第1885話 言っちゃ駄目なやつ
先日ね、夜に旦那がコンビニにちょっとお買い物に出掛けまして、帰宅早々こんなことを言うわけです。
旦那「いま○○って番組見ててさ(車内のナビで見た模様)、『その県民を怒らせる言葉』みたいなのやってて」
と。
宇部「何それ。どういうこと?」
旦那「なんか、確か、新年度ってことで色んな県から異動してくる人とかいると思うんだけど、そういう時にその話題を出したら地雷だから気をつけよう、みたいな」
宇部「成る程。あらかじめそういうのを学んでおいて、無駄な争いを避けましょう的な、そういう話ね」
旦那「そうそう」
確かに、ありますよね。
県民性っていうか、その県のイメージみたいなの。だけど、皆がみんなそれに当てはまるわけではないし、そういう思い込みで「お前もそうなんだろ?」みたいなノリで接されるとカチンと来る、みたいな。
で。
宇部「それってさ、秋田はなんだったの? 北海道もある?」
旦那「あったあった。ていうか、全部の県があった」
宇部「そうなんだ」
旦那「ちなみに、北海道は何だと思う?」
宇部「何だろ。『お前んトコ、一年中雪降ってんだろ?』とか……、あっ、『花畑牧場の田中義剛って道民?※』とか?」
※花畑牧場は田中義剛さんというタレントさんの経営する企業で、本社は北海道にありますが、彼は青森県民です。彼を道民と言うと、たぶん道民はブチ切れます。
旦那「いや、『北海道の人って皆大泉君のファンなんでしょ?』ってやつだった」
宇部「そっちかー(笑)」
確かに、決めつけられると嫌かも。
でもね、たぶん、好きな人は多いですよ。私も好き。大泉君の良いところは、やっぱり北海道を好きでいてくれるところと、あとなんかいつまでも下っ端感があるところ。大御所、って感じがしないんですよね。結構色々出てる凄い役者さんなのに。
宇部「ちなみに秋田は? 『野良なまはげがうろうろしてるんでしょ?』とか? 『主食きりたんぽ?』とか?」
旦那「いや、秋田出身の女性に対して『秋田美人って言う割には(ゴニョゴニョ』みたいなやつ」
宇部「それは酷い! でもそりゃあ秋田にだって不美人はいますよ! ただ、平均値が高いのよ!」
旦那「ね。その逆で日本三大ブスって言われる県の人に対して、『思ってたより美人』みたいなのもあるみたい」
宇部「それもなぁ。褒めてねぇんだよな」
どうでしょう、この番組、見た方もいるかと思うんですけど、自分達の県でもそういうのあるぞ、みたいなのあります? よく聞くのは大阪の方に対して「何か面白いこと言って」でしょうか。いやいや、大阪の人だってそういうのが苦手な人もいるでしょうに!
ちなみに、北海道出身と言うと、高確率で「海産物美味しいですよね」みたいなのを言われます。ただこれに関しては悪気がある(私は海産物が苦手)やつじゃなくて、ただ純粋に北海道の良いところを出してくれてるだけなので、全然良いんですけどね。ほんともう、私が苦手なだけです。マジでごめんな。
あと、青森の人に対して「ちょっと訛ってみて」ってのもあるみたいです。もうね、そういう時は青森の人もね、フルスロットル方言でそいつを罵倒してやればいいと思います! それか今後その人とのやり取りはすべて方言にしてやればいい。良いか、画面下にテロップとか出ねぇからな?! 後悔するなよ?!
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