第1838話 息子の成長
こないだ子ども達の参観日に行ってですよ。
改めて「おや?」と思ったんですけど。
息子の服、ピチピチでは? と。
家でももちろん服は着てるんですけど(当たり前か)、なんていうか、全体を見る機会があまりないというか、ほぼほぼ座ってゲームしてるかお絵描きしてるかですし、ご飯を食べる時は宇部家って基本的にパジャマなんですよ。朝は食べてから着替えるし、夜はお風呂の後にご飯なので。
そんで、そのパジャマは割とぶかっとしているので、気付かなかったんですよね。
で、学校で発表している息子を見て、なんかピチピチしている気がするぞ、と。
これはいけません。
娘はおばあちゃんからお洋服を貢がれまくっていますが(初めての女の子なので、とにかく可愛い服を買いたい模様)、息子の方は私が用意するしかないのです。お兄ちゃんの方だけ与えられてないと思われたら大変です。
ぶっちゃけ娘の方も本当は私が用意したいのですが、どうやら、ママのセレクトではもう満足出来ないフェーズに入っているらしく、おばあちゃんとしまむらに行ってキャッキャしているようです。おばあちゃん、昨今のトレンドにも理解がありまくる……。ママは正直、そういうのよりももっと女児っぽいの着てほしいんだけど。まぁ、君が良いなら良いけどさ。
まぁそんなこんなでしまむらに行って160の服を探したわけですが、もうアレね。春物なのね。素材がペラペラなのよ。あのね、コッチ、まーた冬に逆戻りなの。1月も2月もほぼほぼ雪なんか降らなかったくせに、いま降ってるの(※とか書いてるうちに溶けました。でもクソ寒い)。何ならね? コーデュロイのズボンとかでも良いくらい。そんな気温なのに、そんなペラッペラでシャカシャカした素材のズボンなんて履かせられるか!
などとお門違いの怒りをぶつけつつ、とりあえずこの季節でもなんとかなりそうなやつを数点見繕ってレジへGO! ちなみに、私の服も買ってきました。値下げされてた冬服です。ちょっと値の張るやつはこのタイミングで買って、いま時期に着たり、来年着たりするのです。
で、買ったはいいものの。
めっちゃ大きいんですよ。
めっちゃ大きく見えるんですよ。
これ、私も着られるのでは?! て思うくらいに。
確か160は、身長約157㎝の私も着られるんですよ。ただまぁ、子ども服と大人のレディース服、やっぱり何が違うかって胸囲ですよね。肩幅とか袖の長さ、丈は大丈夫でもそこでアウト。ただ、ズボンは余裕で履けました。少々足首が出るけど、履けちゃう。履くなよ。
そう考えると、160なんて息子には大きすぎるのでは?!
ピチピチもみっともないけど、ぶかぶかもどうなの?! でも、いまダボっとした感じの流行ってるし大丈夫?!
そんなハラハラを抱えた翌朝。
ご飯を食べ、いざお着替えです。
やはり、上はぶかぶかでしたね。ビッグシルエットのやつなのかな? そんなことは書いてなかったけど、明らかに肩が余ってます。ドロップショルダー流行ってるしね。大丈夫大丈夫。
それよりも特筆すべきはズボンです。
えっ、ぴったりなんだが?!
えっ、おま、脚長い? もしかして!?
お店で見た時はもうめちゃくちゃ大きく見えて、こんなのもうお兄さんが履くやつだろと思ったんですが、まぁよくよく考えてみたら、彼も『お兄さん』ではあるのです。何せ彼はあと数ヶ月で6年生になるのです。修学旅行もあります! お兄さんです! そりゃあ160くらい履くか! そう思うのですが、どうしても信じられなくて。えっ、息子が? 160? おいおいもうこれ少年だろ! 息子が少年になってる!(少年です)
いつまでも子ども達って『子ども』の印象が強くて、特に息子はまだ言動が幼いところがあるものですから、彼の『少年』の部分を見るとちょっとドキッとしますね。こりゃあ毛が生えたりしたらママ大変だぞ。
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