第1817話 チャ◯キー
満を持してあの『チャイルド・プレイ』の第一作目がAmaz〇nPrimeで観られる、という情報をいただきましてですね(サンキュー、もりくぼさん!)、早速観た次第であります!
というわけで、察しの良い方はもうお分かりかと思います。
今回の宇部ッセイは映画の感想回! バッキャロー! こんな場末のエッセイでネタバレ踏んでたまるかってんだ! 俺は部屋に帰らせてもらう! という方はいますぐ自室に戻って鍵をかけろ! だが、それでも明日まで命があると思うな。どういうわけだかホラーやミステリー、サスペンスの世界ではそういうやつから
といういつもの注意喚起という名の茶番を挟みましたので、もう大丈夫ですかね。ええ、そろそろ『チャイルド・プレイ』の話をさせていただいても?
さて、『チャイルド・プレイ』です。
私がこれまで見たことがあるのは、2と3とリメイク版です。つまりは、「なんかよくわからないけど、アンディという少年が、チャッキーという名前のグッドガイ人形(商品名)に命を狙われている」という構図が出来上がっている状態でのスタートだったのです。ですが今回、やっと、その「なんかよくわからないけど」の部分が判明するのです。何がどうなってアンディ少年はこんな悪質なストーカーに悩まされるようになったのでしょう。
ただまぁ、このエッセイに長くお付き合いくださっている方はもうわかっているかと思いますが、私は、ここまでネタバレするぞするぞと脅しつつも、そう大したことを書かないのです。今回もそうです。ストーリー云々よりも気になることがあるのです。
お母さん、そのプレゼントはないでしょ。
もうね、とにかく序盤はここが気になっちゃって。
ほら、そもそもね、チャッキーって、めっちゃ人気のあるおもちゃなんですよ。結構なサイズ感のしゃべる人形で、なんと100ドルもするのだそう。調べてみたら当時の1ドルは128.1517円だそうです。そんな細かいところまで出す必要あるの? ドルって。よくわかりませんが、そういうことらしいので12815円ってことで良いのかな。子どものおもちゃと考えるとかなりの額です。なので、まぁ、庶民の子どもがねだれるのはやっぱり誕生日とかクリスマスでしょうか。だとしても高いけど。
で、そのアンディ少年(6歳)も、グッドガイ人形が欲しいんですよ。誕生日の朝、めっちゃでっかいプレゼントの箱が用意されてるんですけど、こんなのもう期待しかないでしょ。だからね、ワクワクしてママに言うわけですね、開けて良い? って。もうね、サイズからして我々も「ほほう、あの中にチャッキーが」って思うわけです。ですが、中から出て来たのは、まさかのジーンズ!
お母さんっ!!
いやもうその演出何!?
サプライズにしても一周回って悪意しかないよ!
そんな期待させておいて、そのオチはないでしょ?!
アンディ、一生モンのトラウマになるって!
何でそんな演出しちゃった?!
どうやら、お金が足りなくて買えなかったらしいんですよ。まぁ、それは仕方ないよね。でも、どうだろ。あの時代ってジーンズもそれなりの値段したりしない? そのジーンズを買わなかったら普通に+何ドルかで買えた可能性ない? てかその箱の大きさ必要だった? Amaz◯nで買ったの?
ただまぁ過ぎたことは仕方ないです。その時のアンディには必要だったんでしょう。ジーンズがさ。じゃあ、チャッキーはどこから出てくんの? って話じゃないですか。それがですね、なんやかんやで殺人鬼チャールズナントカ(あだ名はチャッキー)が逃げ込んだおもちゃ屋さんにあった人形(中にチャッキーが乗り移り済)をホームレスが回収してて、それをお母さんが買い取ったんですよ。30ドルで。えーと、計算すると、約3844円。破格です。買うしかねぇ。
いや、こう言っちゃなんだけど、もうどこからどう見てもホームレスな人から訳アリ商品買うの、ちょっと抵抗があるんだけど。
そんでまぁ、なんやかんやあって、チャッキーは丸焦げになって、さらに銃弾を何発も叩き込まれて終わるんですけど、これね、2のオープニングで、この焦げっ焦げの残骸を回収して、どうにかきれいにして、それを元に新しいのを作るんですよ。
頭おかしくない?
何でそれリメイクした?
再利用する必要どこにもなかったよね?
2を最初に見た時も、何がどうなってこんな焦げた人形をリメイクすることにしたんだよ、って思いましたけど、きっと1を見ればその辺の謎も解けるんだろうなって思ってたんですよ。なんの問題もないですよ、ただの人形ですよ、って証明するために回収して分析したんです、っていうのはわかるんですけど、分析だけで良かったよね? それを元に人形に作り直す必要はなかったよね?!
でもまぁ、そうしないと2は始まりませんしね。多少のごり押しというか、力技は大切ですよね!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます