていくクリップ。
大人になればなんでもわかると思っていました。
数学や物理はわからなくとも、なんかそういう、一般常識とか、生活の知恵とか、そういうのは自動的に身につくものだと。
ちなみに最近では、長丁場のコンサートとかの前に大福を食べるとトイレが遠くなって便利、というライフハックを入手しました。近々、結局何時に終わるのか見当もつかないクラシックのコンサートに行く予定があるので、身体を張って検証してみようと思っています。コンサートレポだけではなく、その辺も楽しみにしていただきたいところ。
そうそう、尿の話と言えば、先日ドックを受けたんですけども、夜21時以降絶食で、もちろん水の一滴も摂らず、寝起きに検尿で出し切ってドック会場に向かったわけなんですが、ある程度のメニューをこなした段階でこみ上げてくる尿意はあれ何なんでしょうね。いつの水分なの? じゃた朝出したやつは古い尿だったの? わかりません。そんなこともわかりません。いい大人でもわからないのです。自分の身体のことなのに、自分でもわかりません。すみませんね、爽やかな朝に尿の話しちゃって。
さて、そんなわからないことだらけのアラフォーおばさんが、「これもわっかんねぇんだよな」って話をしにきました。我はこの世のからくりがわからぬ。
詰め替えなんですよ。
特に、シャンプー(リンスorコンディショナーも含む)の詰め替え。ちょっと容量とか価格はあやふやなので、その辺はあやふやなまま書きますけど(調べろや)。
昔は詰め替え用って、1回分しか入ってなかったじゃないですか。そんで、1回分のはずなのになんか微妙に少ない気がして、えっこんなもん? って。不透明のボトルだとその辺わからないじゃないですか、もうなみなみ入ってると思ったら案外そうでもないとか。
でも我が家は100均の透明ボトルに詰め替えてますので、その辺はスケスケなのです。正規のボトルより容量が大きいこともあって、スカスカ感が半端ない。
そこで、最近では2回分入ってるやつが売られてますんで、そっちを買うわけです。2回分のって、当たり前ですけど1回では詰め替えられませんので(書きようによってはここ、進次郎構文になりそう)、キャップがついてて、取っておけるわけです。
で、その1回分詰め替え用(詰め①)がですね、仮に300㎖で300円だとするじゃないですか。となると、2回分の詰め替え用(詰め②)は600㎖なわけです。きっちり倍量。じゃあ価格は? ってなりますと、×2よりは多少お安いわけですね。590円とかになるわけです。じゃあ詰め②を買うか、ってなる。
ところがですね、ウチの店だとその詰め①、セール対象になりがちなんですよ。1週間とかのセールじゃなくて、『今月のお買い得商品!』みたいなやつ。『今月の』とか書きましたけど、2ヶ月くらいのロングランのパターンもある。そうなると、290円とかになるわけ。2つ買うと580円。たかが10円、されど10円。こうなると、どう考えても詰め②を買うよりも詰め①を2つ買った方が良いわけです。
この状況で詰め②を買うことってあるのかな、って。
こういうのの価格を決めてるのってメーカーさん? それとも、ウチの店の本部の方? これ、詰め①の方を買わせようとしてるってこと? それとも、保管場所云々とかゴミがどうとかでそれでも詰め②を買うの?! それがSDGzってこと?!
わかりません。
ちっともわかりません。
どう思います、皆さん。
私、この場合詰め①を2つ買うんですけど、この行動間違ってないですよね?
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