第1888話 欲望に忠実
おっ、ゾロ目やんけ! って、どうしてこういう時って関西弁になるんでしょうね。不思議。
そうそう、方言といえば、こないだ青森出身の社員さん(♀)の前で「なんもなんも」って言ったらめちゃくちゃびっくりされましたね。「北海道でも使うんですか?!」って。どうやら東北の方言だと思ってたみたいで。案外東北と北海道って方言が似てるというか、同じ方言を使ってたりするんですよね。ほら、有名なやつだと『(ごみを)投げる』ね。『捨てる』って意味の。そうか、そんなにびっくりするか、とちょっと驚いた話でした。
さすがにこれで終わるわけにはいきませんので、もう一つ。
いやもう、ここ最近マジでこのエッセイのネタがなくてですね。毎日ひいひい言いながらひり出しているんですけど、そういう時に限ってやりたいことが出て来ちゃうんですよ。
いまもうめちゃくちゃお裁縫したい。
というのもですよ。
ちゃんと理由があるにはあるのです。理由というか、きっかけというか。
先日ね、PTA参観日があったんですよ。
まぁ昔と違って全然かっちりしてなくても良いというか、パーカーにジーンズ、みたいな恰好のママさんもいたりはするんですけど、それでもまさかチャイルドプレイのチャッキーがババーンとプリントされたスウェットとかでは行けませんから。多少はね? なんかこう……ちょい『かっちり』みたいな、そんな感じの恰好をするわけですよ。気温も低かったし。せめて温かい日だったらもう少しカジュアルな感じで行けたんですけど。
で、そうなると。
合わせるバッグが微妙で。
皆さんも(たぶん)ご存知の通り、宇部さんが普段持ち歩くバッグはよほどのことがない限りオール手作り。革製とかはね、さすがに無理ですけど、雨(雪)の日用のラミネートバッグだって手作りですし、お昼ご飯を入れてるナイロンのトートも手作り。ウチのブラザーちゃん(ミシン)で縫うことが出来るやつなら、基本的には自分で作ります。だって楽しいし、好きなところにポケットつけられるし、大きさも自由だし!
で、毎回このPTA参観の度に思うんですよ。
「合わせるバッグがねぇ」
って。
何せ、せっかく自分で作るなら、普通に売ってないような変わった柄で作りたいじゃないですか。あっ、この柄可愛い! って何も考えずに買いまくった結果がこれですよ。
これはもういよいよもってそれなりの場でも持っていけるような柄の布を買った方が良いんじゃない? って思ったわけです。さすがに今回のPTAは間に合いませんけど、次回とかね? それにPTAに限らずですよ。そういう感じのバッグがあっても良いんじゃないかな、って思って。それで、このエッセイのストックがねぇっつってんのに、他にも書かないといけないやつがあるってのに、それをそっちのけで布探しをしてたっていうね。
ただ私はね、懲りないから。
また同じ過ちを犯すから。
人間ってそういう愚かなところあるから。
気づけばカートの中に『かっちり』の『か』の字もねぇようなアフリカンなプリントが入ってたからね。もちろん、当然のように買ったから。
よく考えて、私。私のワードローブに一枚でもアフリカンなやつなんてあった? ないよね?! なのに買ったから。だって可愛くてさ。
もうね、これの繰り返しだから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます