第1818話 “それ”がいる森
1818話です。
まぁそれもこれもいまとなってはいい思い出ですけどね。ちなみに宇部家の子ども達はどちらもお風呂イヤイヤはありませんでした。ご飯とか昼寝とかのイヤイヤはありましたけど、どういうわけか風呂に関してはニッコニコでGOでしたね。ご先祖にしずかちゃんいる?
それはそれとして、今日はね、またしても映画の話をしに来ました。しかも、邦画です。さらに言いますと、主演俳優は何と『相葉雅紀』さん!
ご存知ですか、相葉雅紀さん!
いまをときめ――いているかはわかりませんが、とにかく『嵐』の相葉君です。その相葉君が主演の映画、『“それ”がいる森』。ジャンルはたぶんホラーです。
何せ、主演がいまをときめ――いているかわかりませんが、とにかく『嵐』のメンバーなのです。『嵐』のメンバーの相葉君が主演している映画ですから、もしかしたら「えっ、相葉君が出てるなら私も見ます!」ってこともあるかもしれませんので、今回ばかりは! という方はいますぐ回れ右をしてください。
いや、相葉雅紀がなんぼのもんじゃい、宇部さんが見るってことは、つまりそういうことだろ? だったら見るわけねぇよ! という方はこのままお付き合いください。つまりそういうことです。
良いですか、皆さん。
コチラの映画、Amaz〇nさんのレビューではなんと驚きの2.2なのです! 嵐のメンバーが主演でこのザマです! 当時(2022年)はまだJの力がバリバリだったのではと思うのですが、事務所から怒られなかったのでしょうか。
ストーリーとしてはこうです。
相葉君はなんか金持ちのお嬢さん(社長令嬢)と結婚していて、息子君が一人いるのですが、なんかよくわからないけど、義父に追い出されてしまうのです。別居してるだけかな? と思いきや離婚していて、故郷(?)の福島でミカン農家をしています。
ある日、元奥さんと一緒にいるはずの息子君が一人で相葉君(パパ)を訪ねてやって来ます。家出してきた、と。
しばらくここにいる、みたいな話だと思っていたのですが、さっさと転入の手続きも済ませてしまいます。そういうものなんですかね。その辺のことはよくわかりません。
まぁこの手の話のだいたいのパターンと言いますか、都会から来た子って何でかいじめられがちなんですよね。都会的な雰囲気に女子がキャーキャー言うのが鼻につくんですね。しかも、もやしっ子と思ってたのに、実はサッカーがうまかったりして。生意気だ、って。
すると、見かねたクラスのぽっちゃり君がその息子君と仲良くしてくれるわけです。素敵な友情ストーリーです。ぽっちゃり君は友達の証として、
が。
ぽ「ここ、トラップがあるんだよ」
どうやらその秘密基地にたどり着くには、そういったトラップを避けていかねばならないらしいのです。ぽっちゃり君は、ジャンプしてそれを飛び越えようとしますが、体型的な問題なのか、はたまたシンプルに運動神経的なアレなのか、飛び越えることが出来ず、ズボォ、と落ちてしまうのです。そう、トラップというのは落とし穴。それも結構な深さです。大人でも人によってはギリ飛び越えらんねぇだろってやつ。
ぽっちゃり君がトラップと認識していたということは、彼は過去にもきっと引っかかっていると思うのです。その度に彼はその穴から這い上がり、そして、何者かによってふたたび元に戻されているのです。そうまでして捕えたいものって何!?
一応、その山は熊が出るらしいので、そう考えると熊を捕らえるためのもの? でも熊ってわざわざ罠を仕掛けて捕まえるの? 悪さをしてなければ放置しない? 山はむしろ彼らの縄張りなのでは?!
まぁ良いです。
とにもかくにもぽっちゃり君と仲良くなった息子君なのです。
すると、そこには謎の銀の物体が!!!
もう絵に描いたような宇宙船というかなんというか。
つい最近似たような形のものを見たな、と思いました。
アレです。
『不思議惑星キン・ザ・ザ』です。
アレに出て来た宇宙船にちょっと似てます。えっ。オマージュ? 一瞬思いましたが、たぶん違います。
そんで、結局ですね、なんやかんやでそのぽっちゃり君とクラスメイトの女の子が行方不明になるわけですけど、これね、ホラーっていうか、SFなんですよ。
あのね、宇宙人が出て来るんですよ。
もうね、絵に描いたようなやつが。
良いですか、2022年の映画なんです。
主演は何度も言いますが、相葉雅紀君です。『嵐』の相葉君です。ユーアーマイソウッソウッ、いーつーもすーぐーそーばーにーある、の相葉君です。
そんな『嵐』の相葉君が主演の映画で、コントみたいな宇宙人出したら駄目でしょ!
これが劇場で公開されたという狂気よ。
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