第1941話 40万なら納得
今日は寝る前の宇部夫妻のトークをお届けしたくて。
まぁ寝る前っていっても寝るのは私だけで旦那はまだ起きてるんですけどね。私を寝かしつけたら旦那の晩酌後半戦がキックオフするから。
これあれかな?
これもピロートークってやつなのかしら。
えっちなことしてなくても言うのかしら。
一応寝転がってピロー(枕)に頭乗っけてるんで、ピロートークカテゴリでいいのかしら。
まぁそこはどうでも良いんですけど。
そう、それで、そのトークなんですよ。
何がきっかけだったかは覚えてないんですけど、ふと、
「ドラクエ(ドラゴンクエスト)世界の通貨(『
って話になって。
あとから調べたら『1G=100円』らしいんですけど、その話をしてる時は知らなくてですね。
旦那「10円くらいなんじゃない?」
宇部「安っ! でもそうなるとさ、ひのきのぼう(最弱装備)の値段って……」
旦那「50円くらい?(いくらで売ってるのか定かじゃないけど5Gくらいでしたっけ?)」
宇部「ヤバいじゃん。修学旅行のお土産屋さんで買う木刀より安いじゃん」
旦那「そうなのよ」
これで魔王倒しに行けとか、ドラクエ3の王様どうなってんの。確か餞別とか言って渡してきた気がするけど。煽ってんの? これで殺れるもんなら殺ってみな、って? いやー、
でもさすがに『1G=10円』は安くない? と思うわけです。私の記憶の中にある『どうのつるぎ』なんて100Gですけど、そうなると1000円ですよ。ちょっとした包丁よりも安い。だったらいっそ関孫六の三徳包丁(3000円くらいだったかな)で冒険に出るでしょ。
宇部「てことは、はがねのつるぎ(1500Gくらい?)も15000円……?」
旦那「だね」
宇部「そこそこの殺傷力のある武器が15000円かぁ。果たしてこれは安いのか高いのか」
旦那「でもほら、ラスボス付近の村とかに売ってるやつって4万くらいのとかあるしさ」
宇部「4万てことは40万……。中古の軽が買えるくらい……? まぁ、武器と考えたら打倒かなぁ」
そこでふと思ったんですよ。
宇部「そういや、そういうラスボス付近の村って宿屋とかも高いよね。そんな良いベッドや枕使ってるとか……? 扱ってるものがもう大体高いのよ」
旦那「いやもうその辺はあれだよ。富士山にある売店みたいな」
宇部「あぁ、カップ麺が1000円くらいするやつ」
旦那「そうそう」
宇部「ていうかさ、そんな強いモンスターがうろうろしてる地域に配達する業者さんとか、絶対猛者だよね」
旦那「まぁレベル40は超えてるだろうね」
宇部「いっそその世界のク□ネコヤマト的な業者さんを集めて討伐隊結成した方が良くない? ク□ネコ討伐隊」
旦那「確かに」
佐●の可能性もあるはずだけど、パッと浮かんだのはク□ネコでしたね。間違っても赤●ではないはず。
ていうか、よくよく考えてみたらあの世界の流通ってどうなってるんでしょうね。異世界もののアニメとかだと普通に商人が馬車的なやつで荷物運んでますけど、冒険者だと数歩歩いただけで魔物にエンカウントするのに、商人は大丈夫なのか? なんか魔物と人間の間でそういう協定とか結んでる感じ?
それはもちろん護衛的なのを雇ってるんだよ、そういうのもあるから価格が上がるんだよ、って話なのかもですけど、勇者一行が苦戦するような(何なら全滅するレベルの)魔物が出たりするわけじゃないですか。てことは勇者レベルかそれ以上の人を雇ってるってこと? もしや元勇者(なんか色々理由があって辞めたとか)だったり?! えー、何それ、なんかこれでお話一本書けそうじゃない? 元勇者がラスボス付近の村の商人の護衛やってる話! めっちゃ強いし、なんか特殊な魔法も使えたりとか、現役勇者が落とした(?)伝説の武器防具とか普通に装備出来たりとかして、「えっ? モトユーさん(仮名)、何者……?」ってざわざわする感じ。伝説の護衛ですよ。
って思ったりしたんですけど、まぁよくよく考えたら私それ系の異世界モノ書けねぇんですわ(笑)
このアイディア使って良いから誰か書きませんか?
それとももうある?
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