第1873話 油断した
ノートの方で先に報告しましたけど、風邪引いちゃって。引いたっていうか、まぁ状況的にアレだよね。子ども達のが
今回の風邪はなかなか長引いた感じがあってですね。最初は娘だったんですけど、それが3/24のことだったんですね。春休みに入った直後で、疲れが出たかな? なんて話をしてたんですよ。宇部家では毎回長期休みの最後の日曜日は、みんなでお出掛けするんですよ。私、基本的に日曜は仕事なので、その時は休みを取る感じで。
だから今回も31日にお休みを取ってて。だからね、娘が言うわけですよ。
「31日までには治すから」
って。
まぁ結論から言うと、娘は31日までに解熱もしたし元気にもなったんですけど、次は息子でしたね。娘はただひたすら熱だけだったんですけど、息子は熱と鼻水と咳。なんか追加オプションがあるな……。
というわけで、結局31日のお休みはお家でじっとしてるだけで終わったんですけども、その甲斐あって、息子も解熱。ただまぁちょっと咳が根強いかな? みたいな。
だけれども、まぁ、これで終わりだろう。
そう思っていたのです。
うどんばかり茹でる生活ともおさらばだ。
そう思っていたのです。
おかしいな?
と思ったのは、4/3の朝。なんだか喉に違和感アリ。ですが、その前日の4/2がですね、なんだか恐ろしいほど忙しくて、結構声を張っていたものですから、それでかな? と思いました。その日は最高気温が15℃くらいまで上がるんだったか、なんかとにかく温かい予報だったのです。ここ最近は新生活スタートということでお客さんの数も多く、めちゃくちゃ忙しいです。なので、いつもは制服の下にヒートテック的なやつと薄手のセーターを着ているんですけども、薄手のカットソーで出勤しました。
店内クソ寒い。
ここぞとばかりに店内のエアコンはOFFされていました。全社的に、経費節減だとか言って、ありとあらゆるものがカットされており、エアコンの設定温度もかなり厳しくなっているのですが、その日はもういよいよOFFされてました。
クッソ寒い。
慌てて、制服の上からジャンパーを羽織ります。確かに寒いと訴える従業員は多かったのですが、ジャンパーを羽織っていたのは私だけだったかもしれません。いま思えばこれも風邪の予兆だったのでしょう。何もかもが『いま思えば』ですが、そういややたらとくしゃみが出て、鼻水がズルズルでした。Myティッシュ(柔らかいやつ)持参でレジに入る私に、先輩が「宇部さん、花粉症?」と聞いてきました。「いえ、花粉ではなくて、もともと季節の変わり目はこんな感じで(これは本当)」と返しました。
で、そのレジの途中で「いよいよこれはおかしいぞ」となったわけです。
声がガラッガラなのです。
あれよあれよという間に、声がガラッガラになったのです。売り場でうろうろするくらいなら、何とかなったかもしれませんが、レジはお客様がいる限り、ノンストップでしゃべり続けなくてはなりません。それも良くなかったのでしょう。
それはそれはガサガサの声で何とかその時間をやり過ごし、その日の仕事を終え、買い物を済ませて帰宅。
この時点ではまだひたすら声がガサガサするだけの人だったのです。熱も36℃台でした。が、お風呂と食事を済ませて検温してみると、
37.0!
盛り上がって来たな、と思いました。
祭りはこれからだぞ、と思いました。
で、翌朝、38℃を超えていた、と。そういうわけです。
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