第1934話 車内にて
というわけで、せっかくの夫婦デートです。
車内トークでも1話書けないともったいないですよね(もったいないとは?)。
夫婦二人だけで、いざ行かん、秋田市! もっと言うと、秋田市のイオンモールです。もうね、そこしか行くとこねぇからマジで。あとはドン・キホーテくらいしか。
で、その行きの車内、テレビでポケモンが流れてまして。別にポケモンが見たかったわけではないんですけど、ちょうど番組が終わるところだったので、まぁそのままでいっか、って。で、ほったらかしてたら、今度はポケモンのおもちゃのCMが流れたんですね。おもちゃっていうか、食玩ですね。ちっちゃいソフビ的な人形で。
それを見て思い出したんですよ。
「あっ、イオン行ったら、ジェイソンさんの指輪のガチャガチャ探さないと」って。
それで、ハンドルを握るマイハズバンドにぽつりと言ったんですね。
宇部「秋田にさ、アレあるかな」
旦那「あー、アレね。あるんじゃない? 探してみようよ」
普通にね、通じて。
でもいや、わからんぞ。
旦那のことだから、とりあえず話を合わせくれてるだけの可能性もある。
どんな時でも私に合わせてくれる旦那ですし、その日は特に私も旦那も浮かれきってますから。それくらいのサービスはするかも、なんて。
宇部「ちなみに良夫さんさ、『アレ』が何かってわかってる?」
だからね、突っ込んで聞いてみましたとも。
すると。
旦那「わかるよ。アレでしょ? 『13日の金曜日』のガチャガチャ」
宇部「えっ!? 何でわかったの?!」
旦那「いや、わかるよ」
わかるのです。
わかっていたのです。
どうなってんのこの人!
エスパーかよ!
と叫んだのが行きのハイライトでしたね。
そして、無事にジェイソンさんを見つけた、というのは先にノートの方で報告させていただきました。
そんで帰りですよ。
帰りもテレビの内容からなんですけど。
番組の途中から見始めたので番組名もわかりませんし、ぶっちゃけどういう内容の番組なのかもわからないんですけど、とにかくなんか、『バズらせ屋さん』みたいな人が出ていたのです。彼にかかれば、新規アカウントでもバズらせられまっせ、みたいな。えっ、マジで!?
ぜひとも参考にさせていただきたいところでしたが、その時はTikTokの話でね。TikTok専門のバズらせ屋さんなのかもしれません。
で、その人が言うには、TikTokは最初の数秒(何ならコンマ数秒)が重要らしくて。まぁ、いうなれば表紙みたいなところですね。皆、画面をスクロールさせて動画を探すので、そのスクロールされる瞬間に「おっ?」って注目してくれるかがポイントだと。
成る程成る程。
我々でいうところのタイトルとキャッチですね。ちなみに私は最近、紹介文も少し意識してます。ほら、最初の数行だけは表示されるじゃないですか。
マチコさんのはちなみに、
【32歳コミュ障学食のおばちゃん×27歳俺様系イケメン院生の年の差恋愛は成就するのか?!】
っていうのを最初に載せてました。わかりやすいかな? って。効果があるかはわかりません。
それでですよ。
はぁはぁ成る程と思いながら見てたんですけど、ほら、あっちは動画なのでね。視聴時間っていうのも大事らしいんですよ。それがどうカウントされるのかわからないんですけど、我々のPVとはまた違う何かがあるんでしょうね。
で、そこでもテクニックがあると。視聴時間を長くする(長く滞在してもらう)テクがあると。
「(字幕など)わざと誤字をするんですよ」
「そしたら、『字、間違ってますよ』みたいなコメントが来るんです」
「そこ(コメントを見たり書いたりしてる時間)も視聴時間にカウントされるので」
嘘でしょ。
えっ、わざと誤字る? テクとしてわざと誤字る世界線がここにあるの?
確かに。
確かに誤字があるとご指摘はいただけます。
ええ、恥ずかしながら、私ほんと誤字が多くてですね。あと、書き上がってから「あっ、やっぱここの表現、○○に変えよ」って直した際に、その前の部分をちゃんと消し切れてなかったり、みたいなのもめちゃくちゃ多いです。
もうね、ご指摘を受ける度に情けねぇなってしょんぼりするところなんですけど、まさかわざと誤字る世界があるなんて思わないじゃないですか。ちょっとドジな
もちろん、向こうは動画で再生数を稼いでナンボですから、こっちみたいに文字で(というか物語だけど)勝負じゃないのはわかるんですけど、ちょっとびっくりしちゃって。
あの、どうか皆さんね、くれぐれも、
「そっかー! 誤字れば指摘でコメント数増えるのか!」
なんて考えませんように。そんな悪い考えは捨てて。土俵が違うからね。だったらここで書くなよ、ってね。
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